ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理

制作 : Burton G. Malkiel  井手 正介 
  • 日本経済新聞社
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レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532350970

作品紹介・あらすじ

短期勝負か長期投資か、ファンダメンタルかテクニカルか。株をめぐる知的攻防のドラマを軽妙に描いた最高傑作の新版。

感想・レビュー・書評

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  • 投資本の最高峰。この一言に尽きます。

  •  株式の勉強や銘柄選びにかける時間はないけれど、かといって、金利の低い銀行にお金を預ける気にはならない。そんな人にお薦めなのが本書です。
     とりあえず、小難しいことを考えずに、手軽に、株式投資から利益を得るにはどうすればよいか?
     その答えが書かれています。

  • 株式投資の歴史から、投資法について論じた本

    目次
    <blockquote>第1部 株式と価値
    第2部 プロの投資家の成績表
    第3部 新しい投資テクノロジー
    第4部 ウォール街の歩き方の手引
    </blockquote>
    もともと本の存在を知っていて、経済について勉強するのならば、一度は読み通したいとは思ってたので、がんばって読み終えましたけども……。
    正直、全く知識がないわけでもない。苦手なわけでもない。しかし、難しかった。

    読み通す為には、どうしてもファイナンスの知識が必要だろう。読む人を選ぶ本。
    しかしながら、書かれている内容をなんとか理解する限りでは、恐らく最良の本だと思う。

    第一部で株式投資の歴史、特にバブルについて書かれている。多くの人が希望と絶望を見る、好況と不況の正にその様子がよくわかる物語だ。
    そして、第二部で一般的な投資法、チャート、ファンダメンタル、そしてオカルト的な指標についての現実解を出している。第三部では更に発展した現代理論について述べ、どれも最終的には好ましいリターンを返していないことを述べている。

    最後の第四部で、著者なりの投資法を3つと一つを主張している。
    一つだけ何故違うかというと、初版の頃は通用したが、後に同じ戦略をとるファンドが増えたせいでうまくいかなくなった……と著者は述べている。
    残りの三つは。
    ・インデックスファンドに投資
    ・個別株に投資
    ・投資信託に投資

    しかしながら、著者の主張は基本的にインデックスファンドが一番リターンが良いとする説だ。残り二つはあまりよいリターンが返ってこないこともあると前置きした上で、著者なりの解説を加えている。

    この説のとおり、この本がインデックスファンドの火付け役ともなり、そのリターンの有効性を主張する際のバイブルともなっている。それだけに、ここで反駁された多くの投資手法の無能さにショックを受けるし、信じてみたくもなる。
    しかし、完全に理解できないのと、それだけが全てなのかという疑問が残っているので、一旦読み終えてはいるが、また読もうと思う。

  • 【時間無浪費】
    インデックス投資を宣言しておきながら今までバートン・マルキールのランダム・ウォーカーを読んでいなかったわたしです。

    30年以上も前から不変の考え方、すばらしいです。

    わたしはランダム・ウォーカーを読んでインデックス投資をはじめたわけではないのですが、インデックス投資は時間をかけずにできるところがよいと思っています。

    株式投資はとくに時間をかければかけるほど勝率が上がるものではないので(未来はだれにもわからない)、プロの方や趣味でしている人以外は、投資には時間をかけないことが正義と言えます。
    そのような時間があるのなら他のことにその時間を使う方が有意義です。

    また、インデックス投資はほったらかしでいいので、手間ひまのかからない簡単な投資法と考えますが、基本的に「世界全体でみれば、経済はこれからも右肩上がりで成長していく」ことを前提として投資をしています。

    この前提条件が変わればインデックス投資は成り立ちません。

    何も特別に考える必要はないので、インデックス投資はいいです。
    ただ、はじめる前はいろいろ考えるのですが、はじめてしまえば何も考えていません(笑)。

  • ランダム・ウォークというのは、「物事の過去の動きからは、将来の動きや方向性を予測することは不可能である」ということを意味する言葉である。

    システマティック・リスクはまた市場リスクとも呼ばれ、個別銘柄やポートフォリオが市場全体の変動に対して反応する度合いを示す(略)この相対的な変動性、または市場に対する感応度の大きさは、過去の実績に基いて推計することが可能で、ギリシャ文字のベータとして広く用いられているのだ。

    プロはしばしば、ベータの高い株式のことを攻撃的な銘柄と呼び、逆に低い株式を防御的な銘柄と呼ぶ。ここで重要なのは、システマティック・リスクは分散投資によっても低減できないということだ

    長期平均の株式投資の総リターン=投資時点の配当利回り+その後の配当の期待成長率

  • 株で一発儲けよう(笑)と思って読んだんだが、一番楽で確実なのはインデックスファンドを買って、20年とか25年とかしまっておけということのようだ。
    異論を持つ人はいっぱいいそうだけど、多分、わたしみたいな普通の人にとっては正しい結論なんだろうなあと思う。

    この本の初版が書かれた1975年頃にはまだインデックスファンドはなかったそう。
    40年前になるね。
    今では日本でも一般的になっている。

    ランダムウォーク信者に言わせると、チャートなんて見ても無意味ということになる。
    最近の株価は結構上がってきてるんだけど、この先どっちに行くか(調子よく上がってきたからこのまましばらく上がる or 調子よく上がってきたのでここからは下がる)はチャートを見てもわからない、ってのがランダムウォーク信者の言うところ。
    でも、実際にはチャートを見ると落ち着くんだよね ^^;
    Yahoo!ファイナンスからチャートがなくなったら多分暴動が起こるよ。
    人間はなかなか論理だけでは動かないもんだね。

    ってことで評価は★4つくらいで。

  • インデックス➕

  • [配架場所]2F展示 [請求記号]338.155/Ma39 [資料番号]2005300855

  • 株購入の戦略についてかなり長期的な視点から論じた本。巷にあふれる金融商品に混乱している方であればぜひとも一読していただきたい。内容はちょっと専門的ではあるが、ゆっくり読むのであれば問題なく理解できる程度にレベルが収まっている。今までの経済の運動を面白おかしく、時には教訓めいた語り口調で進んでいく本書。真の投資家を目指すのであれば、本書は必須ではないか?

  • インデックス投資が良いということをとくとくと語る内容。

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著者プロフィール

プリンストン大学経済学部教授、プルデンシャル・ファイナンシャル、バンガード・グループ等の社外取締役
プリンストン大学経済学博士。同大学経済学部長、大統領経済諮問委員会委員、アメリカン証券取引所理事長などを歴任したほか、米有力企業の社外重役を務める。

「2018年 『投資の大原則[第2版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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