金遣いの王道

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 183
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532262242

作品紹介・あらすじ

育ち方がおカネの遣い方に現れる瞬間、「貯める」と「増やす」は分けて考える、60歳を過ぎたら「減蓄」するべし…日頃のおカネの遣い方に始まり、今の日本の問題点、江戸時代に学ぶ教訓まで。リンボウ先生と投資のプロフェッショナルが対談。思わず膝を打つような、ヒントや蘊蓄が満載!

感想・レビュー・書評

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  • タイトル・著者2人の経歴に惹かれ図書館にて借りた本。

    投資ノウハウなどを著者の実体験に基づいて学べる内容を期待していたが、
    対談形式で彼らの(特に精神的な)スタンスを振り返り、いかに優れていたか褒め合うメインの本。両者ご高齢ということもあり、少し終活の要素が強かった。期待していた内容ではなかっただけに残念。。

    お金を「消費」「貯蓄」「投資」「寄付」にわけ、どこに使うかを幼少の頃から意識づけさせる貯金箱の話は面白かった。
    日本人は「貯蓄」と「投資」を混同しがちだが、「貯蓄」は増えない、「投資」は増えるが決して貯蓄しておく必要のある分に手を出してはいけない、というのは当たり前のことではあるが仰るとおり。

    あと、とりあえず気に食わないものを批判する姿勢があまり好ましくない。。。
    日本はこれだからだめだ、ブランド品にお金を使うのは見窄らしい、などなど。。スタンスを取るのも大事なんだろうが。。

  • なんだか、さりげなくお互いの書いた本を褒めあいながら進んでいくトークに途中から、また始まったのかょ、、、と、つい思ってしまうくらい、おっさん二人が居酒屋で話あって褒めあってる図が眼に浮かぶ一冊。

    いや、別にいいんだけどね。

    ただ、人に読ませるもんじゃないなぁ。っていう。
    多少、へーってのはあるけど、そのくらいでした。

    ちょっと年齢上の人向けってのもあるかなー???
    そんな一冊で、全く参考にならんこともないけど、二人のべったりした掛け合いは見ていてあまり気持ちのいいものではない日本人特有の、褒めあい、謙遜し合いのグタグタ感は否めません。

  • 金の使い方はその人の生き方が現われる。
    なんで日本人は「金遣い」を汚れたモノと捉えてしまうんだろう。妬み?

  • 投資・お金の使い方・しまい方について対談方式で書かれていた。
    内容はあんまりない気がした。年のせいかな?

  • ハッピーマネーR4分法=お金の遣い方には貯蓄、消費、寄付、投資があるとの考え方。
    これをバランスよく出来るひとが、富が増すにつれて品格、幸せ感も増すのでは?と思った。
    江戸時代からのポートフォリオの話から、人生終盤戦の整理まで、お金をキーに、人生をどう過ごすのか問いかけをしてくれる本でした。

  • 林望。通称、リンボウ先生。文学者なのに、マネーに関する著作を数多く発表している。お金のご意見番のような人だ。その人が友人であるプロ投資家と語る、おカネの遣い方アレコレ。

    「使い方」ではなく、「遣い方」というタイトルにしている理由は、おカネは消費、貯蓄、寄付、投資の4パターンの「遣い方」があるという主義からだろう。おカネといえば「使い方」しか思いつかない日本に警鐘を鳴らす。

    おカネは人生を幸せにする1つの道具にすぎない。そして、道具とは使うものだ。ケチるだけ、散財するだけ、ではおカネの良さはわからない。正しい金遣いを覚えておくことが、これからの日本人のマナーだ。

  • 新聞見出しに惹かれて買ってしまったけど、こういうビジネス書的なものは、新聞の見出しで既に内容を網羅しているし、買ってしまうけど、いつも失敗している気がする。

  • 金の亡者減畜に抵抗

  • お金も含めた人生論。
    子供の教育が最高の投資対象。
    品の良いお金の使い方をしたいものだ。

  • ちょっと無理してるのかと。

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著者プロフィール

1949年東京生。作家・国文学者。

慶應義塾大学文学部卒、同大学院博士課程満期退学(国文学専攻)。東横学園短大助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。『イギリスはおいしい』(平凡社・文春文庫)で91年日本エッセイスト・クラブ賞。『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(Pコーニツキと共著、ケンブリッジ大学出版)で、国際交流奨励賞。学術論文、エッセイ、小説の他、歌曲の詩作、能作・能評論等著書多数。『謹訳源氏物語』全十巻(祥伝社)で2013年毎日出版文化賞特別賞受賞。2019年『(改訂新修)謹訳源氏物語』(祥伝社文庫)全十巻。ほかに、『往生の物語』(集英社新書)『恋の歌、恋の物語』(岩波ジュニア新書)等古典の評解書を多く執筆。『旬菜膳語』(岩波書店・文春文庫)『リンボウ先生のうふふ枕草子』(祥伝社)、『謹訳平家物語』全四巻(祥伝社)『謹訳世阿弥能楽集』(檜書店)『謹訳徒然草』(祥伝社)等著書多数。

「2021年 『古典の効能』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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