ワインの世界史 自然の恵みと人間の知恵の歩み (日経ビジネス人文庫)

著者 :
  • 日本経済新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532198541

作品紹介・あらすじ

2010年6月に河出書房新社から刊行された『ワインの歴史』を改題、改訂し、文庫化しました。

ワインはメソポタミアに始まり、
エジプト、ギリシャ、ローマを経て、
欧州、世界へどのように広がったのか?
旧約聖書と新約聖書のワイン記述の違い
130種類以上のワインがあった古代ギリシャ
ワインはローマ軍の必需装備だった
ブルゴーニュワインはシトー派修道院が源流
ナポレオン三世が「格付け」を作らせた
--等々、ワインのことをあまり知らない読者も
楽しく読むことができる歴史読み物です。

文庫化にあたっては第10章を改訂し、文庫あとがきを加えました。

感想・レビュー・書評

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  • うーん微妙。

    まず、繰り返しが多い。あれもこれも詰め込もう、調べたことは盛り込もうとしすぎてかえって分かりづらくなっている。

    もう少し整理してまとめて欲しかった。

  • 見た目に反して、かなり骨太に通史が書かれた本です。タイトル通りにしっかりと「世界史」の流れを説明した上で、そこにワインのテーマ史がどう絡んでいるかを解説してくれています。ワイン関連だけでなく歴史一般の話題も含め、文庫本とは思えない情報量の多さで圧倒されました。

    以下、まとめ。
    メソポタミアで初期のワインが生まれる。
    エジプトで搾汁と熟成により発展。
    ギリシャで庶民化され、文化としても洗練。
    ローマでは享楽的な貴族の高級ワインと、キリスト教の神秘性を持った飲まれ方に二分。
    中世でさらに幅が広がる。フランス王侯貴族のワイン、修道院のワイン、都市のワイン(水の代わり)。
    絶対王政時代、ブルゴーニュやボルドーなどのクラシックワインの原型ができる。
    18世紀、発酵の解明。
    19世紀、革命でワイン作りが貴族の封建制からブルジョワの自由経営へ。
    20世紀、科学的な醸造法の確立、ジャーナリズム、グローバリズム。

  • ワインが、より美味しく、より一層好きになる作品。
    日本の酒文化から、ヨーロッパのクラシックワインの成立までのワイン文化史。

    特にボルドーとブルゴーニュの二大フランスワインの歴史の体系は詳しく必読。
    アメリカを中心としたニューワールドワインの歴史や最新トレンドも嬉しい。

    物流革命によるパリ近郊にあったワイナリーの衰退、ステンレス製のイノベーション、化学によるワイン成立過程の発見など。
    ワインを中心とした経済・文化史と言っても過言ではない。

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著者プロフィール

弁護士、日本輸入ワイン協会会長、フランス食品振興会主催の世界ソムリエコンクール日本代表審査委員。永年にわたり生産者との親交を深め、豊富な知識をもとに、ワイン関係の著作・翻訳を著すなど日本でのワイン普及に貢献する。主な著書に『シャンパン大全』『ワインの世界史』(ともに日経ビジネス人文庫)、『歴史の中のワイン』(文春新書)、『チリワイン』(ガイアブックス)、主な監修書に『世界のワイン図鑑 第7 版』(ガイアブックス)ほか多数。

「2021年 『世界のワイン図鑑 第8版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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