フラット化する世界 [増補改訂版] (上)

制作 : 伏見 威蕃 
  • 日本経済新聞出版社
3.73
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レビュー : 109
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532313777

作品紹介・あらすじ

ピュリツァー賞を3度受賞したジャーナリストが、インド、中国、日本、欧米諸国の経営者や政治家らへの綿密な取材をもとに、今まさに全世界で起きている巨大な変化を鮮やかに活写した「21世紀を生きる人の必読書」が早くも増補改訂版で登場。世界の仕組みは大きく変わった。新しい通信テクノロジーの出現によって、地球上のあらゆる場所にいる人間との共同作業が可能になり、インドや中国へのアウトソーシングが始まった。ブログやGoogleはインターネットに接続する個人にグローバルな競争力を与え、ウォルマートやUPSは人々の想像力を超えた新ビジネスを展開している。いまや、個人の働き方、企業のビジネスモデル、さらには国家のシステムが猛烈な勢いで変わろうとしているのだ。この劇的な大変化こそ、「世界のフラット化」である。全米300万部の大ベストセラーを記録した第1回「ビジネス・ブック・オブ・ジ・イヤー賞」受賞作に、個人がフラット化する世界でどう生き抜くべきかを説いた「あなたとフラット化する世界」と題したセクションを追加、結論もアップデート。

感想・レビュー・書評

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  • 4F開架 361.5:フ:1 ■シラバス掲載参考図書一覧は、図書館HPから確認できます→https://www.iwate-pu.ac.jp/information/mediacenter/Curriculum.html

  • 初めてのフリードマン著書に挑戦!
    と思ったよりもわかりやすい記述。。。
    でも本の厚さにおいつかず図書館にいったん返却。。

    世界がどのようにフラット化していくのか。
    豊富な事例を元に著者なりの考察が述べられていて興味深い。

  • 2008年の留学中に立ち寄った本屋で平積みされていたのが印象的だった。その5年後の2013年に日本に帰って来てから読んでみたことになる。



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    【要約】


    【ノート】

  • ふ~む。
    ベルリンの壁の崩壊に象徴される共産主義国家群の消滅と、新たな情報通信手段等の出現 (インターネット・グーグル・ウィキペディア等々) によって、世界が急速に一元化しつつある状況を詳細にレポートした本。

    ただし、世界のフラット化といっても、それはあくまでアメリカが中心。未来の世界のイメージも、現在のアメリカの延長で、それに暗い影を投げかけているのがビンラディン一派というおおらかな世界把握の仕方は、まるで60年代の健全アメリカSFみたいで、それはそれでアメリカらしくていいんだけれども、しかしそこは非常に住みにくい世界になるだろう。

    インドもアフリカもアラブも日本も中国も、つるつるでピカピカな世界の住民。
    もちろん実際はそうはならないだろうけど。

    「ウィキノミクス」 は同じ世界観に立ってマーケティングを論じた本だったが、けっこう退屈だった。本書は世界中で売れに売れただけあって (オビによると300万部)、たしかに読みやすい。ベストセラーにはこの軽さと明るさが必要なんだろうな。(本は分厚いけど)

  • 読んでおいて損はない

  • 2017年度のお正月休みに、名著 フラット化する世界 増補改訂版(上) 経済の大転換と人間の未来 /トーマス・フリードマン(著者),伏見威蕃(著者) (トーマス・フリードマン著)を改めて読んでみた。2016年度のBRIEXITやトランプ政権の予期せぬ誕生で、所謂グローバリゼーションに対する反感や大衆迎合主義(ポピュリズム)が俄かに台頭してきている。年末年始の報道番組でも、この話題で持ち切りといった感がありますね!そんな折、実に約10年も前の2007年に世に出された著作「フラット化する世界」では、グローバリゼーションの深化による世界の均一化と、その先にある「分断」を見事なまでに描き切っていたのだなあと改めて感じることが出来た。

    本著は、インドのバンガロールのインフォシス・テクノロジーズというという会社を訪問した際に見た、衝撃的な光景から始まっている。そこでは天井にテレビ会議用のカメラが取り付けてられており、壁の一面を巨大なスクリーンが覆った会議室で、ニューヨーク、ロンドン、サンフランシスコを生映像で結びながら、アウトソーシングの事業を365日、24時間体制で休むことなく実施している光景が繰り広げられていた。今や、インドに居ながらにして、米国の税務申告の業務までアウトソーシングで請け負うことも日常なのだという。

    正に、コンピューターとインターネットの普及と技術の向上で、サービズ業まで国境を越えて世界中のどこにでも、より安く質の高い所へと流れていく。正に世界はどんどん「フラット化」してきている。著者は、この「フラット化」が急速に広まった要因を、1989年のベルリンの壁の崩壊に始まって、その後のITテクノロジーの深化を通じて詳しく分析している。そして、この流れは決して逆流することはなく、「自由貿易」という概念が、従前の「もの・こと」から「サービス業」にまで急速にグローバルに拡大しているのだという。この流れの中で生き残っていくには「無敵の民」になるしかないのだという。「無敵の民」とは「自分の仕事がアウトソーシング、デジタル化、オートメーション化されることがない人」の事を言う。この意味は、決して代えがたい高度な知識や技術を有するという意味だけではなく、例えば地域に根差したなくてはならない存在になることも意味している。著作で紹介されていた、大リーグの球場でレモネートを販売している売り子の例が非常に分かりやすい。

    大衆迎合主義(ポピュリズム)の背景にある問題は、グローバル化によって「移民が大量に移動してきて安い賃金で仕事を奪っている」とか「NAFTAのよって安い賃金のメキシコに自動車産業の工場が移転している」などが背景にあるとの報道が目立っているけれど、本著で語られている「世界のフラット化」によってもたらされている「階級格差」といいましょうか?「フラット化」にうまく適合してきた者、適合できなかった者、といった格差がより深刻な課題なのではないかと改めて感じたのであります。

    「世界がフラット化しても、壁を設けようとせず、これまで通り自由貿易の一般原則を貫く方が、アメリカの国全体として大きな利益が得られる」というのが著者の一貫した主張であると思う。第二部では「アメリカとフラット化する世界」の更に詳細な考察が続いていく。非常に興味深いテーマだと思うのであります!!!

    【Dance1988の日記】
    http://d.hatena.ne.jp/Dance1988/20170103

  • 大学生の時に買って、5年くらい積ん読されてた。

    今読んでみると、目新しいものはないこと、
    当時は売れていた本と考えると、良書だったのだなーと思う。

    その時読んで、どう行動してきたかに寄ってこの本の価値は変わったんだローなー

  • これはつまらない。2016年の今はさらに価値の無い作品

  • 3

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著者プロフィール

ニューヨーク・タイムズ紙外交問題コラムニスト
1953年ミネソタ州生まれ。ブランダイス大学卒業後、オックスフォード大学で修士号取得(現代中東研究)。UPI通信に入社し、1979年から81年までベイルート特派員。その後ニューヨーク・タイムズ社に移り、ベイルート、エルサレム両支局長を歴任。その間、ピュリツァー賞を2度受賞。89年に帰国し、ホワイトハウス担当首席記者を経て、95年からニューヨーク・タイムズ紙の外交問題コラムニスト。2002年、テロ問題に関する執筆活動により、3度目のピュリツァー賞を得る。著書に、全米図書賞を受賞した『ベイルートからエルサレムへ』、世界的ベストセラー『レクサスとオリーブの木』、『フラット化する世界』、『グリーン革命』などがある。

「2018年 『遅刻してくれて、ありがとう(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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