イノベ-ションの作法: リ-ダ-に学ぶ革新の人間学

  • 日本経済新聞出版
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532313074

作品紹介・あらすじ

リーダーの生き方から見た「成功の本質」とは?

感想・レビュー・書評

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  • イノベーションの作法というタイトルだが、イノベーションの実例とい内容。ただしインタビューで得た様々な実例、それの分析という流れとなっており、読みやすい。興味深いのは、社内調整(経営陣の説得、社内の規制をどのように乗り越えたかなど)にかなりの尽力をしているケースが多いことだ。非常に興味深い。

  • マーケッターのバイブル。

    清濁あわせのむ政治力
    場作りの能力
    ミクロの中に本質を見抜く直感力とマクロの構想力
    主観力を持ち勝負師のカン

     実践から入り、持続的に経験知、身体知といった暗黙知を
     蓄積していく中から仮説をつくり、理論化し、形式知化していく

  • ヒット商品や仕組みなどをインタビューをして、ケーススタディ的に解説

    開発、開発現場に関して考える参考になる。
    成功物語であるの熱く楽しく読める。
    開発という仕事は大変だけど面白そうと思える。
    素晴らしい分析をしているけど成功バイアスになっていないだろうか?素敵な会社ばかりのような印象を受けたが、書かれてから16年後に読んだのだが、全てが第一線というわけでもない

  • 研究論文的な概念図がちらほら出てきてちょっとと付きにくいかなという部分を物語が読み続けさせてくれる。
    もう少し自分に余裕が出来た時に熟読したい。
    真善美
    清濁
    場づくり
    暗黙知 経験値 形式知

  • イノベーターに必要なものについて実例をもとに書かれた本。市場分析に頼るのでなく、「そもそも何をつくりたいのか」を「真・善・美」に照らして判断し、清濁併せのむ政治力によって周りを動かしていく。
    理性より感情など、見えないものの大切さも説いており、うさんくさいビジネス本とちがってなかなか面白い。

  • ただこれを読んだからといってイノベーターになれるわけではない

  • 実際の成功事例からイノベーションに不可欠な要素を分析。アメリカの市場分析型の思考から、開発者の主観に基づいた価値づくりが重要だと感じた。それが市場で受容されるかは後で検証すればよい。

  • 一つごとをやり遂げるには、何よりも「信念」が必要だなと感じました。「これだ!」という直観を信じて、いかなる妨げにあってもただまっすぐに謙虚に進むこと。
    これができる人間にこそイノベーションは可能なんだと思いました。

    目標はあるけれど、立ち止まったり心折れそうになったとき、またこの本を開いて自分を奮起させようと思います。

  • イノベーションは誰にでも起こせる。
    それは自分自身の生き方や理想と現実との狭間を埋める作業だ。
    13人の主人公らは様々な想いをカタチにしていったのだった。

  • インタビューによるストーリーはよくできています。

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著者プロフィール

野中郁次郎
一九三五(昭和一〇)年、東京に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造株式会社勤務ののち、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にてPh.D.取得。南山大学経営学部教授、防衛大学校社会科学教室教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授などを歴任。一橋大学名誉教授。著書に『組織と市場』、『失敗の本質』(共著)『知識創造の経営』『アメリカ海兵隊』『戦略論の名著』(編著)などがある。

「2023年 『知的機動力の本質』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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