雇用改革の真実

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532262488

作品紹介・あらすじ

「解雇しやすくなれば働くチャンスが広がる」「有期雇用を規制しても正社員は増えない」。議論されている改革が、世間の評判とは反対のメリット、デメリットをもたらすこともある。改革をどう評価すべきなのか、そして私達の働き方をどのように変えるのか。真実を知るための1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 2015 1 10

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    ・現在議論されている雇用改革について「規制緩和」の方向で議論している珍しい労働法学者。
    ・雇用制度の流動化や少子高齢化対策などにも鋭い批判を加えており一読の価値があり。

    →広範な人事権の代償としての=長期的かつ安定的な雇用の維持
    →戦力(幹部)としての登用が望めない、準中核的社員(現在正社員)に対してどうアプローチするか?

    *ただし、解雇法規に守られている人=正社員としての力を発揮できない人などの乱暴な議論ありpp.42-43

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著者プロフィール

1963年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(博士[法学])。神戸大学法学部助教授を経て,現在,神戸大学大学院法学研究科教授。主な著書に,『君は雇用社会を生き延びられるか』(明石書店),『人事労働法』『AI時代の働き方と法』『雇用社会の25の疑問』(以上,弘文堂),『デジタル変革後の「労働」と「法」』(日本法令),『労働時間制度改革』『非正社員改革』(以上,中央経済社),『労働法で人事に新風を』(商事法務),『経営者のための労働組合法教室』(経団連出版会),『会社員が消える』(文藝春秋),『君の働き方に未来はあるか』(光文社)等。

「2021年 『誰のためのテレワーク?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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