伸び続ける会社の「ノリ」の法則

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532261177

感想・レビュー・書評

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  • 著者は早稲田大学ビジネススクール教授&コンサルタント。


    会社再生のカギは「ノリ」であると。

    また、その「ノリ」を高める上で欠かせないのが、
    経営者が「ホラ」を吹くこと。
    「ホラ」とは経営者の夢や思いのこと。

    スポーツにしても会社にしても組織が強くなるためには
    「ノリ」が重要ですね。

    人生、冷めたらアカンね。

  • タイトルを見て直感的に「それだ!」と思ったのだけど、内容を読んでもその感覚は変わらなかった。『見える化』等、どちらかといえば「理」の方面で有名な著者だが、「情」が満載の本書の説得力も尋常ではない。今の日本に蔓延する、とにかく心配顔で後ろ向きなことさえ語っていれば「事情通」のようにふるまえるというイヤな雰囲気を叩き壊す起爆剤になり得る一冊。
    著者のメッセージは極めて単純かつ明確だ。今の日本企業に足りないものは「ノリ」である。人や組織、社会全体の「ノリが悪い」ことが停滞の要因であり、逆に今の状況下でも「ノリのいい」会社は存在し、成功している。今必要なことは、「ノリのよさ」を自ら生み出して逆境を乗り越えていくしぶとさということなのだ。
    厳しい環境下で真面目に歯を食いしばっている人たちからは「何を能天気なことを・・・」という声が聞こえてくるかもしれない。高度成長期のようなイケイケドンドンの時代ならいざ知らず、構造不況と言われている昨今、ノリだけよくても何も解決しないのではないかと訝しがる向きもあるだろう。でもあえて「ノリ」を前面に出す著者に賛同する。今求められているのは「説得力のある楽観論」とその技法なのだ。

  • 職場のやる気に火をつけ、盛り上がり、稼ぎまくる会社に生まれ変わるためには、「ノリづくり」が大切。本書では、そんなノリを高めるための具体的な方法を伝授する。

    第1章 「ノリ」とはいったい何か?
    第2章 なぜノリが大切なのか?
    第3章 ノリのメカニズム
    第4章 経営者は「ホラ」を吹け
    第5章 ノリを生み出すための7つの原則
    第6章 「言葉」による「ノリづくり」を実践しよう
    第7章 「行動」による「ノリづくり」を実践しよう

  • ノリによりどう会社を伸ばすか?

    →仕事そのものが面白いと思ったら生産性は高まる
    理を形に変えるには情への働きかけが大切
    組織のノリを生み出す環境を良質なものにするには、共同作業と基本の徹底が大事
    ノリはホラ、つまり経営者の夢や思いから生まれる
    具体的な目標を掲げる
    加点主義
    言葉と行動
    適度なストレス、仕事の選択、仕事の意味

  • 若干消化不良かなぁ。期待値が高かったのでしょうがないという面もあるのですが、社員のモチベーションであったり人間関係のところをすべて「ノリ」という言葉に集約して進めているところは、納得がいく部分もありつつも、それだけじゃないでしょ、と。
    ビジョンを提示してその方向にむけて…というのもちょっとしっくりこないし、良い事例もあるなかでなんか雑多にまとめられている印象だけが残ってしまいました。

  • サントリーの基本精神、「やってみなはれ」鳥井信治朗 創業者
    野村のバッテリーの定義(43)
    考え、悩め。でも、前に出ろ。(カズ、ブラジル)

  • 取引先の会でいただいた本です。サラサラと2時間弱で読める本です。企業でのノリに関してなかなか興味深くよみました。ポジティブワードで行きたものです。

  • これはつまらん。
    (ひとの本を勝手に読んでおいて文句をつけるたーん)

    間違ってるとかじゃないけど、この程度の内容に時間かけちゃいけない気がする。
    新幹線乗る前に売店で買って読むような?

  • 「戦略」「論理思考」も「生産性」も、「ノリ」が悪けりゃ意味がない!

    感情マネジメントの重要性を説いている本です。

    リクルートから学校法人に転職して最も感じる相違点が「ノリ」。

    社内の人間関係、年度目標やイベント運営に対する姿勢、グループ本部とグループ校のやりとり・・・

    面倒くさそう、機嫌悪そう、つまらなさそうな姿勢がよく見られます。
    ※現学校法人での話。

    「ノリ」の良さが個人・組織に及ぼす影響、それによる好業績への繋げる〜この辺を分かりやすく書いてあります。

    この手の本は連休中などでの課題図書にしてもいいかもしれない!
    と思った一冊です。

  • 「ノリ」。辞典にも載ってない、英語にもない、確かになんとも説明しがたい言葉だが、個人及び企業の成長にすごく重要なもの。まさに日本的でいいと思います。現場からの視点で書かれた著作が多い筆者だからこそ書けたのではないかと思う。

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著者プロフィール

遠藤 功(エンドウ イサオ)
株式会社シナ・コーポレーション代表取締役
早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機、複数の外資系戦略コンサルティング会社を経て、現職。2006年から2016年まで早稲田大学ビジネススクール教授を務めた。2020年6月末にローランド・ベルガー会長を退任。同年7月より「無所属」の独立コンサルタントとして活動している。多くの企業で社外取締役、経営顧問を務め、次世代リーダー育成の企業研修にも携わっている。
株式会社良品計画社外取締役。SOMPOホールディングス株式会社社外取締役。株式会社ネクステージ社外取締役。株式会社ドリーム・アーツ社外取締役。株式会社マザーハウス社外取締役。
15万部を超えるロングセラーである『現場力を鍛える』『見える化』(いずれも東洋経済新報社)をはじめ、『現場論』『生きている会社 死んでいる会社』(いずれも東洋経済新報社)『新幹線お掃除の天使たち』(あさ出版)『ガリガリ君の秘密』(日経ビジネス人文庫)など、ベストセラー書籍多数。

「2022年 『「カルチャー」を経営のど真ん中に据える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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