LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲 (日経ビジネス人文庫)

制作 : 川本 裕子 
  • 日本経済新聞出版
4.20
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本棚登録 : 520
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532198763

作品紹介・あらすじ

全世界で160万部突破!
フェイスブックのCOOが書いた大ベストセラーが、ついに文庫化

幸せとキャリアは
両立できる!

■新規大卒者の50%が女性となってから30年が経過したにもかかわらず、いまだにアメリカの政府や企業のリーダーの大多数は男性です。つまり、社会生活に大きな影響を与える決定において、女性の声が平等に反映されにくい状況が続いているのです。この問題は、日本ではより顕著です。なぜ女性リーダーが生まれにくいのでしょう? その原因はどこにあるのでしょう?

■フォーチュン誌の「世界で最も有力な女性50人」、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選出されたフェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグが、女性たちのポテンシャルをすべて引き出し、自分の幸せとキャリア上の成功を手に入れるための方法をお教えします。

■会社での交渉術、メンターの見つけ方、よいキャリア設計、「すべてを手に入れる」という発想をやめる……など、実際的なノウハウを、自分のキャリアと家庭生活と子育てを振り返りながら伝授します。TEDで200万回以上も視聴された動画から生まれた本書は、自分の目標に向かって一歩踏み出し、全力でゴールをめざす女性たちへ、また平等な世界を築きたいと考えている男性たちへ贈る強いメッセージです。

■マーク・ザッカーバーグ推薦!
「この本は、とりわけ男性に読んでもらいたい。
とくにより良いリーダーに、
より優れたリーダーになりたい人たちにお勧めである」

感想・レビュー・書評

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  • FacebookのCOOが一人の女性として、キャリアデザインについて、生の声を綴っている。飾られた言葉ではなく、我々と同じ悩みを色々抱えて、失敗し、それをどう克服してきたか、もがいているかを書いている。
    シェリルの場合、非常に恵まれたパートナーだと思ったが、そのようなパートナーを選ぶ事も、重要な要素だと感じた。

    以下メモ。

    ・キャリアは梯子ではなくジャングルジム。
    ・仕事と家庭は二項対立ではない。
    ・「幻の赤ちゃん」を抱いて将来を狭めない。
    ・女性はフルタイムの仕事を2つ抱えてのと同じ状況に陥る。
    ・仕事上の野心に規定的な反応を示されるうちに、多くの女性は野心を汚らわしいものだと思うようになる。
    ・固定観念の脅威が女性の進出を妨げている。
    ・怖がらなければければ何ができる?
    ・女性は特有の詐欺師感覚を持っている。自分が褒められたことが何かの間違いのように感じてしまう。
    ・自信が持てない時は、とりあえず自信のある振りをする。声やポーズを変えることで自信が持てるようになる
    ・自分に完全にフィットする仕事なんかない、チャンスの方に自分をフィットさせなければ。
    ・人間はステレオタイプに基づいて他人を判断する。女性は他人に親切にしたがっていると思われているために、女性の親切心は安く見られている。
    ・グローバルに考えローカルに行動せよ、とよく言われるが、交渉の時は、自分のことを考え全員のために行動せよ。
    ・動揺してもいい、取り乱しても良い、そして気持ちを切り替える。
    ・誰からも好かれようとするから、持ったことができないのだ。
    ・キャリアのジャングルジムには、もっと自由な回り道の余地がある。ジャングルジムならてっぺんにいる人だけでなく大勢が素敵な眺望を手に入れられる。
    ・仕事を決めるときの基準は1つしかない。それは成長それも急成長だ。
    ・女性は新しい仕事に必要な能力が、自分に備わっているかどうかを心配しすぎるせいでもある。
    ・自分には力がないと考えたとき人はもう諦めている。
    ・やりがいのある仕事も待っているだけではやってこない。ちょうどティアラが天から舞い降りてこないように。
    ・メンターとの面談には解決すべき問題を投げかける方が良い。
    ・私の真実があれば、相手の真実もある。
    ・反論する前に、相手の言葉を繰り返し理解したことを示さなければいけない。
    ・真実は実に痛い。だがこの痛みは、おめでたい無知のままでいるデメリットを補って余りある事を、肝に銘じよう。
    ・真実を聞く姿勢は、自分の失敗に責任を取る姿勢でもある。
    ・他省庁の局長に、あなたの目標を達成するために私がお手伝いできることがありますかと尋ねて回った。
    ・本題に入る前に、少しおしゃべりをするようにしていた。
    ・いいにくいことを言うときは、ユーモアが素晴らしい効果を発揮する。
    ・自分の真実を語り、個人的な事情を正直に話、感情は切り離せないものだと認める方が、総合的にメリットが大きいのではないか。
    ・前々から計画を立てるのは将来の選択肢を狭めることになるだろう。母親になる何年も前から高い目標を目指さなくなっている。
    ・子育てのために仕事を辞めるのはその必要ができたとき
    ・保育費が対比させられるべきなのは現在の報酬ではなく将来の報酬である。
    ・仕事を始める時から出口を探す探さないで欲しい。アクセルを踏もう。
    ・仕事を分担するのではなく責任を分担する。
    ・父親が積極的に育児参加した子供は精神的充足感が高く、認知能力も豊か
    ・二人の時間は同じくらい貴重。

    ・人生について、すべてを手に入れる事はできない。制約がある中での最適化に取り組まざるおえない。仕事、子供、車高など様々な要素に時間というリソースを出来るだけうまく配分する事によって、自分自身を最大限に活用できるよう試みている。
    ・完璧を目指すより、まず終わらせろ。Done is better than perfect.
    ・散らかり放題をよしとして、面倒なことを楽しむ。予想どおりのことはまず起きない。モノの見方なんていつだって変えられる。
    ・全てをやろうとしない。燃え尽きてしまう。
    ・家を出た瞬間から、どの1分でもアウトプットを最大にしようと強く決心し、重要なことだけに集中する。
    ・プロフェッショナリズムを徹底し、常に最高の基準を掲げる。
    ・自分がやっていないことを数え立てて、時間を費やすのは簡単。いくらでも理由は見つかる。
    ・自分にとって、家では何が一番大切か?仕事では何が最優先かを見極められればいくらか心は穏やかになる。
    ・達成可能な目標を定める事が幸せになる秘訣。
    ・自分にできる最善の選択をし、それを受け入れる事。

  • 今だけでなく未来のためにも、女性だけでなく男性にもぜひ読んでほしい。「成功と好感度は男性の場合には正比例し、女性の場合には反比例する」「母親にとって、罪悪感のマネジメントは時間のマネジメントと同じくらい重要」「達成可能な目標を定めることがしあわせになる秘訣(中略)完璧をめざすのはやめ、持続可能で実現可能な目標を立てよう。(中略)私の目標は、子供たちがしあわせで、元気に成長すること。聖パトリックの日に緑のTシャツを着せるのは、そうできればいいけれど、できなくてもいい。」元気をもらって前向きな気持ちになれた。

  • 32才二児の母、さいきんフルリモート時短の契約社員を辞め、出社フルタイムの正社員になりました。

    子どもはちょうどシェリルがTEDでスピーチをしたときと同じ2才と5才。まだまだ手のかかる子を夫に任せてキャリアを望むことは、正しい、大丈夫、と何度自分に言い聞かせても、罪悪感は拭えずにいました。

    そんなときだったので、これまでよりずっと早起きして乗る通勤電車で読む、この本の一言一言が1日を始める私の背中を押してくれました。

    “次に大きく羽ばたこうと思うなら、自分に完全にフィットする仕事なんてない、ってこと。

    まずはチャンスを掴み、チャンスのほうを自分にフィットさせなければ。学ぶ能力こそ、リーダーが備えるべきいちばん重要な資質だと思う。”

  • 輝かしい経歴の著者にも、仕事をしていく上で女性ならではの苦労があったと知り、勇気づけられる一冊だった。

    高学歴の女性は、あえて学歴を隠すことが多いと聞いたことがある。努力の証だし、本来認められることなのに、なぜ隠さなければいけないのかと憤っていたが、本書中の「ハイディとハワードの実験」の内容で悲しい事実を知った。(成功と好感度は男性は正比例、女性は反比例)

    幼い女の子のエピソードでは、宇宙飛行士になりたいという夢と、5歳児で既に子育てとの両立を心配していたと書かれていた。
    働く女性が増えてきた昨今、安心して女性が働ける社会を少しずつ築いてほしいと感じた。

  • 社会的に高い地位が自分にとって幸せに必須のものでは無いと考えるため、私は働き続けても、他のことをより優先すると思う。
    一方で、自分が女性だからという理由で不当な扱いを甘受したり、進んでそういった扱いを受けるような言動をして、他の女性の邪魔をするようなことにならぬよう、気をつけて行動しなくてはと思った。色々な考え方がありますが、問題提起という意味で、とても良い本だと思います

  • Facebook上位幹部の女性の自叙伝的なお話。最近若い層は女性も増えてきたけど確かにまだ圧倒的男性社会の日本、まさかワースト扱いされているとは知らなかった。そんな世界で働いているからか「そこそこでいい」と私も上昇志向にかけた働き方をしているかもしれない。家庭重視なら仕方ないと思っていたけど諸外国はもっと女性もぐいぐい働いて家事は夫やアウトソーシングの助けを借りてるのかな。本を読んだり聞くだけではその辺の文化は分かりかねるけど、とにかく今の自分の環境とは異なる点が多すぎて、この本から気づきや刺激を得たかと言われるとハテナ。

    意外だったのはこんな立場の女性なのに自分の優秀さや主張を前面に出したりせず、妊娠中も出産後もコソコソしていたということ笑 妊娠後期に駐車場を必死で歩いて出社していた、定時帰宅が分からないよう細工するようにしてサッと退社していた…などなど。アメリカ、しかもこんなたくましそうな女性でも周りの目を気にしたりナイーブな面を持ち合わせているんだなと思った。

    こういう女性のモチベーションは何なんだろう。とにかく仕事が面白いのか、でもなぜ面白いのかな。どんな障害があっても乗り越えようとするエネルギーの源を知りたい。あと、この本を訳した早稲田の教授の女性も尊敬。序盤に短い文章があったけどこの方の考えももっと知りたい。

  • 女性の活躍を応援する心の広い・ゆとりあるカッコイイ男性になりたいと思った。まずは自分に一番近い存在である妻のキャリアや人生を応援すべく、家事・育児・キャリアで公平な家庭を築きたいと思う。
    著者の考え方は、地位が高い女性が声を上げなければ世の中は変えられないというもの。この考え方は、庶民の声が拾われにくいという意味で少し寂しい感じもしたが、現実としてそうなのだろう。
    自分の会社にも優秀な女性が沢山いる。男性・女性問わず、フェアに接することが出来る様に心がけていきたい。

  • 女性はもちろん、男性にも読んでほしい一冊。
    男女共に無意識に男性を優位していたり、女性は男性よりも自分のことを過小評価するなど気になった事がない事が沢山書かれていて新たな発見を得た。女性だからといって自分のやりたい事を諦める必要は無いし、未知な世界でも工夫を重ねながらやり通す事は出来る。

  • 女性のキャリアについて示唆を富む内容だけでなく、全てのビジネスパーソンのキャリア形成の参考になる本です。

  • 日本人は読んだほうがいいと思った。

    アメリカは進んでるわ。
    在宅ワークの調査結果で、家で仕事をした方が捗るって結果がかなり前に出てた。そりゃそうさなー。

    通勤でまず疲れるもんね。早くコロナ関係なく在宅で仕事が出来るようにならんかね。

    まあその場合は電車代とかが上がりそうだけど。

    とにかくフェミニストは悪いイメージがありがちだけど、そうじゃなくていろんな意味で平等にしていきたいって話。女性って大変。

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著者プロフィール

フェイスブックCOO リーン・イン基金理事長
フェイスブックに加わる前は、グーグルでグローバル・オンライン・セールスおよびオペレーション担当副社長、財務省首席補佐官を歴任。マッキンゼーでコンサルタント、世界銀行で調査アシスタントとして働いた経験もある。ハーバード大学にて経済学の学位、ハーバード・ビジネススクールにて経営学修士(MBA)を取得。

「2018年 『LEAN IN(リーン・イン)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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