反資本主義の亡霊

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 69
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532262853

作品紹介・あらすじ

なぜ資本主義は悪者扱いされるのか?資本主義の生み出す豊かさこそが、格差を縮小し、環境を保全し、労働条件を高め、福祉や文化を発展させているのである-我が国に根強く残る"反資本主義"の誤りを歴史的・思想的な観点から指摘、資本主義の再評価を試みる。

感想・レビュー・書評

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  • まとまりがなく、何が言いたいのか良くわからない。情報量は多いのかもしれないけど。

  • タイトルはキャッチ―だし、言ってることはまともなんだけれど。今問題になってるのは、課題が資本主義のせいかどうかじゃなくて、課題をどうするかだと思うのだけれど。タイトルで期待しすぎたかなあ。

  • 環境破壊やら格差の拡大やら、社会問題になにかと紐づけされて批判される資本主義。そうした悪評の数々に反論する著者の弁舌が鮮やか。獲得した恩恵のありがたみはついつい忘れ、失った過去の事象を惜しむという陥りがちな罠に改めて気付かされる。

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著者プロフィール

1950年生まれ。東京大学農学部卒業。学習院大学博士(経済学)。経済企画庁国民生活調査課長、海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノミスト、早稲田大学政治経済学術院教授、日本銀行政策委員会審議委員などを経て、現在、名古屋商科大学ビジネススクール教授。著書『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞受賞)、『日本国の原則』(日経ビジネス人文庫、石橋湛山賞受賞)、『若者を見殺しにする日本経済』(ちくま新書)、『ベーシック・インカム』(中公新書)、『デフレと闘う』(中央公論新社)など多数。

「2021年 『コロナ政策の費用対効果』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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