History 暮らしを変えた立役者 戦後流通5人のレジェンド

  • 日本経済新聞出版社
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  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532321789

作品紹介・あらすじ

立ち食いそば、ファミレス、テレビショッピング、総合スーパー――。
この人がいたからこそ、新しいライフスタイルが生まれた。
小売業のレジェンド5人の波瀾万丈の生涯を追いながら、商売の秘訣と成功哲学に迫ったビジネスノンフィクション。

◇名代 富士そば 丹道夫会長
1杯300円の立ち食いそばで売上100億円に。生後間もなく父親を亡くし、一銭も持たずに上京。紆余曲折の末に、国内120店舗のチェーンを作り上げた男の生涯と経営哲学。

◇ショッピングセンター「イズミ」 創業者 山西義政氏
西日本で総合スーパーを展開するイズミ。敗戦の翌年に、焼け野原の広島のヤミ市で商いを始めてから70年余り。無我夢中で走り続け、総店舗数198店、売上高7000億円を超える企業に。氏の挫折を糧にした94年。

◇ジャパネットたかた 創業者 高田明氏
四半世紀にわたって、ラジオでテレビでしゃべり続けた、おなじみの高田氏。お客の居間での家電の実演販売から始まり、ラジオ通販、自前スタジオ建設と、商品の価値を伝え続けた30年を振り返る。

◇すかいらーく 元社長 横川竟氏
4兄弟で食品小売店を設立。米国視察の経験を生かし、70年に「すかいらーく1号店」をオープン。セントラルキッチンを導入し多店舗化を主導。日本のファミリーレストランの生みの親の起業家人生。

◇伊勢丹 元会長 小柴和正氏
70年代に新進デザイナーのカルバン・クラインを導入するなど「ファッションの伊勢丹」の土台作りを進めた小柴和正氏。突然の取引先の破綻、秀和による買収騒動、三越との経営統合など、難題だらけのビジネス人生を紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 戦後流通の立役者5名のレジェンドの物語
    ・流石に事業を起こしただけありみなさんエネルギーに溢れている。
    ・スカイラーク 横井社長
     兄弟4名で創業。3男なので大きな顔は出来ず。人の2倍は働いた。創業はひばりが丘で食品問屋 シンボルのひばり(スカイラーク)のマークは、府中市のシンボルから取った。
    外研の債券がこげつき経営危機に。いったん株式を非上場にして3-5年後に再上場する事にする。MBO 野村証券とCVC
    野村証券から、社長の座を追われてしまう。

  • やっぱり大企業の会長クラスになると、バイタリティ半端ないです!
    行動力も半端ないのも当然ですね。
    本当に大変な状況下でも諦めずに目標へ突き進む姿勢は、その後の成果として現れていました。

    ただ本としての中身は『むかし話』的な内容かと思いました。(あくまで私個人の本に対する感想です)
    そもそもそういう内容の本か、

    そんな中でも丹道夫さんの家訓の一つ
    ・利をひとりじめしないこと、他に分配することにある
    と言う言葉に出会えて良かったです。

  • がむしゃらに仕事に向き合うこと。少しの運。

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