「ありがとう」と言われる会社の心動かす物語
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2016年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532320829
作品紹介・あらすじ
あなたの職場も感動のストーリーを生む組織になれる――
三越伊勢丹、コクヨ、資生堂、カルビー、TOTO、日本郵便……
シリーズ16万部超『空の上で本当にあった心温まる物語』(2010年、あさ出版刊)の著者がお客様から選ばれる、あの会社のサービスを実話とともに紹介。
お客様は、商品よりも人とサービスにつく時代――
加賀屋 「笑顔で気働き」がおもてなしの原点
ANA お客様とともに最高の歓びを創る
三越伊勢丹 よりよい接客のための「職場の約束朝礼」
コクヨ お客様より一歩先に失敗する
TOTO どうしても親切が第一
三菱日立パワーシステムズ クレームのお客様をファンに
日本郵便 1人ひとりの「人」でつながっていく
【はじめに】
「皆さんの会社は何で選ばれていますか?」
私は会社に伺うと、このような問いかけをします。
お客様は何に対して付加価値を感じ、対価を支払ってくれているのでしょうか? 現代のサービスは「モノ」売りから「コト」売りの時代を経て、「こころ」を通わせた体験や癒やし、「こころ」の潤いを提供することに変わってきています。
(中略)
お客様と「こころ」を通わせる体験を実現するには、具体的にどのようなことをすればいいのでしょうか?
サービスの良さで選ばれている企業は、選ばれるために組織的かつ戦略的に、実は何をしているのでしょうか?
本書では、お客様から心からの「ありがとう」が聞こえてくる、実際に本当にあったエピソードとともにお伝えします。
感想・レビュー・書評
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顧客第一について書いてある内容はよく見るような内容が多いです。
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おもてなしで有名な加賀屋さんの話しがピカイチです。
一度、泊まってみたいです。 -
様々な企業で実際にあった、感動的なお話がまとめられています。同時に、各企業の取り組みや、その取り組みから学んで、真似できるポイントも記されています。
〝お客様第一主義〟という言葉は、あちらこちらで事あるごとに耳にしますが、そのことに本気で取り組んでいる企業がどれだけあるでしょうか?
大切なのは主義主張ではなく、本書にある通り、当たり前のことを当たり前にする、頭で考えるより、心で考えて仕事をするということなのでしょうネ。
これは本来、わたしたちの国が大切にし、愚直に守ってきたことのはずです。これからも継承すべき、良き習慣だとあらためて思いました。スピードや効率が重視される現代に置いて、すぐに成果の表れるものではありませんが、愚直さを貫くことこそ、ほんとうの仕事をするということなのかもしれませんネ。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2 -
日本人の心の持ちよう、大切にしたい。