僕がグーグルで成長できた理由: 挑戦し続ける現場で学んだ大切なルール
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2014年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532319298
作品紹介・あらすじ
グーグルで最も活躍する日本人は、創業者ラリー・ペイジも認めた男。世界トップレベルの現場で結果を出す、徳生健太郎の秘密に迫る!
感想・レビュー・書評
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ドキュメンタリーでも小説でもRPGゲームでも、私が最も面白いと思うのは成長譚です。この本は、徳生さんというヒーローが成長する軌跡を描いた物語…。上阪さんというライターによって、かなりブーストされているところや、あっさり切り取られてしまったところもあるかもしれませんが、まるで良く出来た小説のようにダイナミックな展開を楽しむことができます。主人公の徳生さんは、手練れによる似顔絵を見て、良い意味で「盲点の窓(ジョハリの窓)」を開け放ち、今まで知らなかった魅力的な自分を発見することができたのではないかと思います。
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Google日本法人開発本部長の徳生氏が高校を辞め、アメリカに渡り、様々な事を経験していき、Google日本法人の開発本部長として日本に帰ってきた半生を綴る本。
アメリカの大学受験や就職活動等、日本との様々な違いが説明され、非常に興味深く読ませていただきました。
Googleがなぜここまで成長できたのか、ということについても色々と書かれており、こういうことが日本の会社もできればなぁ・・・と思いました。 -
人生をかけて成長すること、これに尽きるんだろうな。
価値のあること、正しいことをするために全力で働く。
そんな環境なんだろうな。
でも環境は自分で選び、作るものでもあるわけで。
連載の書籍化と言うことで多少くどい部分もありましたが、インスパイアされました! -
上阪氏の力作。徳生氏の留学から、グーグルでの活躍を描くまでの長い道のりを250頁にわたり丁寧にまとめたもの。GAFAを中からながめた書であることも興味深い。
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日本でのGoogleMapを推し進めた人の記録。タイトルは適切ではないと感じます。勿論すごい方の人生を知ることができるので、そこから学べる事を探せばいくらでも学びはありますが、本の体裁として「理由」はメインコンテンツになっていません。あくまでとくせいと言う方がどの様なことを学びどの様な仕事や転職をしてきたのかが綴られています。雑誌掲載時の時の方が内容に合っていたと思います。
人間の時間は有限です。本というものはこれを読みたいと目的を持って読みます。私は目的のない読書はしません。この本の内容は知れてよかったものでしたがそれだけでした。ただ私はこの様な内容の本を手に取ったつもりはなく、私の糧にするタイミングではありませんでした。タイトルで釣ろうと言う下心が見え隠れする、タイトルとは異なる内容、共に大変不快でした。
内容は、Googleというブランドにあぐらをかいている中身のない本とは違い、大変良かったので別のタイミングで読みたかったです。 -
徳生健太郎氏 とくせい
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インタビュー形式。
徳生健太郎さんがなぜグーグルで成長できたのかを書いている。しかし、そこに成功の方法が直接表現されていない。文字を観察し、読み取らねばならない。彼が違和感を覚え、アメリカへ進学したことや大手したことや大手をけってベンチャーに行ったことも分かった。だが、心情があまり描写されていないため、その葛藤や基準等をもう少し詳しく知りたいと感じる場面もあった。
本書を読んで、日本の大学の在り方や働き方にも疑問を感じた。例えば、授権の際は勉強を一律に、一回のチャンスのみで評価することや受験に関しては、AO入試等で改善しているのであろうが、それでは勉強に対する比率が低すぎると思うし、入試に関してはアメリカ…というか英語圏の人でも読めないような文を使うのは疑問だ。
どういう考えから行動したというのを知りたい人には良いかもしれないが、メンタルを知りたかったため、私には合わなかった。 -
挑戦大事だなぁ。