日本の人事を科学する 因果推論に基づくデータ活用

著者 : 大湾秀雄
  • 日本経済新聞出版社 (2017年6月15日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532321505

作品紹介・あらすじ

◆働き方改革の実行や、女性管理職の育成、労働生産性アップ、ストレスチェックなど、人事部門は、様々な課題について現状を正確に把握し、数値目標を立てて改善に取り組まねばならなくなった。本書は、多くの日本企業が抱えるこれらの人事上の課題を、データを使ってどのようなに分析し、活用すればよいのかを解説。

◆著者が、株式会社ワークスアプリケーションズや経済産業研究所(RIETI)と連携して行ってきた研究成果を活かし、具体的に、読者が自分の会社で使えるように解説する。

◆女性の管理職育成が候補者を選ぶところから行き詰まってしまうのはなぜか、早期退職者を減らすにはどうしたらよいか、労働時間管理をどのように行えば良いのかなど、具体的にいま日本企業が抱えている問題を取り扱う。

日本の人事を科学する 因果推論に基づくデータ活用の感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架 336.4A/Ka48k//K

  • ●入社後のパフォーマンスを予想する上で、SPIは相関があったが、面接は相関なし
    ●グーグルの調べでは、5回以上の面接は意思決定の制度を1%以下しか高めない。また、大学の入試結果とパフォーマンスの相関はないので、成績証明書やSATの提出を義務づけなくなった
    →昇進は往往にして定量化できる部分より上司からの評価に依存するので、大学の成績との相関があると考える方が不思議と言えば不思議。一方で、学生が何もせず遊び呆けている日本の状況に改善が必要とは思うので、学生への動機付けという意味では成績の提出は必要とも思う。
    →仕事は上司をクライアントとして、上司をハッピーにすることで昇進を勝ち取るゲーム
    ●RIETIの調査では社員の能力の不確実性は3ー4年で半減。3ー4年経てば、大学名や成績の意味はかなり小さくなり、前職の実績を見た方が合理的。

  • 中間管理職─生産性を上げる四つの役割
    ①情報収集と戦略立案
    ②他部署との調整
    ③配置と評価
    ④部下の教育と動機付け

    ・自己奉仕バイアス
     成功は自分の能力や努力によるものだと考え、

  • 本文中にも「PDCAのない世界」と書かれるように、人事評価、処遇、配置、だいたい腰だめで不条理なものだったなぁ、と感じる。
    とはいえ、まぁこんなもんか、というあきらめにも似た、落ち着きどころに収まっているようにも思う。

    しかし、受験も、就職も、会社内人事でも、評価が不条理であればあるほど、本質的な人間評価ではないから、傷つく必要はないという気軽さがあるのも一面の事実か。
    そうした意味ではどうでもいい、逆に科学的に詰めない方がむしろいい分野なのかとも思う。

    のんびりした生活を送り、のんびりした会社にいるからこその感想かとは思うけれども。

  • これも良い本。こちらは分析結果報告本ではなく、各社の事例を基にこういう切り口でもできますよ、という提案の本。なので人事に関係ない人が結論を求めるとちょっと違うかもしれない。実務者向け。

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