敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか

  • 日本経済新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532350680

作品紹介・あらすじ

投資家に読み継がれる運用哲学の古典!「投資界の常識」をくつがえしたエリスの法則とは。

感想・レビュー・書評

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  • 2014/09/14予約2012/11/23登録"

  •  インデックスファンドが経済学的に何故いいか、微に入り咲いを穿ち、データで延々と説明。
     結論がわかっているので、途中で切り上げ。

  • 日経マネーの推薦図書だったので手に取りました。,総じて、,「マーケットは現在は機関投資家が形成しているもの」,「機関投資家に個人投資家が勝てるわけがない」,「機関投資家に乗るインデックスファンドが最強」,の論調のようです.,,長期的投資方針策定は、投資家が責務を負うもの。,相続税として課税されるものは、寄付せよ。,など、目を引く記述もあります。,,しかし、長期投資+福利効果による資産形成が最上のものであるという考え方は、カツマーとは同質ですが、小宮先生とは一線を画するのではないでしょうか。,小宮先生は個別株の値上がりでしか大きくは儲けられないとも言われています。,,図書館で借りました。

  • 良書であることに違いないが、私は「ウォール街のランダム・ウォーカー」を読んだ直後に本書を読んだためページ数や実証研究数的にも物足りないように感じた。
    時間を十分に空けてから再度読み直そうと思います。

  • 勝ったり負けたりの結果トントンだったアクティブ運用に疲れたので、この本を参考にパッシブに切り替えました。サラリーマンの片手間運用がいかに勝てないか、というかプロでも負けているという事実が書いてあります。でも、うまい話が好きな人には効き目ないかも。負けるのが嫌いな人にはオススメ。

  • えらい久しぶりの更新です。本をまともに読んでませんでした。まだ、今年に入って3冊目です。本書も自炊してもらって、iphoneで読みました。

    ここ最近の株価上昇に伴い、自分の資産も含み益を抱えています。ポーロフォリオを見てみたら、+7%くらいでした。一時の-20%を思うと、大いなる飛躍です。しかし、本書でも挙げられていますように、あまり一喜一憂するつもりはありません。下がれば「いずれ上がるだろう」、上がれば「いずれ下がるだろう」くらいな気持ちで望んでいます。

    現状のポートフォリオは、日本株式29.74、先進国株式44.78、新興国株式17.48、国内債券2.99、外国債券5、で運用しています。これが正しいのか正直よくわかりません。本書でも「終了時期の設定こそが決定的な影響力を持つ」とありましたので、運用に際しては「いつまでにいくら必要なのか」を決めることが重要なのでしょう。

    現状の目標は、定年までに5000万。現状のポートフォリオで届くのでしょうか。一度算出してみる必要がありそうです。

  • 敗者のゲーム

    長期投資家にとっての毎日のダウ平均の変動は何の意味も持たない。

    ミスターマーケットのトリッキーな仕掛けを無視し、現在の市場価値に気を取られなくなって初めて、真の意味での企業への投資に集中できる そして、その成長する企業収益と配当額に

    長期総合収益の一番大きな部分は、市場ファンドもしくはインデックスファンドを買うこと。
    簡単な運用方法が、長期的には、名だたるプロの運用機関より良い成果をあげている

    マーケットリスクの管理が資産運用の主要な目的である。
    どのようなマーケットリスクの水準を選択するか?
    その水準をどう維持するか?
    マーケットリスク水準の変更は、基本的な長期運用方針を意図的に変更する時にのみなされるべきである。

    市場リスク管理が資産運用の主要な目的である

    短期における最大のリスクは、実はたまたま株式市場が低迷している時に、投資家が資金の必要上株式を売却しなければならない事態が生じることである。このことからいえるのは、長期においては株式のリスクは種々の投資商品の中で最も低いが、短期においては逆にリスクが最も高い、ということである。

    投資家にとって、短中期のマーケットリスクに対する最適な対策とは、それらのリスクを一切無視して長期投資家になりきることである。

    収益率とは、高い収益率を求めて悪戦苦闘した結果得られるものではなく、リスク自体が生み出すものだという認識は、運用方針の概念を変えるものである。

    市場よりマーケットリスクが20%高いポートフォリオの追加期待収益率は、長期投資の平均値でみると年1.4%となろう

    個々の債券のリスクは分散させることで本質的には排除できる。その信用度が中レベルより低い債券は、デフォルトによる損失を埋めた後でも、高い信用度のものに比べ収益率が高くなる。したがって、運用機関はそうした信用度が中レベル以下の債券に集中することにより、リスク調整後の収益率を増加させることができる。

    債券は…
    長期においては必ず損失が発生し、収益を相殺する
    収益を決めるのは、どの債券に投資するかではなく、そもそも債券に投資するのかどうか、投資するとすればいくらなのか、といった点である

    長期運用に成功する上で大切なのは、何よりも巨額のロスを避けることである。

    支出の決定は運用成果によってのみ支配されるべきものであり、その運用成果は運用方針によって決まるのである。

    債券は元本、利息が安全だとか、リスクが少ないと聞いて、債券に投資してはいけない。債券価格はほとんど株式と同様に変動するし、さらに債券は、長期運用にとって真のリスクであるインフレに弱い。

    運用の「時期」と「方法」とを明確に分けて考えなければならない。もし、長期運用方針を具体化する上で、相場が過熱していて現在は適切な時期でなさそうであれば、当面マネーマーケットファンドに避難させておき、相場が妥当な水準に戻った時に長期運用に転換すればよい。

  • 投資について理解するのに著名な書籍だが、読み返すために電子化してほしい。

  • p2
    投資をもう一つの敗者のゲームであるアマチュアテニスに例えるなば、勝負に勝つのは、目の覚めるようなショットを放つプレイヤーではなく、ミスの少ないプレイヤーであると。
    p22
    そもそも投資とは、ゼロサムゲーム以下の、全体としてはマイナスになる、マイナスサムゲームだということを、強調しておきたい。
    p42
    歴史を勉強することの重要性はいくら強調してもしすぎることはない。
    p44
    敵は一人。自分自身だ。
    p78
    天気と同様、運用においても、長期では驚くようなことはないが、短期では驚きの連続なのだ。
    p84
    アインシュタインによれば、人類の最大の発見は『複利の考え方』である。

  • 資産形成についての本。
    自分にとって、資産形成の目的は何なのか考えなければならない。
    小手先よりも、根本の目的作りの大切さを説いている。
    複利について、掘り下げてみたい。

  • 注)最新版ではない
    「本書は一口で言えば、運用を神頼みにせず、その運命の舵取りを自ら引き受けようという投資家のためのガイドブックなのである」

  • ウォール街のランダムウォーカーとこの本、2冊が投資本の最高峰だと思います。

  • お勉強できるプロが売買の殆どをやってるから普通じゃ勝てないよねという本。
    そのプロも平均にすら勝ててないことが多い上に手数料とかあるから圧倒的に不利。
    ウォール街のランダム・ウォーカーに似た内容。

  • 分かりやすく投資について学ぶことが出来た。
    これからの投資生活に向けて、しっかりと考えていきたい。

  • 啓蒙書というか、プロパガンダみたいな本。
    投資が『敗者のゲーム』である、とガンガン主張してきます。
    でも理由や背景、根拠は今ひとつ、はっきりと書いていない。
    名著とされている割には、いまいち。

  • 主張に多少の偏りはある気もするが、「言われてみれば確かに…」と思うような刺激の詰まった本。読みやすいので一読しておいて損は無いと思う。

  • 投資の勉強でもしようかと思って、人に勧められて読みました。
    入門だとちょっと難しいかも。

  • 5年ぶりくらいに読んだ。
    わかりやすく面白い

  • ・機関投資家そのものが市場⇒顧問料や売買手数料などのコストを考慮すると大半は市場水準以下となる
    ・プロは得点を勝ち取るのに対し、アマはミスによって得点を失う
    ・多くの競争相手がでてきたことによって、証券運用は「敗者のゲーム」となった
    ・市場に勝つ唯一の方法は、競争相手のミスを発見し、それを利用すること

    ・アクティブな運用
     ①市場タイミングの選択
     ②個別銘柄または特定グループの選択
     ③ポートフォリオ構成ないし戦略の変更
     ④洞察力に富んだ長期的な投資コンセプトもしくは投資哲学

    ・1982-2000年の18年間のベスト上昇日のうち、30日を逃すとリターンは18%→11%と半減してしまう

    ・長期投資家は、株が値下がりした時にこそ喜ぶべきである(配当利回りが高くなるから)

    ◆おすすめ本
    ・「賢明な投資家」ベンジャミン・グレアム
    ・「証券分析」グレアム&ドット
    ・「バークシャー・ハザウェイのアニュアル・レポート」
    ・ジョン・ボーグル
    ・「ポートフォリオ・マネジメントのパイオニア的手法」デビッド・スウェンセン
    ・「人はなぜお金で失敗するのか」ゲーリー・ベルスキー、トーマス・ギロヴィッチ
    ・「群集」ゲスタヴ・ルボン
    ・「投資をする前に読むべき一冊」アンドリュー・トビアス
    ・「大投資家の名言」
    ・「賢く豊かであるために」クロード・ローゼンバーグ

  • この本は、証券投資は勝ちを目指すのではなく、大きなミスをせずに負けない事が重要と説いている。
    その手段として長期のインデックス投資を勧めている。
    個人投資家は市場の大半を占めるプロと対等に勝負できるはずもないというのは納得です。
    そのプロも市場平均にはほとんど勝てていないという事も書かれている。
    長期投資はインフレとの戦いとの記述も興味深いところ。
    訳のせいかもしれないが、何度か読み直さないと理解できないところが多かった。

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著者プロフィール

ホワイトヘッド財団理事長
1937年生まれ。資産運用分野における世界的重鎮。エール大学卒業。ハーバード・ビジネススクールで最優秀MBA、ニューヨーク大学でPhD取得。1972年にグリニッジ・アソシエーツを設立。以後、30年にわたり代表パートナーとして、金融会社、投資銀行などの経営・マーケティング戦略に関する調査、コンサルティングで活躍。2001年6月、代表パートナーを退任。この間、全米公認証券アナリスト協会会長などを歴任。

「2018年 『投資の大原則[第2版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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