キャピタル: 驚異の資産運用会社

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532351366

作品紹介・あらすじ

マスコミを避け、宣伝を嫌い、ひたすら長期運用に賭けるプロ集団。その波乱に満ちた人間ドラマを鮮烈に描いた話題作。

感想・レビュー・書評

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  • キャピタルについて調べたいと思っていたので、歴史を知る上で参考になった。

  • 投信会社キャピタルの誕生から2000年代初頭までの歩みを丹念に表した本。

    独特のビジネスモデルは非公開企業かつ独自の哲学を持っているからこそ存在しうることが良くわかります。

    一方で、良い会社(社会にとっても、顧客にとっても、従業員にとっても)を作るには、膨大な時間が必要になるのかと、実感もさせられました。

  • 内容的に古く、金融に携わっていないかたは読む必要もない本だと思います。

  • 世界有数の運用会社キャピタルグループの歴史、文化、哲学を知ることができる本です。個人的にはキャピタルグループは世界で最も理想的な運用会社だと思います。機関投資家を目指す人、アクティブ運用を勉強したい人は是非読んでみてもらいたいです。

  • 会社の組織運営の大切さがよくわかる本である。
    また、いかに顧客満足度を高めるかも重要。人材も等しく重要。
    顧客満足度は従業員のやる気にもつながる。人材を辞めさせないのはコスト的にも、顧客満足度的にもクリティカル。
    これらの要素が上手く噛み合って、一つの会社になったからこそキャピタルの成功はあったのだと感じられる。

    長期視点での投資の大切さも教えてくれるという意味でとてもいい本。

  • ジャパニーズターンアラウンドキャピタルのバイブルでもあります。

  • 投資信託のことは正直よくわからないけど、それを除いても、人を大切にする、組織はあまり硬直的ではなく、自由な発想が重視される会社だということはわかった。日本では本当に知られていないけどねぇ。

  • 丸の内の丸善で目立ったいたため購入決定。そもそも、投資信託って何?っていう疑問もあった。キャピタルという謎めいた、しかし物凄いパフォーマンスを誇る信託会社がアメリカにある。メディアを嫌いその中身が明かされていない投資集団。過去の変遷として、従来の株式投資とは異なり年金基金等の運用を始めた際に生じたベンチャー投資。派生したベンチャーキャピタルは、金融市場の授業でもでてきた米でも有数のVC、セコイヤ・キャピタルだった。結局この本を読んでもキャピタルに関してまだまだベールに包まれている事は多いが、各時代で勝っている企業はどういうものかを学ぶ事ができるかもしれない。なぜならキャピタルは各時代において市場で勝っている組織集団であるから。

  • 「金や名声のためじゃない。お客の夢を叶えるのが仕事なんだ」。マスコミを避け、宣伝を嫌い、ひたすら長期運用に賭けるプロ集団。その波乱に満ちた人間ドラマを鮮烈に描いた話題作。彼らこそ本物のプロフェッショナルだ! 

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著者プロフィール

1937年生まれ。イェール大学卒業後、ハーバード・ビジネス・スクールで最優秀のMBA、ニューヨーク大学でPh.D.取得。ロックフェラー基金、ドナルドソン・ラフキン・ジェンレットを経て、1972年グリニッジ・アソシエイツを設立。以後、30年にわたり代表パートナーとして、投資顧問会社や投資銀行などの経営・マーケティング戦略に関する調査、コンサルティングに腕を振るう。2001年6月代表パートナーを退任。現在、ホワイトヘッド財団理事長。この間、イェール大学財団基金投資委員会委員長、米国公認証券アナリスト協会会長、バンガード取締役などを歴任。『キャピタル』『チャールズ・エリスが選ぶ大投資家の名言』『イノベーターは死なず』『ゴールドマン・サックス(上・下)』『投資の大原則』(共著)など多数の著作がある。

「2022年 『敗者のゲーム[原著第8版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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