なぜ、御社は若手が辞めるのか  (日経プレミアシリーズ)

著者 :
  • 日本経済新聞出版社
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本棚登録 : 35
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532263751

作品紹介・あらすじ

「他にやりたいことがあるので・・・」
「留学します」
「家庭の事情で」
――退職する社員が会社に本音を告げる事は少ない。
だからこそ、「優秀な若手が辞めてしまう」という悩みを持つ企業は、本質的な解決に至ることがなく、同じ事をくりかえす。
ただでさえ人手不足のいま、企業の競争力を大きく削ぐことになりかねない。

そこで本書では、    
「入社当初からいずれ転職するつもりだった」
「将来が見えない、『こんな風になりたい』という先輩がいない」
「労働と給料が見合わない」・・・・・・     
など、会社を辞めた若者の本音を聞き出しながら、
どうすれば、優秀な社員を定着させる事ができるか、リテンション(定着)マネジメントのポイントを説く。

感想・レビュー・書評

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  • 退職にかかわる企業の損失と、適切な人材引き留め策=リテンション・マネジメントの本です。

    人材が定着しやすい社風や組織風土を形成することを目的に、辞める理由と企業側の定着施策がズレていないか退職者の本音を知ること、辞められては困る=引き留めるべき社員を見極め重点的に対策を行うなど、「リテンション・マネジメント」の全体像を紹介し、退職を経営課題とすべきだという問題提起をしています。

    引き留め側目線の内容ですが、上司・先輩・人事・経営者と様々な立場があるなか、読み手としてどの立場で読めばよいのか、目線が安定せずモヤモヤとすること、企業や従業員への調査やアンケート結果のデータやコメントが数多く紹介されているけれど、調査規模が不明だったり、どんな企業の事例なのかわからなかったりと、どこまで自分ゴトとして(または他人事として)捉えていいか判断しにくいなど、全体的に中途半端な読了感で、タイトルで期待するような爽快な解が得られる内容ではありません。

    そもそも、誰もが納得する解があるわけもないのですが、、、

    とはいえ、リテンション・マネジメントの全容をひとまず把握する、というのには好適な本です。

  • 色々思うところあり、ためになる内容でした。

  • 社員の定着(リテンション)についての本。論文にあるようなアンケート調査だけでなく、具体的な企業の事例を掲載。個人的には、辞めようと思ったが辞めなかった人の4つの事例がしっくりきた。

    P75 「辞めたいな」と思う時はある。主に業務量が自分の処理能力を上回っているような時や、負荷が高くて体調を崩しているような時。ここ1、2年、求められるアウトプットが高くなり、現実と理想とのギャップに悩む機会が増えたそうだ。

    辞める理由は一つではなく複合的

  • 東2法経図・6F開架 B1/9/375/K

  • 若者のやめる理由が体系的にまとめられている。
    人間関係に悩んでやめる若者が多いのだろうと思っていたが、それはアルバイトレベルで、正社員はその他の衛生要因が案外影響しているとのこと、勉強になった。
    著者も指摘しているが中高年のやめる理由や、さらには学生が大学をやめる理由がわかると面白い。
    もう少し赤裸々な本音がなんとかして聞けないだろうか。

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著者プロフィール

青山学院大学経営学部教授
1957年神奈川県生まれ。79年早稲田大学政治経済学部卒業、日本債権信用銀行(現あおぞら銀行)、千葉市役所を経て、91年函館大学商学部専任講師。94年千葉商科大学専任講師、97年同大学助教授。2001年青山学院大学経営学部助教授就任、03年より現職。

「2018年 『なぜ、御社は若手が辞めるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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