20歳からの金融入門

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 188
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532353612

感想・レビュー・書評

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  • 著者の心意気に敬意を表する

  • これまで、金融「入門」という類の本を読んでみても結局「入門」の範囲を超えていてよく分からなかったのですが、この本は本当に分かりやすかったです!!

    「20歳からの」といいながら、小学生でも理解できる説明を心がけたというだけあるなと感じました。

    よく聞くけど正確な意味は分かっていなかった言葉や、当たり前すぎていまさら聞きにくいようなことがたくさん解説されていて、すーっとしました。
    文字通り「金融教育」を意識して書かれた本だと思います。

    著者が金融機関で働く方だけに、金融のマイナスイメージ払拭の方向に傾きすぎかなと感じる節がなきにしもあらずですが。。

    とにかく、金融「入門」書を探している方にはオススメです☆

  • 自分が大学生の時に出会っていたらちょっとは違っていたかな?と思った。というのも、大学時代は金融業界(特に証券会社)は人を騙して儲けてるイメージがあり、就職活動の時に全く眼中になかったから。
    でも、本作品で触れられてるように最近は二酸化炭素の排出権取引等、単なる金融商品の枠に収まらない商品を取り扱うようになっているので、理系の学生でも大学で学んだことを生かすことができると知っていたら受けてみるという選択肢もあったのかなぁなんて思ったり。
    これから社会に出る学生向けの内容かもしれないけど、学校では教わらない話なので、簡単なムック本の次に読むにはちょうど良かった。

  • 銀行のしくみがわかりました。

  • 基礎知識をしっかり学べる本

  • つ、疲れた…

    郵政民営化を始め、ホリエモンやら小学生当時には分からなかったことがおさらいできた。

    自分には合わなかったが、具体的な事件を混ぜて制度を説明してもらうほうが分かりやすい…かも

    それにしても、金融業界は儲け方が何だか嫌だなーと再認識させられた。業界の雰囲気も何と無く分かるかも。

  • タイトルの通り、20歳へ向けて銀行の役割やABSやCDSなどの金融用語を平易に解説している。
    シンプルな説明であるが、面白みに欠けるため、個人的にはそれほど楽しいと感じることは無かった。
    高校で現代社会や政経を真面目に勉強した人であれば、新たな発見は少ないだろう。

    興味をもったのは劣後債についての説明。
    金融機関によって発行されることが多いが、これは政府による意図であるとのこと。
    金融機関が幅広い投資家に劣後債を発行することで、経営リスクとと資金調達コストの関係性を経営人に意識させたいようである。
    劣後債の発行はバーゼル規制に対する自己資本比率維持のテクニックとしか思っていなかったので、新たな気付きとなった。

  • 金融の入門書だが、途中からその思想が読み取れなくなってしまう。
    時間をかけるべき本なのだろうが、その余裕がないとつらい。

  • 非常に読みやすく、入門書としては適切なレベル

  • この分野は大の苦手。わかったようなわからんような・・・。証券化、特にCDSについてはイメージがわかない。もう少し勉強せんとダメだ。

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著者プロフィール

野村證券金融経済研究所シニアエコノミスト
1968年生まれ。1990年東京大学教養学部卒、野村総合研究所入社。経済研究部等を経て、2004年野村證券金融経済研究所に転籍。著書に『20歳からの金融入門』等がある。

「2017年 『金利「超」入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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