最高の人生と仕事をつかむ18分の法則
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2012年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532318277
感想・レビュー・書評
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■時間管理
A.お金を失ったら、稼いで取り戻せばいい。
失業したら、別の仕事を見つければいい。けれど、時間を失うと、二度と取り戻せない。
B.朝、5 分でやることリストを見てプランを立て、昼間は1時間ごとに1 分、仕事を振り返り、夜は5 分で1 日を振り返る。
これを続ければ、やるべきことをこなせるようになる。
C.人というものは、年齢とともに賢くなるのが普通だろうと、私は思っている。
しかし、なぜか同じミスを飽きもしないで繰り返す。
なぜそうなるのか。理由は簡単だ。いったん立ち止まり、何がうまくいって何がうまくいっていないのかを考える時間を設けていないからだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルからは一つの法則について書かれているかのような印象を受けるが、中身はTIPS集。
だから邦題を付けた出版社のセンスはかなりイケてないと思う。
とはいえ、中身は個人的には結構好き。
本書のスタンスは、やりたいことをやるために「全てのことをやろうとはしないこと」。
多くの時間管理本は数多くのタスクを、全て効率的に処理することを勧めるものが多い。だけどそれは効果的ではないし、そもそもその全てのタスクが本当に自分にとって必要なことなのか?という視点が抜け落ちていると、10年、20年経ったときに自分の人生に空しさしか残らない。
この全体的なスタンスに総論賛成なので、各項目も楽しく読めた。
やりたいことにフォーカスを定め、1年のうちでは何をやるか、1日のなかでやりたいことをこなすにはどうするか、その他心構えなど、中身はTIPS集なので、使いやすいところだけ取り入れればいいだろう。 -
時間管理で必要なのは、やらないことを決めること。
やりたいこと、集中すべきことを決めること。
そして、決して全部をやろうとしないこと。
ハーバード・ビジネス・レビュー誌の超人気コラムを書籍化した本です。
・今年は何をする年なのか。
・今日は何をする日なのか。
・そして、いまこの瞬間、なにをするのか。
まずそれを決めなさいと。
その上で、次の3つのステップをすすめています。
1、朝の日課として、5分間で一日のプランを立てる。
2、1時間ごとに1分間、プランの軌道修正を行う。
3、夜の日課として、5分間で今日一日を振り返る。
1日合計わずか18分間の日課時間を設けることで最高の人生と仕事をつかめる、というものです!
何とシンプルで、すばらしい方法でしょう。
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私も毎朝、パソコンを立ち上げる前に、一日の予定をマインドマップで書いています。
その後の軌道修正と夜の振り返りが、少々おざなりだったので、この本をお手本にして、18分間の日課を実践したいと思っています。
時間管理に時間をかけるほど、むだでむなしいことはありません。
時間管理をシンプルにして、人生と仕事を一新したい人にオススメの一冊です。 -
立ち止まること、休息すること、集中することの大切さを再認識した。
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18分
・朝の5分: 1日の終わりに振り返って生産的に過ごしたと思えることは何か?
・1時間に1分ずつの振り返り
・夜の5分:
①どんな1日を過ごしただろうか?何が成功し、何がうまくいかなかっただろうか?
②今日新しく学んだことあっただろうか?自分自身について、自分以外の人について何を知っただろうか。明日やろうとしている事のうち、これまでと同じ方法でやること、これまでと違う方法でやる事は?
③誰と交流しただろうか?連絡を取る必要のある相手は?感謝したか?質問をしたか?情報や意見の交換をしたか?
To Doの整理
・72時間以内に出来ないものは、スケジュールに入れておく。それでも入らないものは「いつの日かもしかしたら」のWaiting Listに
マルチタスクは毒:
・大切なのは「ノー」と断ること。記事は読まない、メールは読まない、電話には出ない、会議には最後まで出席しない。
・マルチタスクは効率を圧倒的に下げる→ものごとを動かすためには締め切りが絶大な効果を発揮する。 -
・短い一時停止=深呼吸をはさむ
・もしかしたら自分は間違っているのでは?ありのままの現実は?と自分に問う
・出来事→結果→反応、結果を設定してから反応する、すぐさま反応しないで、どんな結果を望んでいるのか?と自分に問い、出来事に反応するのではなく、結果を出すための反応をする
・私にとって本当に大事なことはなにか?
・学んでいるときに自分の有能さを実感する
・能力は伸ばせると考えていれば、失敗をバネに向上して
いく
・逆境は自分を磨くチャンス
・どんな場合も得意なことを活かし、苦手なことを受け入れ、人との違いを明確に打ち出す
・何に関心を向けないのかを判断する
・1時間ごとにストップをかける
・いったん立ち止まり、深呼吸し、なにがうまくいっていないのかを考える
・一日の終わりに一時停止の時間を設けて、なにがうまくいったの、いかなかったのか考える
・あたかもそうでるようにふるまう、信じているふりをする、真実であるものとしてふるまう
・何かをしたいときは集中する、なにかをしたくないときは気を散らす
・ひとつのタスクに絞ってきつい締め切りを設ける、短時間でやれと自分に命じる
・今の状況は?ほかに誰が関与しているか?自分はどう貢献できるか?を考える
・最大の効果を得られるたった一つのことを考える
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Vol.176 18分の法則で本当に優先すべき仕事が見えてくる!?http://www.shirayu.com/letter/2012/000354.html
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ふつー。どんな目標を設定すると良いか、それに集中するのが大事、と書いてある