経営がみえる会計 第4版: 実学入門 目指せ!キャッシュフロー経営

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 184
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532318673

作品紹介・あらすじ

難しい専門用語や堅苦しい表現は徹底的に排除。語り口調でわかりやすく説明。「ビートルズの失敗に学ぶ」「マクドナルドの価格戦略」といった実際のケースを満載。「右脳でわかる」直感的な図をつかって、ビジュアルに解説。

感想・レビュー・書評

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  • 初版は1999年ではあるが、繰り返し再版された本である。内容も簡潔でわかりやすい。時代に合わせて取捨選択して、要点をピックアップすれば良い。

    数字を読むことができれば、経営が見えてくる。

    会社が存続する条件として、利益だけを見ていてはいけないこと。P/L,B/S,C/Fの関係性を理解し読み解く必要がある。

    シンプルにまとめると、カネをモノ(ヒト)に投資し、生産し売る。その結果、リターンを得るということ。

    収益と収入、費用と支出。言い方も違えば、扱いも違う。では何が違うのか。それを学べる内容となっている。業種によって、固定費用と流動費用に大きな違いが出てくる。マクドナルドの薄利多売戦略などが、成り立つにはいくつかの条件が揃っている必要があった。
    漠然と実行していては、失敗してしまう可能性もある。だからこそ自分の会社の会計を見て考えるべきである。管理会計についての認識を正しく持つことは、会社の『儲け』に密接に関わってくる為、本の内容を通して学ぶ。

    投資家向けではなく、会社が儲けの仕組みを作る上での管理会計についての教養という部分が強い。

  • 参考にならなかった。

  • 勝間さん推薦

  • 2013年にビジネスセミナーのテキストとして一度読んだんだけれど、分かっていなかったぁ。書込みの減価償却が焼却になってたwww。今回は簿記2級勉強中の合間に読み直し。せめて簿記3級は勉強してから読んだ方がいいように思う。ここを避けて何冊も同じような本を読んでも結果遠回りだったというのが実体験。少し知識をつけて読めば「会計を知らない人への説明の仕方」がわかり、分かる実感が得られる分、会計って面白いかも!って思える、そんな本。

  • うーん、ちょっと古い感じかも。

  • 難しい専門用語や堅苦しい表現は徹底的に排除。語り口調でわかりやすく説明。「ビートルズの失敗に学ぶ」「マクドナルドの価格戦略」といった実際のケースを満載。「右脳でわかる」直感的な図をつかって、ビジュアルに解説。(Amazon紹介より)

    昨今、声高に叫ばれている「社会人に必要な、財務諸表を読む能力」に関する基本中の基本をわかりやすく解説した1冊です。いつの時代も会社の経営は、いかにしてお金を調達し、それを運用して大きくするかにかかっています。ややこしい会計ルールを入口に勉強を始めると、どうしても本質を見失って挫折するんですよね汗 そんな方にオススメの1冊です。
    先日たまたま著者の講演を聞く機会があったのですが、とても話が面白いです。わかりやすいですし、ポケットがとても多い。こういう本を書いている人は知的好奇心が強いからか、話を聞くととても刺激になります。仕事の合間にいろいろな人の話を聞いてみたいなと思いました。

  • 会計楽しい!とおもった一冊。

  •  いかに簡単に会社の状態を知ることができるかというただ一点をすんなりと理解できるのならそれはそれでよしでしょう。

     ただ、本当に必要な知識を得るためならば簿記、会計学をすんなりと学んだ方が理解は早い気がするのですがいかがか。

     難しいものを優しく理解させることはとても重要なところなのだがその難しいところを安易に切り捨てられてしまったらと思うと先行き危険な気もする。


     8社を合計してもサムスン1社にかなわない現状からすると、もはや「日本に大手家電は8社も必要なのか?」といった根本的なレベルで経営を改革する必要がありそうです。  P19

     経営知識があるのがすべてではなく物事を統合的に解釈できる知識を持たなければ本当の世界はわからない。

     果たして日本企業はサムスンより劣るのだろうか?

  • 中小企業の経営者には会計を苦手にしている人が多い、と感じています。第一線で活躍している営業パーソンも同様です。売上増には注力しますが、会計は人任せにしがちです。でも本当はそれではダメだと思います。そうした人こそ「会計」を学ぶべきなんだと思います。

    会社には様々な問題が発生します。そうしたことが起こる原因は何なのか、それはどうやって解消すればいいのか、ということに対して会計の知識は欠かせません。そしてそれはいわゆる経理処理ができるようになることではありません。財務諸表の仕組みを知り、それを読み解くことができるようになることです。

    この本は、そのための基本になる考え方を知ることができます。

    つづきは⇒ http://amba.to/1aSjnDI

  • 貸借対照表とは
    損益計算書とは
    キャッシュフローとは
    それぞれの役割から内容まで分かりやすく説明されていました。
    今度の会社のIRが楽しみになりました。

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著者プロフィール

1963年、三重県生まれ。作家、公認会計士。田中靖浩公認会計士事務所所長。早稲田大学卒業後、外資系コンサルティング会社などを経て現職。中小企業向け経営コンサルティング、経営・会計セミナー講師、執筆、連載を行う。著書に『会計の世界史』(日本経済新聞出版社)、共著に『お金にふりまわされず生きようぜ!レストランたてなおし大作戦』(岩崎書店)など多数。

「2022年 『会計と経営の七〇〇年史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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