90秒にかけた男

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532263614

作品紹介・あらすじ

独特な甲高い声とぬくもりのある九州弁で
お茶の間の人気者だったジャパネットたかた創業者の髙田明氏。
成功にしがみつかず、あっさりと会社を長男の高田旭人氏に譲り渡した引退劇は、
世間にすがすがしい印象すら与えた。

なぜ、彼はわずか「90秒」にかけたのか。
「1万円以上の商品は売れない」と言われていた通販で、なぜ高額商品が売れるのか
ネット通販が全盛の時代に、なぜあえて通販番組を拡大してきたのか

長年の生放送で鍛えられた「伝える」テクニックと
知られざる経営論を語る。

-通販会社が、なぜ自前のスタジオをつくったのか
-家電量販店よりも売れる「仕組み」
-アマゾンとジャパネットの最大の違いとは
-シニアをターゲットに拡大できた理由とは
-「危機管理のお手本」ともなった顧客流出事件のへの対応
-古館伊知郎氏をもしのぐ「伝える力」とは
-サッカーJ2リーグのVファーレン長崎社長就任の真相

感想・レビュー・書評

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  • 1.伝えるプロが書いた本なので気になりました。

    2.TV通販王と呼ばれた髙田明氏が経営や販売における理念を伝えた本です。元々はカメラ屋として営んでいたのですが、意を決してカメラ以外にも取り扱うことにし、スタジオを作って宣伝することに専念し始めてます。
    タイトルでは「90秒にかけた男」と書かれているので単なるノウハウ本と思われがちですが、髙田氏の人生について書かれてます。また、世阿弥を通じて人生において大切にしている部分を述べております。自叙伝的な要素もありながら、価値観についても知ることができる本です。

    3.「我見、離見、離見の見」という世阿弥の言葉を常に意識していながらビジネスに取り組んでいることが流石だなと思いました。他人からの目線を忘れないことはもちろんですが、その他人すらも客観的に分析することが大切なのが心に響きました。「顧客目線を忘れない」のは当たり前ですが、人の流れを把握してくということを忘れずにビジネスをしていきたいと思います。

  • 我見、離見、離見の見、売れない=伝えきれていない、モノを売るのではなくモノを使って何ができるか?を話す。
    あきとしゃちょうの、現場に言い訳をさせないことが私の仕事だ、っていう言葉は参考になった。リーダーはいくつか形があると思うけど、仕事をいかにやりやすくさせるかというのを念頭に置けばもっとよくなるのかな。

  • 物を売ること、会社を継続していく術は、伝える力と人としての魅力が必要。社長を始め社員一人ひとりも経営者としての意識が求められるのだと理解。

  • テレビショッピングの顔としてダントツの知名度を誇るジャパネットタカタ創業者の髙田明氏のお話。

    90秒でいかに魅力的に商品を紹介するか。その90秒を成功させるために裏でおこなっている努力。売上が上がり、従業員が増えても変わらないお客様への想い。伝えることの大切さ、その難しさを学び続ける姿勢について書いてあります。

    何人からも愛される髙田氏の人間っぽさが、伝わって来ました。

  • ■モノがモノではなくなる
    ・伝達力、感動をもっと伝えたいと思うなら、まずは自分を磨いて語り方・喋り方を徹底的に鍛える。
    ・商品のリンゴは、甘くておいしいだけではなく、冬の寒い時から仕込んで、家族みんなで手塩にかけて育てた背景がある。
    ・モノの裏にある表からは見えないもの(情熱)、それを伝えたい。
    ・モノではなく「ヒト」を伝える

    ■伝えた「つもり」は絶対に許さない
    ・「つもり」は自己満足。できたと満足したところでその人の成長は止まる。
    ・一流になっても限界はない。常に自分を高めていく。

    ■自分の立場からだけの見方で伝えてはいけない
    ・人間とは常に対極がいる。
    ・自分の立場しか見ないのは「我見」
    ・向こうから見られるのが「離見」
    ・両方の目で俯瞰して見れるのが「離見の見」

    ■一生懸命やらない失敗は、100回やってもうまくいかない。
    ・失敗とは試練であり、一生懸命やれば失敗で終わらない。
    ・自分の成長の糧になるからまた努力する。工夫する。
    ・それを繰り返すうちに次のハードルを越えていく。
    ・だから人間は試練(失敗)が大切。
    ・ただし一生懸命やらなかった失敗は、本当の失敗

  • 髙田氏の人となりが伝わってくる本だった。
    テレビのイメージの通り、表裏のない、自分をさらけだし、情熱いっぱいに、かつ謙虚に努力を惜しまない経営者だ。
    ビジネスシーンのみならず、家族に対しても、誰に対しても「伝える力」は必要だ。伝え方が悪かったり、自分が意図していないメッセージが伝わってしまったりと衝突が起こる。伝わっていないのは、相手が悪いのではなく、伝えていない自分が悪いのである。
    伝える努力を惜しまないことの大切さを教わった。

  • ジャパネットたかたの「伝える力」のお話。これからはちゃんと撮影班の写真も思い出も残すようにしよう。良いこと知った。


     世阿弥の風姿花伝が読みたくなるなぁ。

     レセプターづくり、大事だなぁ。教養としてのコーチングってもっと勉強すべきだなぁ。

  • 2018/03/16:読了
     少しくどい感じ。

  •  詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=13054

  • 2017年11月刊。インタビューを再構成したもの。自伝『伝えることから始めよう』の方が臨場感があって面白かったなー。

    ◆【引用メモ】何事にも、自分が今やっていることに対して意義を見いだすということが、人生では最も大事だということではないでしょうか。若い方に伝えたいのですが、「嫌いな仕事はやらない」では人間の成長はありません。配属先が自分の希望とは違うという理由で仕事が嫌いだと悩む人は考え違いだと思います。(中略)仕事というのは自分が打ち込んでいく中で、自分の内側から好きになっていくものです。(p.112)

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著者プロフィール

京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了、博士(人間・環境学)。主な著作に、Narratives on San Ethnicity: The Cultural and Ecological Foundations of Lifeworld among the !Xun of North-Central Namibia. Kyoto University Press. 2015. 『相互行為の人類学―「心」と「文化」が出会う場所』(新曜社、2019年)、The ecology of playful childhood: The diversity and resilience of caregiver-child interactions among the San of southern Africa. Palgrave Macmillan. 2020.などがある。

「2022年 『狩猟採集社会の子育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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