アラフォー男子の憂鬱 (日経プレミアシリーズ)

制作 : 常見 陽平  おおたとしまさ 
  • 日本経済新聞出版社
3.20
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本棚登録 : 182
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532262198

作品紹介・あらすじ

ガンダムブーム、受験戦争、ウィンドウズとインターネットの登場、就職氷河期、金融危機…。団塊ジュニアで、ロスジェネでもある最後のマス世代も、いまやアラフォー。大きく変動した社会で、彼らは何を経験し、何を感じたか。そして、これからどこへ向かうのか。さまざまなテーマの「共通体験」をもとに、人気論者4人が自らの世代の「これまで」と「これから」を論じ尽くす。

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかったんですけどね、どうしても居酒屋の愚痴の延長に聞こえてしまうのかも。
    それは、この世代よりちょっと下、という自分の世代がなせることなのかも・・・

    時代考証~流れはそうそう、と言えるのも確か。
    さっと読めて、共感できる世代の人はいいと思います。
    というか、そういう共通体験がちょっとうらやましいです。

  • 所詮世代論は世代論でしかないのだが、ここまで「自分たちは何々の最後の世代」や「自分たちは何々ということで取り残された世代」などというような「信仰告白」を延々と書かれると、正直この企画のどこに意義があるのだろうかとしか思えない。本書を読むと、「自分は他とは違う特別な世代」ということを規定するためには、延々と自らの受けてきた心情的な「被害」を並べることこそが肝要であると言うことがわかるが、それが議論を深化させるかは甚だ疑問でしかない。

    またいくつかの論考からは、自分たちが「上の世代の特徴も下の世代の特徴も持った世代だ」という規定も見られるが、仮に自分たちの世代だけがそうであると考えるのであれば、それもまた「自分たちは転換期の世代」という身勝手な自己規定による思い上がりでしかないだろうし、一般論として行っているのであればそもそも世代論に基づくこの企画自体が無に化してしまうはずである。

    結局のところ、「世代」にこだわると、自らの世代を特別視し、そして「世代」によって上下の世代をバッシングすることしかできなくなるということを再確認することしかできなかった。ある程度データや政策の流れに依拠して論じているおおたとしまさの論考が唯一の救いか。

  • 世代論。たしかにそんなだったかなぁという。おおまかな同世代の感覚について語られていて興味深く読めた。

  • TBSラジオ「Life」っぽい

  • 自称「全部走りで豊穣期なんにも当たらなかった世代」。

  • 孔子は「四十にして惑わず」といった 全ての消費は次の消費の伏線 連環型消費システム 大槻ケンヂとの出会いは自分の文化的広がりのキッカケでもあった 所詮人間なんだ、地に足をつけて生きるしかないと悟ったのだ。反逆もロックだし、個性を爆発させるのもロックなのだが、まず、変化する世の中を生きることがロックなのだ。明日からまた生きよう。働こう。これもまた、ロックだ。 エアチェック ダブルカセット ダビングって文化があったよね。ダビングを繰り返すと音質が劣化していくんだよね。貸しCDを借りてきて、テープのA面、B面にどうやって綺麗に収めるかって計算もした。 ユーミン的恋愛 バブルの応援歌的な感じ アッシーとかメッシー 「恋人がサンタクロース」ですからね。ユーミンが都会的なのに対して、ドリカムや中島みゆきは地方的な視界なんだよね。 「ブレーキランプを5回」
    今だと、寧ろ札幌のほうが、東京よりもオシャレで丁度いい都会に見えるもん。プロ野球もJリーグもやってきたし、札幌ドームができてからは外タレも来るようになったし。 ブルーハーツがメジャーになれたのは、パンクなのに現状肯定をしたからってことなんだろうね。 セカイ系 レール 相原勇 カラオケの練習の為にシングルを買うみたいな消費行動になった。それで音楽がコミュニケーション商品になったんだよね。今は、それが、ライブだったり握手会だったりというリアルにへんせん変遷していて、ライブを楽しむ為にMP3をダウンロードするみたいな。ミュージシャンもライブで盛り上がる為の曲を作って、積極的にMP3でばら撒くようになってきてる。 船木誠勝 シャムロック ヒクソン・グレイシー 中井裕樹 栃木県佐野市 隷属関係 自尊心を満たす 羨望を抱いていた 出会いを介在するのはSNSなどのデジタルメディアではなく、雑誌というアナログメディアの役割だったのである。そうしたメディアが僕と他人を結びつけてくれなければ、高校時代に僕は死を選んでいたかもしれない。今でもこの当時の焦燥は夢に見ることがある。 成増から池袋まで歩く 警笛けいてき みかか死=NTT死 今振り返って思う。バブル崩壊というショックの中で、自らが正義の側にいると信じることでしか自尊心を保てない人達が増え、その拳を犯罪者予備軍に仕立てた見知らぬ人達に叩きつけていた。 ブルセラ変態ビジネス ブルマー消滅 教育の最終的な目的は、時間的にも空間的にもより広い視野で物事を捉え、判断する力の涵養かんようである。だから終わりはない。 パラドクス的な真理 「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。」みたいに。自分探しのカリスマ高橋歩の言葉ですけど。騙されてたよね、皆んな。時代にしゃぶり尽くされた世代 第2次ベビーブーム(1971〜74)そりゃ玩具業界も困って、ベルトに色々なものを付けて単価を上げますって。一本のベルトに40個くらいのパーツを追加するって戦略に変わった。 仮面ライダーの経済学 ビジネスモデル 逆に言うと、子供に3万円のベルトを買ってあげられるような人達しか、子供を持てないという二極化の表れでもあるんでしょうね。 ネゲット mixiの読み逃げ問題 「僕らは昭和のOSで動いている」 「今、社会の構造を変えなきゃいけない」って息巻くのは、ちょっと行き過ぎたリアクションじゃないかなって目で見てるのね。 百姓一揆 世の中が本当に変わるときというのは、戦争ではなくて内戦があったときなんだよね。外に敵がいるときは逆に中は固まるらね。明治維新 バブル世代とゆとり世代の間をとりもつ親善大使ってことだな。 日本史上最後のマジョリティ 人間万事塞翁が馬 端境期はざかいき デュアル二通りの ハイブリッドな世代感覚

  • この本が出版された2年前、私は42歳だったので、まさにこの本で語られていた10代から30代の世相や流行っていたことなどの共通体験を懐かしみながら読んでいたのだが、興味のないバンドの話とかガンダムの話もあり、そこは退屈だった。前半は面白いが最後の方は対談会みたいになったのだが、SPA的な感じの俗っぽい愚痴が多く面白くなかった。自分の世代がこう感じているというのは分かり感じていることはだいたい同じだったが、アラフィフとかアラサーの本も読んでみて、彼らの世代から見たここ2~30年の世相がどんなものか興味がある。

  • 読了。

  • 共感するところが多かった。教育面を客観視する話はなかなか興味深かった。

  • アラフォー男子の憂鬱ってくらいだから「憂鬱な内容」かと思ったらヽ(*´∀`)ノ
    見事に裏切られた
    アラフォー世代のガンダム好きって実は作られた記憶なのね
    自分の時代はファーストガンダム世代だけど少年漫画が大好きだった姉の影響でアニメ見てたな・・・
    (真面目に見てなかったので内容あんまり覚えていない・でもガンダムと言えばやっぱりファーストガンダムでないと違和感がある。アムロ行きま~す!は良く真似した)
    自分は高卒ですぐ就職したのでバブル末期のなんとなく浮き足立った感じは味わったけどバブルど真ん中世代の先輩方とはじけた後に4年制大学を出て就職出来なかった同級生達や後輩達に挟まれて・・・憂鬱な世代だわ(笑)

    同世代の男子達の座談会 面白おかしく読めました♪

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著者プロフィール

千葉商科大学国際教養学部専任講師、働き方評論家。1974年生まれ、北海道札幌市出身。一橋大学商学部卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。リクルート、バンダイ、クオリティ・オブ・ライフ、フリーランス活動を経て2015年4月より現職。専攻は労働社会学。働き方をテーマに執筆、講演活動に没頭中。『僕たちはガンダムのジムである』(日経ビジネス人文庫)、『「就活」と日本社会』(NHKブックス)、『「意識高い系」という病』(ベスト新書)、『なぜ、残業はなくならないのか』(祥伝社新書)、『「働き方改革」の不都合な真実』(おおたとしまさとの共著、イースト・プレス)など著書多数。

「2018年 『社畜上等! 会社で楽しく生きるには』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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