どうやって社員が会社を変えたのか: 企業変革ドキュメンタリー
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2013年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532318437
作品紹介・あらすじ
リアルな変革は一筋縄では進まない。「今が改革のラストチャンス」。異なる立場の語り部が、それぞれの思いを込めて、初めて真実を明かし、企業変革ストーリーの実像に迫る。
感想・レビュー・書評
-
やらされ仕事はつまらない。
当事者意識を持って自主的に取り組むことで、よいアイデアにたどり着けることを再認識した。
また、コンセプトを持つことの重要性を知った。
それを具現化しようと行動するため仕事の品質もアップする。
こうありたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
”<抄録(抜き書き)>
<きっかけ>
ずっと本棚に寝かしていたけれど、北村三郎さんとのFBやりとりをきっかけに読み始めた。” -
「なぜ会社は変われないか」の著者の、実話版です。
実際におきたこと、現実の登場人物が、現実の課題に対してどんな行動を取ったのかが追体験できます。
コンサルに丸投げしてうまくいかない時期。
おかしな方向にトップダウンで進むうちに、上が言うから仕方ない、と適応していくしかない雰囲気が蔓延していく感覚がよく伝わってきます。
「この道しかない」と力んだ結果が、自分の頭で考えないひとたちの大量生産につながるとしたら、とても怖いことです。
実話であるが故に、自分の頭で考えて、自分で行動するために必要なことを自分で考えるきっかけにできる本です。 -
-
「目標ではなくコンセプト」
これは良かった。 -
2015/8/23
-
目の前の仕事をさばくことが普通になっている状況を変えて、チームワークが働く環境に。2割の2割(4%)が変われば会社は変わる。人は本来なまけものだが、何か目標ができて、それを本気で乗り越えたいと思ったときは、想定以上のちからを発揮する。などなど、コンセプトに非常に納得感あり。
たぶん、ほんで伝えられる情報量の限界なのか、具体的なやり方とか葛藤についてはあんまり書かれていない。
なんで、柴田さんと北村さんが、稲生さんが蕎麦屋で仲直りさせるくらい喧嘩してのか、とても気になりました。 -
もっと具体的に障害をどう乗り越えたか知りたかったけど、これくらいが書籍の限界かな
-
『なぜ会社は変われないのか』の元になった企業関係者のドキュメンタリー。ある事象に対して異なった視点の3者の意見は面白い。
読み物としては『なぜ会社は変われないのか』の方が読みやすく面白いが、実際に自社で風土改革をしようとしている人にとっては、こちらの本の方が役に立つはず。
ただ、実際に風土を変えるとなると中々うまくいかないのですよね…会社を変えたいなぁ。。。