投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識

制作 : 貫井 佳子 
  • 日本経済新聞出版社
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本棚登録 : 734
レビュー : 74
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532355395

作品紹介・あらすじ

世界最大級の資産運用会社の創業者が、長年にわたり顧客に送り続けてきたレターを元に、成功する投資哲学を伝授。

感想・レビュー・書評

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  • 二次的思考をめぐらす。

    効率的市場仮説では、市場はいつも正しいとは限らない。多数のコンセンサスを織り込むが、それが正しいとは限らない。

    非効率な市場に絞るべき=2部、小型株。

    サイクルに目を向ける。ほとんどのものにはサイクルがあり、大きな機会はそれを皆が忘れた時である。
    サイクルには自律調整力がある。外生的な事象がなくても反転する。その中で信用サイクルは大きなものである。今回は違う、は今回も同じ。サイクルの終わりには、降伏がある。
    熱狂の輪に加わらない。

    そんなうまい話があるわけはない、と思うときはたいていその通りである。

    逆張りをする=二次的思考をめぐらす。
    一世一代のピークや谷は10年に一回ほどしか訪れない。
    割高であることは明日下がる、とは違う。

    平均への回帰より、現在のトレンドが続きそうに思いがち。

    無知を知る=市場には無知な予測家と、無知であることを知らない予測家がいる。=予測は不可能と考える。
    面倒を起こすのは知らないことではなく知らないのに知っていると思い込むこと。

    サイクルほど信頼に足るものはない。

    すべてのことはまぐれから起こっている。歴史上の偉大な軍人も同じ。

    投資は積極果敢さとタイミングとスキル。実際にはスキルはそれほど必要ない。

    正しい決断がよい結果をもたらすとは限らない。逆も同じ。
    知らないことを知っていれば平凡な成績でも長い目で観れば十分。

    負けないテニスをする。ミスをしない。いいショットはいらない。

    ディフェンシブな投資=恐怖心をもって投資すること。

    投資とは未来に対処すること。いくつかの見通しをもつこと。

    逆張りはつねに利益を上げられるわけではない。日常的にはやってこない。

  • ・顧客へのレターのまとめ
    ・当たり前なことが多いが、表現がよく、改めて読む価値はありそう。理解不足

  • 購入後、10回目の読破。
    投資哲学は株式やる人間にとってとてもためになる

  • お金

  • 投資で一番大切な20の教え
    二次的思考をめぐらす。投資に必要なのは計算式ではなく洞察力。理論を無視してはいけないし、支配されてもいけない。道端の10ドル札を拾えるかどうか。
    完璧に効率的な市場も非効率な市場も存在しない。程度の問題。
    本質的価値の算出に必要なのは高度な財務分析だが、価格と本質的価値の関係性を理解するには他の投資家の心理を読むことが重要。投資家心理はファンダメンタルズと無関係に価格を動かす。投げ売りした投資家から買うのが一番良い。
    未来起こりうるリスクのほとんどは主観的で定量化できない。投資家が強気になるほど懸念すべき材料が増える、リスク回避的になるほどリスクは低下する、リスクのあまのじゃく現象。潮が引いて初めて誰が裸で泳いでいたか分かる。
    相場がいい時期はリスクコントロールが試されることが無いため軽視されやすい。リスクへの見返りを上回るリターンを得られるかどうか。人は最悪の事態に備えることはできない。それをしていたら何もできないから。だから十分に取るに値するリスクであるかどうかを考える。
    人間には他人と比べる傾向があり、それが建設的、分析的であるべき思考回路に狂いを生じさせる。年16%リターンでも納得できないこともあれば、年3%で納得できる状況もある。優秀な人でも他の人が儲けていれば自分が惨めになり改宗者になってしまう。好材料がやみくもに高く評価され、悪材料が無視されているときに、その輪に加わらない決断をすること。
    深く考えずにポジションを取るポートフォリオマネージャーは深く考えずに方針をころころ変えてしまい、高値で買って底値で売るという過ちを犯す。居心地の悪さを覚えるポートフォリオを受け入れられるかどうか。ナイフが床に落ち混乱が収まり不透明感が消える頃には、超お買い得品は残っていない。買うことが心地いいときには価格はお買い得ではない。
    今市場サイクルのどこにいるのかを知ろうとする。相場が振り子の端に達するときに備えて警戒を怠らない。変化に応じて自分の行動を調整する。サイクルの頂点や谷底で群衆の振る舞いに歩調を合わせない。
    他のものが積極果敢になっているときに用心深く、恐怖のあまり身動きが取れなくなっているかパニック売りに走っているときに積極果敢になるべき。
    物事がうまくいっているとき、運が能力のように思える。歴史に残る話はたまたまうまくいった結果を能力で後付け的に説明しているだけで、同じ条件でも陽の目を見なかった人は沢山いる。運が良いだけの愚か者。一方で歯科医やピアニストの世界ではランダム性が小さい。決断が正しかったのかどうかを結果からは判断できない。正しい判断が良い結果につながらないことは多々あり、相場とマネージャーの技量では特にそう言える。結果から儲かる判断かどうかは分かるが、優れた判断かどうかは分からない。
    最も起きる確率が高い結果とそれ以外にも起きる可能性のある結果を考える。好ましい結果が生じたときに最大のリターンを確保するより、悪い結果が生じたときに確実に生き残れるようにすること。
    賢明な人が最初にやることは愚か者が最後にやること。心理的要因の影響を侮ってはならない。強欲、恐怖、同調、嫉妬、自惚れ、降伏は思慮深い投資家もその影響を受ける。成功する投資家は一度だけ完全に的中させる者ではなく、大半の場合に大体当たっている者。
    完全に出来上がった投資哲学を携えて投資キャリアの入口に立つものはない。経験と教訓をマーケットが厳しい時期に吸収することが肝要。

  • プロの投資家が何を考えて投資しているのかがわかる本。これを読んでいると、やはり素人投資家が普通に投資で成功するっていうのはかなり難しそうに感じる。やはりインデックスでドルコスト平均法というのが改めて、素人ができる限界だと思った。

  • 4

  • ●過去読んできた多くの投資関連の本に、「市場には勝てない」という文言があったが、この本も例にもれないようだ。
    ●「群衆に歩調合せるな(逆張りで行け)」というアドバイスは興味深く感じた。

  • なんか難しい

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