敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか

  • 日本経済新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532350680

感想・レビュー・書評

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  • 勝ったり負けたりの結果トントンだったアクティブ運用に疲れたので、この本を参考にパッシブに切り替えました。サラリーマンの片手間運用がいかに勝てないか、というかプロでも負けているという事実が書いてあります。でも、うまい話が好きな人には効き目ないかも。負けるのが嫌いな人にはオススメ。

  • ウォール街のランダムウォーカーとこの本、2冊が投資本の最高峰だと思います。

  • ・機関投資家そのものが市場⇒顧問料や売買手数料などのコストを考慮すると大半は市場水準以下となる
    ・プロは得点を勝ち取るのに対し、アマはミスによって得点を失う
    ・多くの競争相手がでてきたことによって、証券運用は「敗者のゲーム」となった
    ・市場に勝つ唯一の方法は、競争相手のミスを発見し、それを利用すること

    ・アクティブな運用
     ①市場タイミングの選択
     ②個別銘柄または特定グループの選択
     ③ポートフォリオ構成ないし戦略の変更
     ④洞察力に富んだ長期的な投資コンセプトもしくは投資哲学

    ・1982-2000年の18年間のベスト上昇日のうち、30日を逃すとリターンは18%→11%と半減してしまう

    ・長期投資家は、株が値下がりした時にこそ喜ぶべきである(配当利回りが高くなるから)

    ◆おすすめ本
    ・「賢明な投資家」ベンジャミン・グレアム
    ・「証券分析」グレアム&ドット
    ・「バークシャー・ハザウェイのアニュアル・レポート」
    ・ジョン・ボーグル
    ・「ポートフォリオ・マネジメントのパイオニア的手法」デビッド・スウェンセン
    ・「人はなぜお金で失敗するのか」ゲーリー・ベルスキー、トーマス・ギロヴィッチ
    ・「群集」ゲスタヴ・ルボン
    ・「投資をする前に読むべき一冊」アンドリュー・トビアス
    ・「大投資家の名言」
    ・「賢く豊かであるために」クロード・ローゼンバーグ

  • この本は、証券投資は勝ちを目指すのではなく、大きなミスをせずに負けない事が重要と説いている。
    その手段として長期のインデックス投資を勧めている。
    個人投資家は市場の大半を占めるプロと対等に勝負できるはずもないというのは納得です。
    そのプロも市場平均にはほとんど勝てていないという事も書かれている。
    長期投資はインフレとの戦いとの記述も興味深いところ。
    訳のせいかもしれないが、何度か読み直さないと理解できないところが多かった。

  • 一般の個人投資家は、プロの投資家に勝とうとしてはいけない。
    気まぐれなマーケットに翻弄されてはいけない。

    自分の運用方針と最終地点を明確にし、長期的に運用すること。

  • これはすごい勉強になった。

    確かに株式投資は短期で勝てる可能性はとてつもなく低い。
    プロと同じ土俵で片手間の個人投資家が叶うはず無いんだって。
    やるなら、絶対に長期。それがこの本ではデータとして示されていて、
    さらにその考えが強化された。勝てるはずないですよね、うんうん。

    P85、203とかは読み返すべき。
    ちょっと個別銘柄の割合が多いから、
    インデックスファンドの割合をもっと増やさねば。

    --気になった言葉--
    一度マネーゲームに勝利したら、さらに大勝を狙って一発勝負に出てはならない(P181)
    莫大な遺産は、子供にとって必ずしも幸せではない(P208)

  • 資産運用で失敗したくなければ、本書を読んでおくべき。個人投資家が「負けない」運用をするための哲学が非常に分かりやすく書かれている。

  • インデックス投資の良書。

    「他人を上回ることは出来ない」という点と、株式投資を敗者のゲームであると唱えています。

    敗者のゲームとは、秀でた能力を持っていて他人を負かすようなゲームではなく、自分は特別なことをせず相手の自滅をまつゲームという意味です。勝者のゲームをオリンピックとするなら、敗者のゲームはセンター試験ってところでしょうか。

    正直なところ、エッセンスは伝わるのですが、なんか読みづらい感がありました。

    ですが、なぜ平均に打ち勝てないのか? についてじっくりとまとめられており、これから「○憶稼ぐんだ!」とか言ってる人はまず読んでほしいと思います。

  • 長期資産配分・投資方針を紙に書き、年1回見直し、めったなことでは変更しないでおこう。個人投資家にとってはインフレと税金は脅威である。安く買って高く買うため、感情的にならない。サンプル数が多いと平均に近づくのであるから、乖離している時ほど平均への回帰圧力は強い。10年以上の投資であれば株式へ。株平均4.5%


    「賢明な投資家」ベンジャミン・グレアム(バフェットの師)、「証券分析」グレアム&ドット
    バークシャー・ハザウェイ「アニュアル・レポート」ダウンロード(チャーリーマンガーとバフェット)
    ジョン・ボーグル(バンガード創始者、個人投資家向け)
    デビッド・スウェンセン「ポートフォリオ・マネジメントのパイオニア的手法」(プロ投資について)
    「人はなぜお金で失敗するのか」ゲーリー・ベルスキー、トーマス・ギロヴィッチ
    「群集」ゲスタヴ・ルボン(群集心理)
    「投資をする前に読むべき一冊」アンドリュー・トビアス
    「大投資家の名言」
    「賢く豊かであるために」クロード・ローゼンバーグ(社会貢献)

    ジャーナリスト
    ウォールストリートジャーナルのジョナサン・クレメンツ
    フォーチュン誌のキャロル・ルーミス
    ニューヨークタイムズのフロイド・ノリス
    フィナンシャルタイムズのバリー・ライリー
    マネー誌のジェイソン・ツヴァイク

  • 投資をする人が必ず読むべき教科書本。投資をはじめた初期に読んでてよかったと思います。

著者プロフィール

ホワイトヘッド財団理事長
1937年生まれ。資産運用分野における世界的重鎮。エール大学卒業。ハーバード・ビジネススクールで最優秀MBA、ニューヨーク大学でPhD取得。1972年にグリニッジ・アソシエーツを設立。以後、30年にわたり代表パートナーとして、金融会社、投資銀行などの経営・マーケティング戦略に関する調査、コンサルティングで活躍。2001年6月、代表パートナーを退任。この間、全米公認証券アナリスト協会会長などを歴任。

「2018年 『投資の大原則[第2版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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