ハーバード流 逆転のリーダーシップ

  • 日本経済新聞出版
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レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532319892

作品紹介・あらすじ

ビジネスの現場では多くの場合、ひとりのリーダーがどこを目指すかを示し、先頭に立って指揮することが必要になる。しかし、どこへ向かうのかわからない創造的な活動においては、一般に考えられている優れたリーダーシップは通用しない。壮大なビジョンを掲げてチームを率いるだけでは、イノベーションは起こせないのだ。現代の企業において、画期的な商品をひとりの天才だけで生み出すことはめったにない。それは、さまざまな人材を活用する集合的なプロセスである。メンバーの才能を結集し、集団の力を最大化させるためには「背後から指揮する」という新しいタイプのリーダーシップが求められる-それは「羊飼い」のような存在だ。本書で紹介するピクサー、グーグル、イーベイ、ファイザーなど、優れた実績をあげ続けている組織のリーダーは、イノベーションを生み出しやすい場を築くことで、メンバーの独創性をいかんなく発揮させ、成功に導いている。リーダーシップの権威であり、ハーバード・ビジネススクールの人気教授が、これまでの常識を覆すリーダー像を提示した最新研究をもとに、イノベーションを起こし続けるリーダーの条件を伝授する。部下の能力を引き出したければ背後から指揮をとれ。ベストセラー『ハーバード流ボス養成講座』著者、最新作!

感想・レビュー・書評

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  • 引っ張っていくのではなく、メンバを主体として後ろから後押しするイメージのリーダシップ。
    メンバのモチベを引き出すこと、環境調整もリーダの仕事とはいえ、やはり激安でスキルないメンバしか集められないプロジェクトの場合について気になってしまう。この本のようにクリエイタがやる気ある場合はいいが、そもそも仕事にモチベない奴とか、オールドタイプのじじい、指摘されたら考えるとか言ってる奴、言ってもできない奴、コラボレーションしても誰も解決できない組織はどうすれば・・ この本的には、コミュニティを築くことが解決策と言っているがどうか。そういうのをまとめ上げるっていうのが、従来のリーダとの違いがいまいちピンとこない。この本を読んで、こんなに考えることがあるのか、と今まで以上に逃げ腰になってしまった。
    結局、パラドクスに対処するほど時間と金がない!って思ってしまうけど、そしたらマネージャについても学ばないといけない。知れば知るほどどうしていいのかわからなくなるパラドクス。

  • 邦題が分かりにくいが中身はイノベーションを起こすためのリーダーシップ論。原題は「Collective Genius」。イノベーションが難しい要因のパラドクスは考えさせられるテーマ。

  • 良本☆

  • リーダーが先頭に立ち、瞬時に判断する、
    部下はそれを固唾をのんで見守る、
    鬼平的なリーダーシップは通用しないよ、
    というお話。

    複雑化した現代、一人の閃きでは完結せず
    「集合的天才」(collective genius)が
    求められる。

    ピクサー、グーグルなどの事例は分かりやすい。
    カールじいさんの空飛ぶ家とカーズトゥーンの
    レンダリング争奪戦とか、グーグルの
    ストレージ論争とか興味深い。

    ナンパも宴会も、なんでも
    「ハーバード流」だけど、なんの情報性もない。
    こういう邦訳はやめたほうがいいと思う。

  • イノベーションに対して求められるリーダーシップとは、自らイノベーションを起こすことや、ビジョンを描いて、メンバーを導くのではなく、メンバーがイノベーションを起こせる環境・空気・場・組織を作ることを説く。『イノベーションは日々の仕事のなかに――価値ある変化のしかけ方』(パディ・ミラー著)でも同じ主張に接したが、所謂「イノベーター」なるリーダーのインスピレーションによって、画期的なアイディア、ビジネスモデルが生まれるのは、イノベーションに対する誤解なのではないかと感じた。

  • サーバントリーダーシップ的なお話。色々と実在企業の事例なども豊富。

    「メンバー全員からもたらされる多種多様な天才の一片を一つにまとめて、いかに統一された集合天才を生み出すか」ってのは、なるほどなと思いました。

  • イノベーションを起こすためのリーダーシップ論
    原題は「Collective Genius」で、色々な才能を集めて大きなイノベーションを起こすためには、ということが書いてある

    洋書の和訳なので色々と読みにくいが、エッセンスを抜き出せばなるほど、と思える部分が多数

    まだ読んでないが「Work Rules」や「How Google Works」とも似ている部分が多いのではと推察

  • 邦題は完全に売らんとする資本主義もろ丸出しでテーマと離れてるけど、原題のcollective geniusが示すように、イノベーションを導くリーダーシップが何なのかを突き止めようとする。
    ピクサーやフォルクスワーゲン等の事例を基に、イノベーションのために必要なのはビジョンを示して引っ張っていくリーダーではなく、イノベーションが生まれやすい環境、生態系を作っていくことにあると説く。

  • ■書名

    書名:ハーバード流 逆転のリーダーシップ
    著者:リンダ・A・ヒル、グレッグ・ブランドー、エミリー・トゥルーラブ

    ■概要

    ビジョンを示すだけでは、イノベーションは導けない
    ビジネスの現場では多くの場合、ひとりのリーダーがどこを目指す
    かを示し、先頭に立って指揮することが必要になる。しかし、どこ
    へ向かうのかわからない創造的な活動においては、一般に考えられ
    ている優れたリーダーシップは通用しない。壮大なビジョンを掲げ
    てチームを率いるだけでは、イノベーションは起こせないのだ。

    これからのリーダーは「羊飼い」になれ!
    現代の企業において、画期的な商品をひとりの天才だけで生み出す
    ことはめったにない。それは、さまざまな人材を活用する集合的な
    プロセスである。メンバーの才能を結集し、集団の力を最大化させ
    るためには「背後から指揮する」という新しいタイプのリーダー
    シップが求められる――それは「羊飼い」のような存在だ。
    本書で紹介するピクサー、グーグル、イーベイ、ファイザーなど、
    優れた実績をあげ続けている組織のリーダーは、イノベーションを
    生み出しやすい場を築くことで、メンバーの独創性をいかんなく発
    揮させ、成功に導いている。

    リーダーシップの権威であり、ハーバード・ビジネススクールの人
    気教授が、これまでの常識を覆すリーダー像を提示した最新研究を
    もとに、イノベーションを起こし続けるリーダーの条件を伝授する。
    (From amazon)

    ■気になった点

    ・失敗をしなくなったら最前線の仕事をしようとする情熱が失われた
     証拠だ。

    ・A案、B案を足してよりよいC案を創るのだ。

    ・衝突や対立を拒んだら、豊かな議論や、自由なアイデアのやりとりは
     妨げられる。

    ・本当のイノベーションであれば、どういうものを生み出せばいいか、
     事前には分からない。

  • Collective Genius の邦訳。いい翻訳でした。

    才能と能力にあふれる現場の Genius たちが力を存分に発揮できる環境を作りだし、成果をあげることに成功した企業のリーダーたちの考え方や行動様式がたっぷりつまっている本です。

    しかしなんでこんなタイトルになるのかな。たまたまいまハーバードにいるセンセが書いただけでハーバード流て。逆転の発想もないし。

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