しがらみ経営 価値を生み出す「関係性」のマネジメント

  • 日本経済新聞出版社 (2017年1月26日発売)
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本 ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784532321086

作品紹介・あらすじ

東芝、シャープ、三菱自工――会社を蝕む「不合理なしがらみ」が不祥事を生み、経営危機をもたらす。
あなたの会社の「しがらみ度」をズバリ診断! 悪いしがらみを断ち、良いしがらみを価値創造の連鎖に変えるマネジメントノウハウを、実践的に解説する。

■どの企業にも存在する悪いしがらみが不祥事を生み、経営の足を引っ張る
相次ぐ企業不祥事。あるいは経営不振。その背景には、必ずと言ってよいほど、組織の内外に抱え込んでしまった「しがらみ」という問題があります。「チャレンジ」の東芝、トップ迷走のシャープ、不正を隠蔽し続けた旭化成建材、三菱自工、不正を見逃し続けた監査法人、最高実力者による無理筋の人事、罷り通る社内政治……最初は小さな綻びでも、それが不合理な「しがらみ」と化し、やがて大きなループとなり、誰にも止められない負の連鎖に陥っていくのです。

■良いしがらみの連鎖で企業の価値を創造
本書は、日本人におなじみの言葉「しがらみ」をキーワードに企業経営の課題に切り込み、具体的事例を盛り込みながら、自社を分析し、悪いしがらみを上手に捨て、組織内外に価値向上に繋がる好循環の関係性を創り出していくための実践ノウハウを解説するもの。「良いしがらみ経営」の実現は、経営の足を引っ張る因習を断つだけでなく、企業価値の向上とガバナンス改革という、企業が直面する課題を解決する最善の手法でもあることを示します。

感想・レビュー・書評

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  • 馴れ合いや甘え、役職名での呼び合い。
    組織にしばらく入っていると気づいたらしがらみの中にいるかもしれない。
    そもそも、で考えたり、イノベーションの推進、緊張感を持った議論ができる風土が、大事。
    三方良しではなく四方良しの考え方

  • 思考が変わったのか、しがらみに着目する理由がなくなった。
    ほんと、どーしましょね。

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著者プロフィール

ポラリス・キャピタル・グループ代表取締役社長
1961年生まれ。東京大学教養学部卒。米国ペンシルバニア大学ウォートン校MBA。1985年、日本興業銀行入行。2004年、ポラリスを設立し代表取締役社長就任。著書に『ポラリス・キャピタリズム』(ダイヤモンド社)。

「2017年 『しがらみ経営』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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