ディシジョン・メイキング: 賢慮と納得の意思決定術

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 234
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532317607

作品紹介・あらすじ

チーム会議で使える!意思決定フレームワーク集28。もう「決まりない」とは言わせない!質の高い意思決定を実現するためのプロセスと、チームでの議論・判断を促進する実践テクニックを、ファシリテーターのキラーフレーズとともに紹介。

感想・レビュー・書評

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  • それぞれ、初級編、中級編、上級編、熟達編は、4つのプロセスとフレームワークの解説からなる

    1知識編 なぜチームで意志決定するのか
    2初級編 合理的に意志決定する
    3中級編 協調的に対立解消を図る
    4上流編 対話による合意形成を目指す
    5熟達編 困難な衝突を解決に導く
    6現場編 チームによる意志決定を実践しよう

    です。

  • すべてのリーダーにはファシリテーションスキルが必要だとこの本を読み終わった今、断言できる。
    本来は問題解決の手引きとしてすすめられた。今の自分はリーダーでありながらチームで決定する要素がないためファシリテーションは必要ないと思いこんでいたが、それは間違いであることに気が付いた。

    ステップにわかれ、ありそうなチーム事例からキラーフレーズ、巻末のツール一覧も役に立つ。読み終わったらどこかの古本屋に売ってしまうのでは無く、手元においてその時々の自分の成長度と必要度合いに応じて読み返したい良書。
    また、リーダーを目指す人、質の良い議論や意見を発信したいと考えている人にも是非すすめたい。

  • ファシリテーション・意思決定に関する本。すべてを理解しきれていないので、もう一度読みたい。複数のメンバーで合意形成をする際の方法が紹介されているのだが、自分は初級編の論理で決定するケースですらできていないことを認識。ちなみに、初級編では以下のステップをたどる。
    1.課題を共有する。
    2.選択肢を考える。
    3.判断基準を定める。→これ重要
    4.最適な選択肢を選ぶ。
    さらに、中級編では対立が絡むケース、上級編では世界観が異なるケースと取り組み方はそれぞれ異なってくる。
    実際にファシリテーションの講座も受けてみたいと思った

  • 合意形成のための基本的なステップを学ぶためにお勧めの1冊。初級編・中級編・上級編が章ごとに分かれているので、まずは初級編(第2章)だけでも押さえておくと役に立つ。

  • 冒頭にてチームで意思決定する意味などについて解説した後に、初級・中級・上級に分けて解説をしている。

    初級は、「合理的に意思決定をすること」
    ・課題共有 → 選択肢を考える → 判断基準を定める → 最適な選択肢を選ぶ、
    使えるツールとしてのフレームワークを紹介している。

    中級は、「協調的な対立解消を図る」
    ・本質的欲求の発見 → 統合的な目標を設定 → 代替案の拡大 → 満足度最大の案を採択する
    使えるフレームワークを紹介している。

    上級は、「対話による合意形成を目指す」
    ・共通の立脚点に立つ → 固定概念を打破する → 革新的な機軸を導入する → 具体案を創出する
    使えるフレームワークを紹介している。

    熟達編では話し合いには、記述的、功利的、規範的、感情的な問題が絡むので、なかなか難しいが
    ・プロセスを共創する → 信頼感を高める → 共感して一体化する → 欲求に折り合いをつける

    個人的には、問題について、まずは問題の本質を見抜き、そのための準備をすることが大切だと感じた。

  • このシリーズは最高。ファシリテーションの勉強に。

  • ①対立は、図示して整理する
    ②対立軸のパターンを覚えることで、少し離れた視点で論争をみることができる
    ③「なぜ」その選択をするのか常に考えることで意思決定力を高めることができる

    ①TOC対立解消図を作る練習を1日1個やる
    ②本に載っている対立軸の具体事例を2こずつ作る(明日)
     →ノートに書いて毎日ファシリの練習をする前に読み返す
    ③買い物をするとき、なぜそれを選んだか口に出して言う

  • Aaaaa

  • このシリーズはどれも実践的。
    巻末のフレームワーク集もGOOD。

  • わかりやすい。時間がかかっても、皆が納得のいく決定を意見の違う人どうして話し合いで解決するには勇気がいるなぁと思った。だけどその決定はかけがえのない意味をもつのだと思う。

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著者プロフィール

組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会フェロー。大阪大学客員教授(テクノロジーデザイン論)。
1960年神戸市生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。ミノルタにて製品開発や営業企画、経営企画に従事したのち独立。2003年に日本ファシリテーション協会を有志とともに設立し、初代会長に就任。組織変革、企業合併、教育研修、NPOなど多彩な分野でファシリテーション活動を展開している。ロジカルかつハートウォーミングなファシリテーションに定評がある。

「2022年 『ファシリテーション・グラフィック[新版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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