増補改訂版 V字回復の経営―2年で会社を変えられますか

著者 :
  • 日本経済新聞出版
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感想 : 33
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532318871

作品紹介・あらすじ

実在リーダー同士による熱き対談を増補!日本的改革の要諦を説く名著。組織を「戦う構造」に変え、骨太の「戦略ストーリー」を作り、一気呵成に逆転する方法を伝授。

感想・レビュー・書評

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  • 経営改革に関わる人は絶対に読むべき一冊

  • リーダーには
    ①人間的魅力
    ②圧倒的知性
    ③行動力
    ④忍耐力
    ⑤孤独に耐えられる自己肯定感
    など様々な力が必要だと感じた。
    一人で全てを賄えないなら、仲間を作って補いながら。

    本書を企業再生本として読むのも1つだが、作者も記しているとおり「人生のV字回復本」として読むのも一つ。
    これまでの人生、パッとしなかったなぁ、という人はこの本で「人が変わるための方法、マインド、努力量」などのイメージがつくかも知れない。
    ゲロを吐くような睡眠不足の4ヶ月、ブートキャンプ的な試練を経験すれば変わるかも?

    第二の人生を歩むには、ゲロを吐くほどの努力をする覚悟が問われている。全ては信念や覚悟の問題だ。

    (私は家族と過ごす幸せもあると思いますけど)

  • 三枝節炸裂の読み応え充分!
    こんなに引き込まれるビジネス書は珍しい。
    社会人ならどんな人でも少なからず共感出来る部分があるはず!

  • ー 元気な成長企業に行きますと、一つ上の階層の上司は、いつも配下のタテヨコの矛盾を自分で嗅ぎ回り、問題を自分でいち早く吸い上げます。組織内の綱引きに自分から先手を打ちます。そして、明確な方針を自分で示します。

    元気な組織というのは、そういう人がいるから元気でいられるのではないでしょうか。

    それも、下の者が妥協的な案を固めてしまう前の、多少まだ生煮えという段階で、積極的に下に入り込んで、本来とるべき戦略や基本思想をインプットしてやらなければなりません。この行動こそが、経営におけるリーダーシップの本質ではないでしょうか。 ー

    『戦略プロフェッショナル』も感銘を受けたが、本作も気付きが多く勉強になった。

    自分ごと、として物事を考えることが出来るかどうかが、出発点として根源的に重要なことがよく分かるなぁ〜。

  • 経営不振に陥ったコマツ三機の再生プロセスを、当時の事実を交えながらエピソードとして綴っている。改革には智・力・行動のリーダーが必要であり、本書では黒岩が力・行動、五十嵐を智に例えながら説明している。率直に再生の大変さを感じた。限られた時間の中での戦略立案から実行、そして組織改革までをタスクフォースのみで成し遂げるのは想像を絶していた。コマツは大組織であり、改革をよく思わない人も当然いる中での各種決断には覚悟がと求められる。社長が黒岩に人事踏まえ改革権を譲渡したのは器の大きさを感じざるをえなかった。

    以下、印象に残ったこと。
    ・調子の悪い会社は「上層部で大極的に語られている戦略」と「現場の実態」がつながっていない
    ・目先の対症療法的な組織変更や人事異動が頻繁に行われ、大した効果も出ないまま、すでに社員は改革疲れを起こしている
    ・基本に忠実な組織を愚直に作っていけば、会社は元気になることが多い
    ・ただ生き残るという発想を捨てて攻めを意識すれば、強い分野で「勝ち戦」を狙い、弱い分野はやめてしまうという、「絞りと集中」の戦略をトコトン追求することになる
    ・企業改革の成否は1「現状認識・強烈な反省論」2「方針・戦略を示す改革シナリオ」3「アクションプラン」
    ・シンプルな戦略をつくる→支えるのは「データ」、今まで誰も知らないデータでも必要と思えば探しにいく
    ・日本企業の元気を取り戻すためには、組織の中で「今そこにいる人々」を元気にすることが最大の経営課題

  • 強制的に変革せざるを得ない現在だからこそ読みたい名著。
    大それた話ではなく、いくつかの実体験を組み合わせたストーリーなのも腹落ちしやすい。企業変革の極意が詰まった一冊。

  • この本に出会えた事が、
    人生のターニングポイントになったと50年後に言えるよう今努力していきたい。

    ロジカルシンキングと感情の合わせ技。
    納得感と高揚感が同時に来る。

    またストーリー仕立てで読みやすい。
    各登場人物の心情も描かれており、感情移入した。

    450ページあるが2日間で読んでしまった。
    もう一周読んで、スキル定着にもしたい。

  • 岸本社長の推薦図書だったが、全く面白さを実感できなかった。

  • 一人一人が如何に自責で考えられるか、
    やりきれるか、現状をファクトで見つめられるか。
    現場のことを把握できているか。選択と集中。

  • 人の命のチャンネル
    何に触れるかによってあらわれてくるものが違う

    組織にも寿命がある
    長生きしたけりゃ新陳代謝すべき
    同じチャンネルをずっと見続けてしまう


    根気と熱意。面倒くさいとの闘い。

    仕組みと躾。

    リーダーの熱意。全員がリーダーシップ持つ。
    フォロワーなんていらない。

    ロジャース普及理論

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著者プロフィール

ミスミグループ本社シニアチェアマン、第2期創業者
1967年一橋大学経済学部卒業。三井石油化学を経てBCG勤務。75年スタンフォード大学経営学修士(MBA)取得。30代から経営の実践に転じ、赤字会社再建やベンチャー投資など数社の代表取締役を歴任。86年三枝匡事務所設立。2002年よりミスミ代表取締役社長、2008年代表取締役会長兼CEO、2018年より現職。2001年から一橋大学大学院客員教授。2009年内閣府参与。

「2021年 『V字回復の経営 増補改訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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