障害者が輝く組織: いい会社って何だろう

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
3.73
  • (3)
  • (4)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532316600

作品紹介・あらすじ

多様な個性の尊重こそ、活力の源泉だ。-日本ビジネスオンライン好評連載「障害者が輝く組織が強い」待望の単行本化。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1.8%以上雇用しなければならない
    クリアしているのは47%、2010年
    身体障害者 366万3000人
    知的障害者 54万7000人
    精神障害者 302万8000人
    総数723万8000人
    総人口の5.7%
    表に出てない人数は何倍もいる
    企業に雇用されている障害者 34万973.5人
    身体 27万1795人
    知的 6万1237人、精神9941人
    IQ70以下、知的障害
    途中で障害者になった人が離職するのはもったいない。その人の仕事をうまく振り分けることができる仕組みづくりを
    アトリエ。障害者が描いた絵がその人の利益となる
    マイクロソフト、点字付きの名刺
    障害者である自分が使いやすいソフトウェア
    ITラーニング
    バリアフリー住宅、本当に必要な場所を経験から語る
    障害者の排泄物の問題も相談しやすい
    コールセンターの対応
    特別扱いしない
    社長に肩を貸してもらったことも
    聞こえにくいのは日常で過ごしにくい
    難しい用語を説明するのは難しい
    テレワークを極めると会うのは年1でもいい
    コロナ前からテレワークを行なっている企業もある
    小さな店であれば障害者も接客ができる
    できないというのは固定観念
    ファーストリテイリング、戦力としての障害者雇用
    ユニクロではほぼ店長代理の人もいる
    わさびの匂いの火災報知器
    香りに繊細、感覚が優れている
    障害者が生き生きと働いている世界
    シャンプーやギザギザ、洗濯機の角度
    杖折り畳み
    高田馬場、学生の街で視覚障害者の街
    東京富士大、健常者と同じ卓球選手
    寄り添う、配慮の必要性
    女性の社会進出の重要性

  • 障害があるなしに関わらず、働いて成功するということは、個人と会社両方の工夫、努力によってなされるのかなと思った。きっと障害者がいきいきと自分の力を発揮できるところは障害のない人も十分に力を発揮できるのであろう。

  • 障害者が輝く組織
    高嶋健夫(著)
    (出版社) 日本経済新聞出版社
    (価格) 1680円
    (ISBN) 9784532316600
    多様な個性の尊重こそ、活力の源泉だ。-日本ビジネスオンライン好評連載「障害者が輝く組織が強い」待望の単行本化。


    障害者雇用の現場におけるトップランナーたちの取り組みをリポート。『義務として』の雇用ではなく、『戦力として』うまく活用している企業から、その成功秘訣を探っていく。障害の当事者側と受け入れる企業側、そのどちらに偏ることもないスタンスでとても参考になった。

    『できない理由ではなく、どうやったらできるか考える。それが私たちのやり方なんです。』(ファーストリテイリング)

  • めっちゃよかった!ウルっと泣きそうになったし、事業の参考になった!

  • ざっと「二十人に一人強」を占めている計算になる、合理的配慮、障害者の雇用促進で得られるメリット(企業統治、気づき、生活者としての目線、効率化、企業ブランド)、人事管理に最も困難を伴うのは聴覚障害のある人たちではないだろうか、会社の良し悪しを判断する指標→清潔、元気な挨拶、上原さんはユニクロの障害者雇用の原点となった方と言えます、職業適応援助者支援事業、トライアル雇用制度、障害のある方と一緒に仕事をするとなると同僚・店長が気遣いをする。その気遣いは、本来、障害のある方だけに向けるものではなくて、職場の全員に向けるものであり、そもそもお客様に向けるべきものだ、アクセシブルミーティング、障害者雇用がうまくいかない企業→障害者に対する理解がないこと、障害のある社員の能力開発が行われていない、障害者雇用→男女雇用機会均等法が施行された1986年前後の女性社員を取り巻く状況とよく似ていると感じます

  • 障害者の雇用問題を企業や経営者向けに訴えている本。
    障害者の親が読む本では無かったかも。

  • 簡単に言うとライターが障害者を巻き込んでいる一般企業を取材している本。

    すでに有名な組織から中小規模の組織まで様々。
    内容もインタビューが多々入っている。

    インタビューの内容もかなり突っ込んだところを聞いている印象を受けた。
    ライター自身も後天的に障害を持っているという。それが厳しく突っ込んだ質問を投げ掛けられる理由だと思う。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1956年、東京生まれ。1979年、早稲田大学政治経済学部卒。
日本経済新聞社に入社。編集局産業部、日経ベンチャー編集(日経BP社)、出版局編集部次長兼日経文庫編集長などを経て、1999年フリーランス・ジャーナリストになる。
1999年4月~2011年5月まで(財)共用品推進機構機関紙「インクル」編集長を務める。
専門分野は高齢者・障碍者ビジネス、中小・ベンチャー企業経営、商品開発・マーケティング。
『障害者が輝く組織』(日本経済新聞社2010年)、『R60マーケティング』(共著、同、2008年)、『いきざま』(編著、小嶋勇著、日経BP企画、2007年)など、編・著書多数。

「2013年 『「非常識」を「常識」にして成功する経営 人生ひとつも無駄なことはない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高嶋健夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×