「困った人」の説得術

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532316914

作品紹介・あらすじ

不嫌機なあの人が変わる。評論家、職人、思考停止、現実逃避、近視眼。5タイプのクセ者を"使う"技術。

感想・レビュー・書評

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  • 私には合わなかった…。こんな人いるよね!という共感もそれほど…。

  • 周りの人との関わり方や自分自身のふるまいに思うところがあり、手に取った本。なかなか、おもしろかった。

    私自身危ないのは、現実逃避クレーマーと近視眼クレーマー。特に現実逃避クレーマーは身に覚えがありすぎて、怖い。。大いに、自省させられる内容でした。
    とにかく、自分を客観的にみることを常に意識しておかなければならないことを学びました。一方で、妙に冷静すぎてもいやだなあとも思い、そのあたりのバランスのことをいろいろ考えるとなんだかもやもやしつつ・・・
    でも、客観視することをどんな場面でも、心掛けることを決めました。

  • 自分が困った人になっていないかのチェックになる本。
    もっとも、困った人の中には、読んでも自分が困った人だと自覚せずに他人の攻撃を始める人が少なからずいそうな気がする。

  • この手のコンサルタントは、私が思っていたよりも大変な仕事なのだと思った。
    少し散漫な気もしたが、わたしの読み方も悪かったのだろう。
    体育会系が評価されるのは従順さだけではなく、負けを何度も経験してるからだというのはなるほどと思った

  • 言い訳が長い、やたらと形式にこだわる、自分の仕事を触らせない…。企業の大小に関わらず、どの職場にもいる「扱いにくい人々」を5つのタイプ(評論家/職人/思考停止/現実逃避/近視眼)に分け、うまく使いこなすためのコミュニケーション・スキルを紹介する。

    序 章 なぜ「困った人」が生まれるのか?
    第1章 評論家クレーマーは「行動」させろ
    第2章 職人クレーマーは「持ち上げろ」
    第3章 思考停止クレーマーには「共感」しろ
    第4章 現実逃避クレーマーは「いったん逃がせ」
    第5章 近視眼クレーマーには「失敗」させろ
    終 章 自分が「困った人」にならないために

  • タイトルの通り、”よくいる困った人”への傾向と対策。”あるある”が満載なので、共感しながら読めると思います。

    続きはこちら↓
    https://flying-bookjunkie.blogspot.jp/2018/04/blog-post_6.html

  • 「現実逃避クレーマー」が参考になった

  • 社会心理学者と経営コンサルタントが共同で書いた、年代別に陥りやすい困った人の傾向と、困った人をタイプ別にして行動パターンと対応策が書いてある。

    自分の職場の人間を当てはめていこうと思ったが、まず自分がここに該当してしまうんじゃないか?と気づく。
    もちろん人間だから、パターンにかっちり当てはまることなんてないけど、いろんな困ったタイプがいることと、自分がそこに陥らないように、自分の傾向を把握できたことは良かった。

    自分の上司とか、部下との関係がうまくいかずにに悩んで、この本を取った人は、こんなに簡単にできるか!と肩透かしをくらってしまうだろうが。

  • 「困った人」をタイプ別に分けて、どのように対処するのがよいかを論じた本である。
    タイプとして、
    ・評論家クレーマー
    ・職人クレーマー
    ・思考停止クレーマー
    ・現実逃避クレーマー
    ・近視眼クレーマー
    の5タイプに分け、その心理を分析しながら、適切な対応策を述べている。
    筆者もそう書いているが、「困った人」はいつも同じタイプとは限らず、複合される場合もあるので、その分は考慮が必要である。
    身の回りの「困った人」を想像しながらよむと、「こんどこの人にはこういってみよう」みたいなのを思いついて良いかもしれませぬ。

    ただ、どこかで見たことある、読んだことある、感じたことある、という内容もたくさん含まれていると感じた。(特に年上の人や立場が上の人に)作業をお願いすることのある人は読んでおくと参考になるであろう。

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著者プロフィール

東京大学大学院工学系研究科修了後、経営戦略コンサルティングファームのコーポレイトディレクション、ダイヤモンド社(『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』編集部)、産業再生機構、グラクソ・スミスクライン(経営企画部)、メットライフアリコ生命保険(戦略企画部)および複数の投資ファンドに勤務。 2007年より慢性的な営業赤字に陥っていた老舗の健康器具メーカーで常勤取締役を務め、1年で恒常的な黒字体質へと変革させ、その後3年連続で成長させた。同様に2015年より老舗の事務機器メーカーにおいても常勤取締役として早期の利益改善を実現させた。 著書に『「困った人」の説得術』(2011年、日本経済新聞出版社)、『論理思考の「壁」を破る』(2006年、ファーストプレス)など。 定期的に東京大学(工学部)、芝浦工業大学等で企業再生、企業の技術戦略と実態、経営者・企業が意思決定を誤るメカニズム、技術者としてのキャリアなどについて講義。その他、日本経済新聞社主催セミナーにおける講演、企業における若手営業マンや管理職候補者向けの研修など、多数実施。

「2016年 『東大生が実際に学んでいる戦略思考の授業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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