人事と出世の方程式

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532260088

感想・レビュー・書評

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  • ためになった

  • ”タイトルは「?」だけど、各社人事部の考えが実例も含めて赤裸々に記載されており興味深い。
    ・功には禄、能には地位
    ・長期雇用を前提にしながら、“人間”的な側面から人を登用している。別の表現を使えば、長期的な幹部育成を実行しているのだ。(p.4)
    ・50代は、定年まであとわずか。冒険できないでしょう。その点、40代は冒険できる。(中略)冒険をするということが、改革につながるのだから。(中略)松下で出世できる人とは、冒険ができる人。成果主義ではダメ。松下は実力主義の会社です。(p.59) パナソニック 中村邦夫 前社長のことば”

  • 本書では、実例を挙げて、さまざまな会社の人事システムのよい点、悪い点を指摘。いうまでもなく、完璧な人事システムなど存在わけもなく、あるのはベターのみ。このベターを目指す試みも、それが良いのか悪いのか数年経たなければわからない。これが人事システムであり、これに携わる人々が人事(ひとごと)になるのも良くわかる。

  • 図書館

  • こんなこと書かれると、ドキドキしちゃうよ。って楽しめる本。当たり前だけど若い人から順に意識しなくなっていることだと思う。

  • 末端評価者として、なんらか参考になることを探したいと思い、読んでみた。
    かなりリアルな内容で、自分の社内の人事構造と概ね一致する内容が多々あった。
    また、女性登用やグローバル人事、なんらかの理由で滞留しているベテランの登用など、近年の多様な人事評価システムについても明記されており、広く網羅しており充実しています。

  • 激変するビジネス環境のもと、日本企業の人事政策が大きく動く。グローバル化、女性の社会進出、成果主義・・・。多くの企業や会社員を取材し、会社の公式見解だけでは分からない「人事の裏側」を徹底ルポ。(2008年刊)
    ・プロローグ
    ・第一章 出世の構造
    ・第二章 なぜ人事を変えるのか
    ・第三章 給料の上がる人、下がる人
    ・第四章 幹部候補生の選び方
    ・第五章 登用も多様性の時代
    ・第六章 転機は突然やってくる

    人事はひとごと、興味本位で読む。前半は、外資系や流行の成果主義などで読んでいて正直しんどい。後半は、どの様に仕事をしていくかというキャリアアップの話、こちらの方は読んでいて楽しい。最近流行の女性登用の話などもあるが、モーレツサラリーマン一辺倒ではなく、多様な働き方を選択出来るのはよいことではないだろうか。

  • 前半は中々良いが、後半は単なる企業の人事システムの紹介のようで物足りないし、つまらなかった。

  • 大企業の古き悪しきシステムが延々と書かれています。ためになることはありませんでした。

  • 企業人事(主に配置)のナマナマしい話と最近の評価制度に関する少し詳細なお話が書かれた本

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著者プロフィール

1958年群馬県生まれ。明治大学経営学部卒。東京タイムス記者を経て、フリージャーナリスト。著書には『究極にうまいクラフトビールをつくる』(新潮社)、『ビール15年戦争』『ビール最終戦争』『サントリー対キリン』『人事と出世の方程式』(日本経済新聞出版)『国産エコ技術の突破力!』(技術評論社)『敗れざるサラリーマンたち』(講談社)『一身上の都合』(SBクリエイティブ)『現場力』(PHP研究所)など多数。

「2023年 『日本のビールは世界一うまい!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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