2030 経営ビジョンのつくりかた VUCA時代を乗り切る

著者 :
制作 : 時吉 康範  坂本 謙太郎  日本総研 未来デザイン・ラボ 
  • 日本経済新聞出版社
3.67
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本棚登録 : 25
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532322892

作品紹介・あらすじ

新元号「令和」がスタートし、2020年という節目は目前、足元の業績も好調ないまこそ、次の成長に向けての長期ビジョンをつくろう!という経営者は多い。とはいえ、だいたいは社長およびその周辺だけが乗り気になっており、経営企画や現場は当惑する、というケースも少なくないようだ。だいたい、こんなパターンだ。-10年後の話なんて、どこから手をつけていいかわからない-そもそも、そのころどんなテクノロジーが出てきているかもわからないし、予想するだけ時間の無駄だ-この忙しい時期に、悠長にそんなものをつくっているヒマはない-2010年ごろもそういうのをつくったが、役に立っていないし、みんなもう覚えてないよ……などなど。いずれも、ごもっともである。しかし、では未来のことを考えなくてもいいかと問われると、もちろんその必要性はみんなが認識している。本書は、意味のある「中長期ビジョン」を作り上げ、実行にまで落とし込んでいく手法を解説するものである。◆本書の特徴。-実際に企業の未来ビジョン策定を手伝ってきた著者が、具体的な事例をもとに展開する-陥りやすいワナ、ありがちな失敗をとりあげ、それらを防ぐ方法を紹介する-線形予測(少子高齢化、デジタル化など、誰もが予測できる未来)と 非線形予測(非連続的で、業界構造を破壊してしまうインパクトを持つ変化)のかけ算で、 自らつくるべき未来を描く「未来洞察」の手法を説明-実践的な9つのステップを解説。長期ビジョン作成から現場に浸透させ、 実行計画にまで落とし込む段階までをフォローする。

感想・レビュー・書評

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  • フォーキャストでは外部環境の変化に対応できなくなってきている現代。

    トヨタの未来プロジェクト室や孫さんの300年経営、同族経営の会社は30年後(社長の息子や孫へと引き継ぐ)を考える、など経営の時間軸が業績に良い影響を与えるのではないか、という話は以前からあったが、対応しないと死活問題になる、という風潮が最近は広がりつつあるように感じる。

    本書の前半はあるある、後半は企業へのインタビュー事例であり、何か新しいフレームが手に入った感覚はないが、各社の生の取組が聞けるのは面白い。

    特に、次世代に未来構想のミッションを渡すのはとても良い取組みだと思う。
    短期的に逃げ切りを計る現経営陣よりも、将来を担う人材が考える未来の方が、よっぽど真剣である。
    また、10年後、20年後を考えることで、バックキャストで今から何をすべきか、思考や行動がシャープになる。
    動機付けがされて、さらに仕事への活力となる。

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