コンサルタントが毎日やっている会計センスの磨き方

著者 :
  • 日本経済新聞出版
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本棚登録 : 65
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532322762

作品紹介・あらすじ

コンサルタントに数字の読み方を教え続けてきた著者が初めて明かす
「数字を身近」にするための“8つの習慣"とは?

◆理系出身者も多く、数字に強そうなイメージのある「コンサルタント」たち。しかし、最初から会社の数字を読むのが得意だ、というコンサルは滅多にいません。では、彼らはどうやって数字を読み、使いこなせるようになるのでしょうか。大手コンサルティング会社で10年以上にわたり、若手コンサルタントに会計研修を行ってきた著者が、その方法を紹介します。

◆コンサルを含む一般のビジネスパーソンにとって、大切なのは「数字の感覚をつかむ」こと。売上1億円は大きいのか、利益率10%をどう判断すればいいのか・・・・・・。ただ数字の字面だけを追っていても気付かない意味やバックグラウンドまでをつかむための感覚が「会計センス」です。本書は計数感覚のつかみ方を「8つの習慣」に落とし込み、スムーズに会社の数字に慣れることができるよう工夫しています。

◆「大きな数字は分解する(例:ディズニー売上3500億円→「客単価×来場者数」で表現)」「数字に関するモノサシをつくる(例:店舗数2万≒セブン店数≒日本の小学校数≒郵便局数)」「必ず額と率で考える(例:この売上げでこの在庫は適当か)」など、すぐにでもできる考え方を多数収録しています。付録の「決算書の仕組みと読み方」では、決算書の基礎を学ぶことができます。

◆著者は大手コンサルティング会社で、証券・財務の分析に長らく携わってきた専門家です。一般向けに解説する機会も多く、丁寧でわかりやすい語り口には定評があります。

◎こんな人にオススメです◎

・会計について興味がある
・コンサルティング会社に勤務したり、就職を希望したりしている
・数字に強くなりたい
・数に苦手意識を持っている
・ベテランコンサルタントの頭の使い方を知りたい
・ビジネスパーソンの教養として、基礎的な会計センスを身につけたい

感想・レビュー・書評

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  • コンサルタントでアナリストである会計に精通した著者が日々実践している初心者でも実践しやすい会計センスの磨き方についてまとめた一冊。

    実践的な8つの習慣に分けて解説されており勉強になりました。
    身近なお店や話題を使って分かりやすく解説されており、誰でも共通した認識のできる数字の見方を学ぶことができました。
    また、営業利益や時価総額など会計用語についてもわかりやすく解説されているだけでなく、どのような比較をすればいいかも書かれていて会計の知識が付きました。

    そんな本書の中でもセグメントから稼ぎ頭の事業を見つけるポイントや時価総額から企業の規模感の捉え方なども解説されている部分はわかりやすく印象に残りました。

    身近な興味のある分野から本書で書かれていることを実践していくことで会計センスを磨いていくことができると感じ、会計に対する苦手意識を払拭するのに最適だと感じた一冊でした。

  • 簿記・会計というと、なんだかわけのわからない数字の羅列を読み解く高度なものという印象を持ち、食わず嫌いになってしまう人もいるなか、本書では世の中の日常的な事例と結び付けて会計をやさしく解説してくれています。資格取得をするというほどではないが、日常的に仕事を進める際、会計リテラシーがほしいなと思っているビジネスパーソンに好適な一冊だと思います。
    タイトルにもある通り、普段から実践しやすいタスクが紹介されている点も良。この本を入口にして、より専門的な知識を学びたい場合には、さらに詳しい書籍へ進んでもよいかもしれません。
    とはいえ、その内容は初心者向けとしては十分、いや余りあるほどのものだと思います。財務3表についても簡単・完結に解説されています。しかも意外と解説されることがない損益計算書と貸借対照表の関係(当期純利益と利益剰余金の関係)が書かれていて驚きました(ビジネスパーソン向けの会計関連の本をこれまでも読んできましたが、この点、意外と触れられていないんですよね…)。
    またお金の見方・捉え方についても色々と解説されています。新聞やニュースなどで企業の決算関連の数字を目にすることは多々ありますが、それぞれ数字の裏側には”意味”があり、これをどう読み解くか、コツが解説されています。こういった見方ができると大事な数字をアタマの中にとどめておくことができるようになるのだと思います(意味のある数字のほうが断然記憶に残るので)。本作の対象読者にとってはこの点がもっとも”会計センス”っぽい内容なのかもしれません。
    この本の内容一冊身につけるだけで、会社で「会計に詳しいね」と言われるレベルにはなれるんではないでしょうか。それほど”濃い”内容の一冊だと思います。

  • フェルミ推定の考え方や多くの企業が昔の本業とは違うところ分野で利益を産み出してしていることを知れたのは参考になった。

  • 簿記は知っていても、分析ができない。
    数字はわかっても、そこから情報を深堀できない。
    と思って、ビジネス会計を勉強。そこからこの手の本を少しずつ読んでいる。
    そうか、私には「センス」がなかったのだと、そして世の中の経済活動にあまり興味を持っていなかったのも原因かと一人納得。
    あぁ、最近若い子に人気のTikTokね、と否定的になるのではなく、一つの経済活動として会計に結びつけて考えるクセを身につけると、モノの見方に幅だけじゃなく深さも身につく。
    知ってる企業のイメージも随分と変わる一冊。

  • 書いてあることは基本的。ただ、習慣的にどうやって会計を身近にするかっていう観点で書かれてるから、その意味で参考になった。

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著者プロフィール

1958年東京生まれ。81年早稲田大学政治経済学部卒業後、大手コンサルティング会社に入社。市場調査業務、証券アナリスト業務、経営コンサルティング業務、財務研修講師業務等を歴任。顧客企業、大学などで研修講師・講演などを多数こなす。2014年より日経CNBC「イチマメ」ビジネス用語レギュラー解説者。滋賀大学大学院経済学研究科客員教授。

「2019年 『コンサルタントが毎日やっている会計センスの磨き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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