フラット化する世界 下: 経済の大転換と人間の未来

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532312800

感想・レビュー・書評

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  • 再読。最初の場面がSlambog Millionaireだなっと。

  • 世界はフラット化するということは、生産手段のグローバル化、国境を超えた共産主義。ただし、それは私有財産の解体ではないので、かつての共産主義革命とは異なる。富の再分配はしないが、かつて特定国家が独占していたものを、発展途上の国にも平等に配分されたといってもよい。
    先を行くものの独り勝ちの時代は終わり、後から来たものにも同じ土俵で戦う機会が与えられた。そして、競争するのは世界が相手になった。これがフラット化の意味するところだ。

  • 学ぶ方法を学ぶ

  • 上巻はレビューに書いた様に、読んでショッキングであり、面白くもあるが、下巻は、やや読むのに疲れたのもあるのか、話題が上巻で出てきたものと類似した印象もあり、やや飽きてきた感があった。ただ、気分的には、上巻・下巻と完読した方が良いでしょう。

  • もう古くなった本ですが、今になって読むと、著者が2006年で指摘していたフラット化の予言がさらにスピードを増して、実際に我々の生活に影響を及ぼすようになっていると感じる。
    本書では、米国が内向きで、教育への注力をさぼり、制度に縛られることによって、インド、中国といった新興国が単なるアウトソーシング先でなく、対等なビジネスのライバルとなったときに足元をすくわれるリスクを指摘しているが、それはまさに現在の日本の差し迫った危機ではないか。

  • 今の世界で起こっている変化を理解するには良い本だと思う。グローバル化という言葉を国の輸出入という観点ではなく、地球全体で情報が過密に交換できる技術が進化したことで、国境や国のイデオロギーが急速に形骸化している現状を訴えている。
    著者は、世界的に有名なジャーナリスト。ブッシュ政権時代は、国の政策にも影響を与えていたとも言われている。

  • 相方が読んでいたのでつられて読んでみました。
    経済関係の本を自主的に読んだのはこれが初めて。
    上下巻読み終わるのにすごく時間がかかったけど、読みきれて満足☆
    すごくわかりやすかったし、インド経済については現地で働いたこともあるからすごく興味が持てて面白かった。
    でもインド行く前にこういうこと予習していたらもっと違うことが現地で出来ていたんだろうか、と反省。

  • ゆたかになりたいとおもうきもちがつよいといきおいがある

  • ●未読
    ◎「マイクロトレンド」p.157で紹介
    ◎「スラム化する日本経済」p.66で紹介

  • 2009/2/7 読了
    個人的には上巻の方が面白かった。

著者プロフィール

ニューヨーク・タイムズ コラムニスト
1953年ミネソタ州生まれ。ブランダイス大学を首席で卒業後、オックスフォード大学で修士号を取得(現代中東研究)。UPI通信に入社し、79年から81年までベイルート特派員。その後ニューヨーク・タイムズ社に移り、ベイルートとエルサレムの両支局長を歴任。その間、ピュリツァー賞を2度受賞。89年に帰国。95年からニューヨーク・タイムズ紙の外交問題コラムニスト。02年にテロ問題に関する執筆活動により3度目のピュリツァー賞。

「2021年 『遅刻してくれて、ありがとう(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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