- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532263898
作品紹介・あらすじ
月40万や50万以上の収入があるのに毎月赤字、貯金がわずか……そんな「隠れ貧困」の家庭が今ひそかに増えています。なぜ“あぶない家計"になるのか。会話ゼロで家計がブラックボックス化、妻の浪費癖を止められない、「子どもの教育のため」で老後資金ゼロ、無理なローンで破綻寸前など実例をもとに人気FPが紹介。陥りがちな落とし穴を指摘し、家計改善のヒントを紹介します。
感想・レビュー・書評
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「隠れ貧困」
年収が800万円以上あるにも関わらず、貯蓄が全くないこと。さらには、貯蓄がないため、老後破綻してしまうこと。
収入が「中の上」あるが、普段使う日用品などを少し良いものを使ったり、教育費にお金をかけすぎたりして、月々の家計が赤字になる。しまいには、月々の赤字をボーナスで補填してしまうという家計が多いそうだ。
手取りの収入が十分あるにも関わらず、貯蓄が全くない、余裕のない世帯の共通点。
①家計簿をつけていない。月々の支出について詳しく把握していない
②夫婦同士のお金についてのコミュニケーションが十分でない
③教育費のかけすぎ
④固定費の見直しをしていない
⑤気の緩みによる浪費
多くの事例が掲載されていて分かりやすい。FPが書いた新書である。 -
「ちょっといいもの」「ちょっと贅沢」は形を変えた贅沢とされていて、ドキッとしました。
スーパーで飲み物を買うとき、プライベートブランドよりも大手メーカーのものを無意識に選んでいたもので…。
普段の何気ない出費が積み重なって、将来に使えるお金が減っていくことに繋がるので、買い物するときはよく考えないといけないと感じました。 -
想定内の中身かなぁ
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●なぜ贅沢していないのに、隠れ貧困なのか?
いつの間にか、少しだけいいものを買う習慣が身についているからだ。
●30代で貯金が1000万以上ある人の多くは、年収400〜500万
●大企業の社員と公務員が危ない
●お金の使い方にルーズな人の特徴は、財布が「ブタ財布」1時間にルーズな人。
●みんなと同じ、仕方ない、は思考停止ワード
●日々の出費を抑えると言う正攻法ではなくもっと別の方法、裏技的に効果がぐんと上がるような方法にしたいと思う人は多い思います。ですがそんな良い方法があれば、世の中の多くの人の取り組み、もっとその方法が世間で話題になっているはずなのです。
●アプリやパソコンのソフトでうまくかないと感じたら、いちどアナログに戻ってみてください。手書きで家計簿をつけることで、きちんと支出が把握できたというケースも多くあるのです。
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中途半端な金持ちが一番老後やばい。怖い話。でも面白くて一気に読めた。
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20190514
とても勉強になった -
こういうのが好きなので面白く読めたのだが、気になったのは色々節約し尽くしてもまだ老後安心出来ない夫婦に対して、子供の援助が持ち出される下り。今困っている、ではなくて老後のゆとりがない程度の話で、決して余裕があるわけでもない子どもたちに奨学金やら仕送りやらを払わせる親の感覚には違和感しかない。これでは貧困の世代間先送りだ。
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至急^o^現状把握
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東2法経図・6F開架 B1/9/389/K
気の緩みによる浪費、、気を付けます笑
気の緩みによる浪費、、気を付けます笑