司法書士は見た!実録相続トラブル 日経プレミアシリーズ

著者 :
  • 日本経済新聞出版
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本棚登録 : 21
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532262419

作品紹介・あらすじ

「死亡保険金は遺産にならない」「親が払った大学の学費が遺産の生前贈与とみなされた」「亡くなった本人も知らなかった相続人が現れた」-。少子高齢化や晩婚化など、価値観やライフスタイルの多様化がもたらすさまざまなトラブルとその対処法を、「現場の生の情報」に基づいて解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 以前、相続に関する仕事をしたので、今も相続に興味があって読んでみました。
    相続というのは決して後回しにしていい問題ではないなと思いました。自分には関係ないと思わずに、正しい知識や対策が必要です。

  • 裁判所に持ち込まれた遺産分割案件のうち、実に76.6%が5,000万円以下の財産規模の相続について起きている。さらにいえば、1,000万円以下、つまり数百万円という身近なレベルで争われたケースだけでも全体の30%以上を占めている。よく言われている通り、相続ならぬ「争続」である。本書は一般的な相続の話に終始している感じで、読み物として楽しむ程度かな。

    P51 相続制度をめぐる歴史の大きな流れの話でいえば、たとえば鎌倉幕府が滅亡した遠因とされているのが分割相続の制度だという説もあるそうです。幕府方の家臣の領地が分割相続のために代々で細分化され、勢力が徐々に削がれてしまったというのです。
    これを受けて、それ以降の武家社会では財産が散逸しないよう、家父長制のもとで長子相続が原則として受け継がれてきました。それが再び分割相続の制度へと変更されるのは、戦後の民法改正まで待つ必要があったのです。

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