- 本 ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532262365
感想・レビュー・書評
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図書館で借りて。
2009年の選抜試験の内容が少し書かれていて興味深かった。
というか今気付いたけど、最近ずっと気になるなぁと思っていた2009年の選抜試験の内容、10年前にドキュメント宇宙飛行士選抜試験で読んでたんだった。古川さんの会の内容を中年ドクター本で読んだ印象が強く、ごっちゃになってた。
(ん、おみくじロボ、知ってる気がする…と思い気付いた)
911当時のアメリカ人宇宙飛行士。
ミールでの米ソ宇宙飛行士の諍い。
↑ドラゴンフライ ミール宇宙ステーション・悪夢の真実 に詳しく書かれているとのこと。
優秀な宇宙飛行士と我々では違うだろうけれど、それぞれの宇宙飛行士に違う個性があって長所がある、という点、全ての人もそうなのかなと希望を感じた。 -
英語ばかりの環境でリラックスして自分を出せるか、常にベストコンディションである為に努力を続けられるか、向上心を持続出来るか等自分の生活習慣を考えると並大抵の事ではない。しかもユーモアのセンスも必要とは。易きに流れる己を思う。困難を楽しみ、変化を求める人。凄い。
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宇宙飛行士ってすごいエリートかと思いきや、そうでもないかも。確かに超難関の試験を突破してきた人たち。コミュニケーション力、危機管理能力、タフさ、臨機応変力など人間力は高いものが要求されるのに、給料はそれほどでもなく、立場も危うく命の保証もない。それでも優秀な人たちが宇宙への情熱でもってやっている仕事。やはりすごいなあと思った。
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選ばれしエリート、宇宙飛行士が持つ力とは。本書でいいたいことは、若田光一氏が持つリーダーシップ。決して全てを決断するのではなく、かといってフォロワーシップに徹すること無いバランス感覚。「Trust but verify」という艦長もいるくらいで、宇宙で阿吽の呼吸は非常に危険だということ。分からないことを、分からないと言えることも重要な素質だと。厳しい環境且つ文化背景の違う人間の選抜チームで自身を保つこと、Weで語ること、究極の人材とはこういう人だ。
一方で、宇宙飛行士の持つ特筆すべきものは仕事力なのかなと。圧倒的な孤独と危険、フロンティアとしての開拓精神。ロマンを追う強い思いと希望、そこから出てくる最適な方法と貢献するために求められるスキル。宇宙飛行士は仕事ができるんだというのは、ちょっと疑問だなと思った。
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