貯蓄率ゼロ経済―円安・インフレ・高金利時代がやってくる

著者 :
  • 日本経済新聞社
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レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532351915

作品紹介・あらすじ

かつてダントツを誇った日本の家計貯蓄率が高齢化で急低下し、2020年にはゼロに-。「貯蓄率ゼロ」の世界では、これまでの常識は通用しない。「貯蓄」という視点からこそ見えてくる日本経済の未来。

感想・レビュー・書評

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  • 少子高齢社会の対処法、、、高齢者も引退せずに働き、生涯現役をとおすこと。

    年金制度とか、社会保障制度の見直しには時間がかかり、現状に追いついていないし、すでに手遅れ感がある。
    現状を維持派と改革派は常に存在し、ますます手遅れになっていく見通しだ。
    そんな状況下で生き続けるためには、みんなが労働力となるしかない。

  • いろいろ難しいけど理屈はわかる。
    貯蓄が多かったために投資先がなくなり、もうからないものに投資して収益を生まなかった、とか読むと、郵貯民営化は国がお金を使ったことで生じる利子が払えなくなってたからという面もあるんじゃないかと思ったりした
    GDP中に本来の生産以外に修理増設更新もプラスされているため、そこから生産必要分を引かないと本来の生産分は見えてこないとかあると、数字の見方もいろいろ難しい
    貿易黒字も円高も高貯蓄率のせいだそうで、これから低貯蓄率になっていくため、もっと大変になる印象
    投資としての貯蓄の企業配分の変化を某銀行ドラマの続編でやらないかな
    人口の減少問題を雇用の流動化でゆるやかに解決できるといい
    何事も見直して現状に合わせるのが大事だなぁとつくづく思った

  • 池上彰さんがお奨めしていたのを見て手に取りました。

    本の内容が濃く、
    かなり勉強になりました。

    当時なぜバブルが起こったのか?
    今後はなぜ円安になると言われているのか?
    事実と考察を、
    分かりやすく書かれていて、
    今後の日本を、
    少し知る事が出来た気がしましたよ。

  • インフレ傾向時は早い段階で消費し財産とするインセンティブが働く。デフレ時には資金として保有する事が富の最大化に繋がる。特に、技術革新により、性能のいい新モデルが安く売られるという現代では多消費のインセンティブが働かない。
    今の日本はデフレで蓄財率減少傾向あり。富の再分配が強く機能してない。

  • いずれ日本人の貯蓄率が低下するのでそれに対応していく必要があるという内容。タイトルどおり、円安、インフレ、高金利がもたらされるという。

  • エコノミストの仕事ってこんななんだ、と不勉強ながら知る。
    政策的含意は何にせよ、学部生でも読めるし、読まなきゃ勿体無い。

  • 分類=経済・貯蓄。06年1月。

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著者プロフィール

櫨 浩一(ハジ コウイチ)
ニッセイ基礎研 チーフエコノミスト
株式会社ニッセイ基礎研究所専務理事。東京工業大学大学院連携教授。
1978年東京大学理学部物理学科卒業。1980年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。1990年米国ハワイ大学大学院経済学修士。1981年経済企画庁(現内閣府)入庁(経済職)、1992年ニッセイ基礎研究所入社、2012年から現職。景気循環学会理事。
専門は、マクロ経済調査、経済政策。短期の景気動向の予測を行うとともに、人口構造の変化が経済に及ぼす影響などから中長期的な経済予測を行ってきた。
主な著書に『日本経済が何をやってもダメな本当の理由』(日本経済新聞出版社、2011年)、『貯蓄率ゼロ経済』(日本経済新聞社、2006年)がある。


「2014年 『日本経済の呪縛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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