本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784532317157
みんなの感想まとめ
人間関係や組織内での立ち回り方に焦点を当てた本書は、成功を収めるための心理的な戦略や考え方を探求しています。特に「セルフ・ハンディキャッピング」という概念は、自分自身を制限することで失敗の言い訳を作る...
感想・レビュー・書評
-
タイトル通りの本。非常におもしろい。
はじめに、の中で、「あなたの最大の敵は自分自身である」として、「セルフ•ハンディキャッピング」というコンセプトが説明される。これは、失敗の確率を高める細工をしておけば、実際に失敗しても、自分の能力が低いせいではない、と言い訳できることを指す。(例: 数学の試験の前に、読書に耽る。)
一瞬、「まさか」と思ったが、言われてみれば思い当たることが多いし、研究で繰り返し実証されているのだそう。
「頼みごとは相手への賞賛である」(P99)という指摘も興味深い。頼み事をすることで、良い意味で目立ち、選ばれることが出来る、というのは、逆説的で、勇気付けられる。例え断られても、頼む前に戻るだけ、と考えれば、ゼロリスク•ハイリターンな戦術だ。
P229のナビスコの元CEOロス•ジョンソンが、前任のCEOロバート•シェバーリを追い落とす技が神がかっていた。まず、シェバーリCEOの名前を冠した寄附講座、それから、研究センタービル、を立て続けに作って、本人を気持ちよくさせておきながら、取締役会メンバーに対して、『建物に名前が付けられるような人は、死んだも同然』という印象を巧みに植え付けた、というわけ。怖いな〜。。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
● 立派な業績を上げればご機嫌取りなどしなくても自ずと上に行けると考えるのは、多くの人が犯しがちな思い違いの一つである。
● すなわち、何らかの仕事に必要な専門知識を持っていない人は、自分たちが無能であることを理解するのに必要な情報も持ち合わせていないため、自分を過大評価するのである。
● 頭がいいことは重要な成功要因だと考えられているが、実際にはそれはある水準までに過ぎず、その先は過大評価されている。
● 人間は勝ち馬に乗りたがるものである。あなたが自分から階段を上ろうとしないなら、誰も後押しはしない。始めから降りている人は、負けるに決まっているからだ。
● 「今あるニュースが気にくわないなら、じっとしていないで自分で作ったらどうだ」ウェス・ニスカー -
「権力を握る人の法則」ジェフリー・フェーファー
えーと、組織の中での立ち回り方。そこから外れた方がいい気がするのだが、そこはまあ、実力ということで、それがあった上で、ということなのでしょう。自分でもびっくりするくらい、読んでいて惹かれない本だった。逆に何か自分に屈託があるんじゃないかと思うくらい(笑)。 -
・実績と昇進の相関関係は低い
・有効な情報は、弱い結びつきの人的ネットワークからもたらされれる
・よく怒る人は出世しやすい
など、研究結果を基に、権力が誰にもたらされるかについて書かれている。
最も興味を持ったのは「セルフハンディキャッピング」と呼ばれる行動。失敗すると自尊心が傷付くから意図的に失敗の確率を高めるような行動をすることで、例えば試験前に模様替えを始めてしまうなどが該当する。
自身も心当たりがあるが、この行動が成績や成果に悪影響を与えることが調査で実証されているそうだ。
私は権力から遠のいてるのか…。 -
日本人があまり好まないだろう「権力」や「パワーポリティクス」について書かれた本。
自分も自身も権力闘争や社内政治を嫌悪する傾向にあるが、著者は「人が集まるところには権謀術数の類は避けられない」と言い切り、組織内での立ち振る舞いとルールを説く。
仕事ができるだけでは出世出来ない、というのは同意。
組織で活躍しようと思うなら、目の前の業務だけではなく、周りに与える影響や自身のイメージに気を使わなけばならない。この辺りは確かにその通りで、自分のブランディングや周りへの働きかけや付き合い方はとても重要。
本書を一読してみても組織内の権謀術数に心から共感は出来ないが、現実は現実と理解した上で、自分の立ち振る舞いを判断しなければならないと感じた。 -
単純におもしろかった。
別にわたし自身は権力を持とうと思っているわけではないが、「どうしたら組織人としてうまくやれるのか」という視点で読むだけでもかなりグッときた部分はあった。
自己の振る舞いについて、メタ認知できるといいよなあ。
周囲と軋轢が生まれそうでも、わたし自身を攻撃したわけではないんだ、と思おう。
考えは行動に感化されるし、ハッタリを使っていくのも一つの方法。
「今あるニュースが気にくわないなら、じっとしてないで自分で作ったらどうだ」 -
権力を握ると常に監視され、自由と時間を失い、他人が信用できなくなるらしい。それでも握りたいのか?って話だが。権力についての哲学的考察を期待したのだが、タダの処世術のマニュアル本だった。ただし、「公正世界仮説」というのは興味深いので今後考察を深めていきたいとは思う。
-
いや・・・多々agreeできないところがあって、、、それは今や、人生多様な生き方が奨励されるようになって、キャリアで上を目指すことが必ずしも幸せではないし、いろんな生き方がある、という世の中になってきて、私もそう思うからで。時代遅れ、昭和の熱血時代か?と思ってしまう内容かもしれない。ただ、真実でもあり学ぶところもあり。良いところだけ抜き取って参考にしたい。
官民問わず、組織には駆け引きや権力闘争がつきもので、そんなものはなくなれば良いのに、、、と思うが現実はそうでない。ではどうふるまえば生き残り成功に近づくことができるか、を説いた本。
ちょうどこれを読む最中、主人がリストラにあった。まさに、「会社は個人を守ってくれない」。一方で私はどうしようもない上司にいつもイライラ。
ただ、世の中は不公平だとか上司はあほとか、不満を言っても始まらない。私をより良い場所に押し上げるのは私しかいない。上へ行く道を切り開くのは私次第。
・自分の力を自分から放棄してはいけない。
・自信あるようにふるまうくらいはできる。
・頼み事は案外聞き入られる。たとえ断られてもどうってことない、断られる前の状態に戻るだけだ→この考えは目からうろこ!皆断られるという自尊心の傷が怖くて尋ねないだけ。
・出る杭になれ。
部分的に気に入らないのは、
「オフィスの場所でビジネスが上り調子かどうかわかる」これは完全に時代遅れ。オフィスを持たない会社がこんなに増えることを著者は予測しなかっただろう。
「怒りを表す人は能力が高いと思われやすい」いや、感情のコントロールが効かない人と思われ、逆にビジネスマンとしてはレベルが低いと思われるでしょう、ただ、女性が怒ると男性よりも悪い印象を与えるという不公平も書いている。
「パワーを持つ人には従わらざるを得なくなり」一部パワハラセクハラもあるようになった現状。これはいかんでしょう!
最後にあったデータは衝撃的・・・ヒエラルキーの下部にいる人は、頂点にいる人と比べ死亡率が4倍高い、、、何だよそれ、でも皆が権力を目指してきしきし生きる芳も人生に良いのか?権力から降りたとたんに屍になった人のことも本書に出てきたので、ある種矛盾を感じるけど。
たとえそういう生き方の途中で敗者となっても腐らず、向かい風の期間を、本書にあるように耐えて力を付けて上がっていけ、ということなのか。 -
-
社会は誠実なだけでのし上がれる場でないことが、よくわかる。
権力を持つということが、重要であるか?ただし大それたことをしないと権力を握れないわけではないということが、いろんなCEOの話でわかる。 -
あきらめて努力を放棄することが成功できない最大の原因である。自分を無力だとか被害者だとか考えてはいけない。「あなたが自分から言わないかぎり、誰もあなたを劣った人間だとは思わない」。上へ行く道を切り拓くのは自分次第である。
-
自己啓発
-
あまり心に響かなかった。周りからの評判を良くすること(イメージ戦略)は確かに大切だと思った。
-
著者は、文中でパワーポリティクス(権力闘争)の中で生き延びるノウハウとして読んでくれと言ってます。
”あなたの最大の敵は自分自身である”
確かにそう思います。
社会心理学でも学びましたが、人は自分の事が一番好きなのでしょう。
そのために、無意識ながら自分の事を誇大に伝えたり、自分自身に言い訳をする理由を捜したり、意図的に作ってしまう。(セルフ・ハンディキャッピング)
思えば、自分もその様な事をしている節があります。
人間である以上は、これらをやめることなんてできない。
ただ、このような知識を知った上で、様々な場面で思考&行動する時のヒントになるんだと信じたいものです。 -
著者であるジェフリー・フェファーさんが描いた”悪いヤツほど出世する”を読んだ後にこちらの本を読みました。両作品は一貫して、一般の人々が期待するリーダー像に対する誤りを指摘しており、当”「権力」を握る人の法則”ではどうすれば「権力」を手に出来るかの具体的なアドバイスも書かれている。(第2章参照) 参考に出来る部分が多いと感じたし、実践していきたいとも感じました。
-
スタンフォードのビジネススクールの教授が権力者がいかにその権力を手にしたのかを研究した成果。綺麗事ではなく、現実を見据えて淡々と打つべき手を打つ人間が権力を握っていく。
仕事ができる、成果を残す人間が必ずしも権力を握るわけではない。上手に上の人間にアピールし上の人間を気持ちよくしていく必要がある。権力を握るための7つの資質として決意、エネルギー、集中、自己省察、自信、共感力、闘争心が挙げられていて、知能はあまり出世に関係ない。その他に上昇する部門でキャリアをスタート、リソースを確保し強力な人脈を築く、権力者として振る舞うといったコツが紹介されている。
ただ権力を手にした人間が払う代償も大きい。衆人環視、時間とエネルギーの代償、人間不信など。ただ権力者の方がピラミッドの底辺の人間よりも長生きするらしい。 -
とても素晴らしい本だった。
できるところから実践していきたい。
・実績と昇進は関係ない
・上へ行くためには、上の人に存在を知らせ、評価してもらわなければならない
・自分が階層の頂点でない限り、上には必ず誰かがいる。したがって大事なのは、上の人間があなたの昇進を望むように持っていくことである。
・将来の目標達成のために自分を変える
・組織内のパワーポリティクスを理解する
・7つの資質:①決意、②エネルギー、③集中、④自己省察、⑤自信、⑥共感力、⑦闘争心
・自分は優秀だと思い込むと自信過剰になり、ひいては傲慢になりやすい
・キャリアをスタートさせるときには、やりたいことを臆せず要求する意思と、自分を「その他大勢」から際立たせる演出力がモノを言う。
・何かを頼んだときに想定し得る最悪の結果は、断られること。断られたところで、どうと言うのだ。初めから頼まない場合と同じ結果になるだけではないか。
・あなたを昇進させるかどうかは誰かが決める。その誰かに選ばれるためには、あなたの存在に気づいてもらわなければならない。
・目指すべきポストがあれば、「その仕事には自分が最もふさわしい。皆さんは私を必要としている。」ぐらいのことを言うべきである。
・他人があなたをどう思うかなどあまり気にせず、欲しいもの、必要なものはとりあえず頼んでみよう。
・就職という人生の一大事が外見や演出で決まるのはどう考えてもおかしいが、世の中は正しいことばかりではない。
・失望よりも怒りを表す人間の方が、権力の座にふさわしいと見なされる傾向がある。
・まだそれほど偉大ではないのに、そんなに謙遜することはない
・強い立場にいる側が一段と優位に立つときの常套手段は、相手がつゆほども疑っていない基本的前提に疑義を提出すること
・すぐに立ち上がる:捲土重来を期すためには、自分を責めるのをやめなければいけない。敵をつけ上がらせてはいけない。手をこまねいていると、世間から失敗者の烙印を押されかねない。
・内心は不安でも自信があるようにふるまう術を身につけることは、とても大切。
・挑戦しなければ、絶対に成功しない。
・結局のところ、世界は常に公平なわけではない。だから、自分の高潔な人格や卓越した実力だけで上に行けると考えるのは、やめた方が良い。人間は勝ち馬に乗りたがるものである。あなたから階段を上ろうとしないなら、誰も後押しはしない。 -
前にもこの人の本は読んだことあったけど、読みやすくて面白い。
自ら目標を達成しない言い訳を作る為に行うセルフハンディキャッピング、
世界は公平だと思うことは甘い。
自分は出来る人間だと誇示すること、強気でいること、怒りっぽいことが権力を誇示出来るのだと。
出来る人間を演じ切れるかが重要なのね。
あとね、まだ権力握ってないのに自己謙遜する必要ないってのがしっくりきた。
いい人が世の中で勝つのではなく、
ずる賢いやつが生き残る。
正統な道を全うするなんて全く無意味。
最近部活で腹立つこと多かったけどそれを知ってからズルく生きようと決意しました笑
いい人はいい人どまり。
私みたいな野心のあるやつはいい人じゃダメ。
出る杭は打たれればいい。
著者プロフィール
ジェフリー・フェファーの作品
本棚登録 :
感想 :
