世界のエリートがやっている会計の新しい教科書
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2014年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532319434
作品紹介・あらすじ
優秀な日本のビジネスマンが、なぜ会計だけはいつまでも苦手なのか?本書で紹介する「BSアプローチ」で、これまでのモヤモヤを一発解決!
感想・レビュー・書評
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とても腹落ちできた。
第3章の応用編において著者の熱い想いを感じ取ることができたのも良かった。もうちょっと勉強を深めたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
重要だとは思ってはいるけど、つまらない!
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自分が求めていたものと少しずれていました。
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2021/9/9
会計を通じて利益の大小で企業の成績が評価される一方で、会計の仕組みを理解していないということは、ゲームのルールを知らずしてゲームに挑むように感じ、会計の最低限の知識と、それを事業経営に役立てたいという思いで読んだ本。
決算書類は必ず目を通していたので、何となく意味や読み方は理解していたが、本書によりBSとPLのリンクが理解できた。また、BSの各項目は、その名前から何となくイメージしていたが、それぞれの簡潔な説明があり、理解が深まった。 -
・なるほどなるほど。
・資本金は存在しない。
・資本=差額のこと。 -
・損益計算書とは、当期中の利益剰余金の増減の内訳明細である
・「建物」と「構築物」の違いは?屋根のないのが「構築物」
・在外子会社の資産負債については、決算日の為替レートで換算する。払込資本は出資を受けた時のレートで、利益剰余金については、各年度の期中平均レートで換算する
・PBR=ROE×PER。PER15倍が平均的な水準。その場合、PBRを1とするとROEは6.7%。これがROEの目指すべき平均的水準
・「優良不動産投資の利回り5%」が常識的な水準。つまりROA5%が最低の目指すべき水準 -
用語の定義や会計処理の理由が、一つ一つ、しっかりと書いてある。
資産、負債、資本からなるB/Sから入り、資本の増減の内訳明細であるP/Lの説明へ、そして実際に多くの一部上場企業で用いられる典型的なB/S、P/Lを例に、各項目の意味を解説していく。
とてもわかりやすく、頭に残る内容。
簿記や会計は暗記や慣れが勝負なところがあると思っていたが、本書を読んで目を開かされた。
経営分析・経営判断について述べられた最終章は、ボリュームは少ないながらも、エッセンス(数字、事実、評価という三要素など)がコンパクトにまとまっている。 -
これはすごく勉強になった。
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BSアプローチ。日本と海外の教え方の違いがこれほど違うとは。
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簿記三級も受かってない非エリートの俺が読んでみた。これは今までで最高の会計勉強本と断言しても良い一冊。B/Sアプローチという手法で、今まで「こういうもの」とされていた会計の【意味】を全て教えてくれる!会計がさっぱり分からん人は一度読んでみた方が良いかも。私はあと2回は読みます。