敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか

  • 日本経済新聞社
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レビュー : 64
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532350680

感想・レビュー・書評

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  • ●未読
    「お金は銀行に預けるな」(勝間和代)p.189【投資に関する名著×10】でも紹介。

  • 09/04/24
    機関投資家ばかりになってしまった市場では、
    いいことを見つける参加者が勝つ「勝者のゲーム」
    ではなく、ミスを犯した参加者が負ける
    「敗者のゲーム」となってしまった。
    アクティブ運用ではなく、タイミングを計らず
    インフレに強い株式市場にインデックスで乗る
    しかない。

  • 著者は、チャールズ・エリスである。全く聞いた事のない名前であるが、
    どうやらアメリカにおいて、ファイナンス、資産運用の分野にて指導者的立場に
    立つ人のようである。

    本書の内容は、資産運用についてである。まぁ定評のある投資関係の本は大体
    言っている事が同じであったりするので、ちょっと飽きてきている部分もあるのだが、
    ポイントは以下、

    1.如何に勝つかではない。如何に負けないかを戦略とせよ
    2.短期的売買の場合、市場の90%はプロである。よって素人は勝てない
    3.債権には手を出すな。株を買いなさい。(インフレをヘッジ出来ない)
    4.何のために資産を運用するのか。その目的を明確に。
    5.長期的に見ればインデックスファンドは優れている。
    6.貯蓄しろ

    以上の6つである・・・・と思う。
    まぁ、最近読んでいる本の内容と変わらないが、それだけ大切って事だろう。
    しかし、やはり短期的売買は個人がするもんじゃないと思う。プロが優れた
    情報を何十万という金で買って、投資ファンドを運用しても市場平均リターンに
    勝てないのに、素人が同じようなゲームで勝てるわけがない。

    そして最も大きな理由が、短期的市場においてはプロ同士の戦いの場でって事である。
    2にポイントとして記載したが、これが一番だろうな。

    個人的には、毎日株価の上げ下げで一喜一憂したくはないし、40年後程度に
    資産が増えてればいいなって感じなので、戦略は長期的、そして市場が最もふくれそうな
    ところにインデックスファンドで投資しようと思う。

  • 現在の市場は、機関投資家というプロの集団により、
    極度に効率化された市場である。

    その市場では、
    誰かを出し抜くことよりも、
    いかにミスを抑えるか、つまり、
    「損をしない」という行動が結果として収益の増大に繋がる。

    多くの信託投資は、これらの市場で戦う為に
    優秀な人間をマネージャーにしており、
    彼らに支払う給料は、当然、信託報酬手数料に上乗せされる。

    信託投資の手数料は当然上昇する訳であり、
    更に、多数の売買を行えば、売買手数料もかかる。
    これも、信託投資手数料に上乗せされる。

    結局、将来に備えるなら、

    投資信託は、市場平均でも買い、
    確定拠出年金を払えば節税もできる
    という実もフタもない話に結論が着陸する。

    これは、正直、一攫千金目指す人にとっては、
    とんでもない退屈な本であり、
    僅かな資金を用いて老後に備えたい多くの人々にとって、
    救いとなる本のひとつになると、私は思う。

  • 読了日:2008/09/15頃
    レビュー記入日:

  • 「敗者のゲーム」に勝つためには、「そもそもプレーをしないこと」と「通常のルールでプレーしないこと」である。

  • (2007.05.03:図書館)

  • 市場に参加している90%はプロであること。
    勝つためには何をしなければならないのか、改めて考えさせられた作品

  • 要旨は・・・株価は予想できないから素人はインデックスファンドを買えって感じでしょうか。
    資産運用を考え始めた方にオススメ。

  • シンプルでわかりやすい本だった。近年、株に勝つ!もうけたる!!!というステキな文言が飛び交う本屋の棚に人がたかるのをみてるが、実際、ほんとにもうかんの?という疑いがあった自分には最適だった。投資のあり方と、自分のあり方を踏まえて、すごく学べた。負けない事が投資に勝つ手段というが、物事はエンであるのだから、せせこまかいことにはこだわらずに、スタイルを確立させつき進んでいかねばと思う。

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著者プロフィール

ホワイトヘッド財団理事長
1937年生まれ。資産運用分野における世界的重鎮。エール大学卒業。ハーバード・ビジネススクールで最優秀MBA、ニューヨーク大学でPhD取得。1972年にグリニッジ・アソシエーツを設立。以後、30年にわたり代表パートナーとして、金融会社、投資銀行などの経営・マーケティング戦略に関する調査、コンサルティングで活躍。2001年6月、代表パートナーを退任。この間、全米公認証券アナリスト協会会長などを歴任。

「2018年 『投資の大原則[第2版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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