- Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532356606
作品紹介・あらすじ
経済の実態を把握し、経済やマーケットが今後どう動いていくのかをできるだけ正しく予測する。それは、駆逐艦と潜水艦との知力を尽くした戦いと相通じるものがある-、こう述べる著者が明かす、日々のマーケットでの真剣勝負を通じて体得した、経済の流れを読み抜く技術。
感想・レビュー・書評
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久しぶりに太い本を読んだ。
が、経済面の知識不足から集中して読めなかったのが残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヒットする映画と景気の関係、AKB48、そしてAIと労働力の話に始まり、アベノミクス、中国経済の話など多岐にわたって楽しめました。
景気の波を考えた時に、長期的に見たら少子化や高齢化は切り捨てることは出来ない。商品のヒットを考えた時に高齢者に適した商品を作るのは、当たり前のことかもしれないけど、それに拘っている限りは、革命的なモノは誕生しないだろうなと思いました。
ドルベースで見たときに、国際的に日本はどんどん貧困化していると言うのも、企業は儲かっているし、アベノミクスをどんなにもてはやしても、生活自体が楽にならない理由なのかなと感じました。
経済を、数字ではなく世の中の空気で見るのも勉強になりますね。 -
提議としては良いのだけれど、題名通りの「先読み」なのかどうかは少し疑問。
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■書名
書名:トップエコノミストの経済サキ読み術
著者:上野 泰也
■概要
「日経ビジネスオンライン」で100回以上連載の続いている、上野泰
也氏の名物コラムを単行本としてまとめたものです。著者の幅広い
社会観察と豊富なデータを通じて、経済の先行きを読み解くヒント
が得られます。
(From amazon)
■気になった点
なし -
人気エコノミストが、ファッション、映画、アイドルなどの意外な話題を交え、日本経済の先行きを展望。 上野流経済ウォッチング術5か条の原理原則とは、①情報収集は時間的な空白を作らない②経済データは、数字をもとに自分で考えて解釈する③「日常の生活感覚」と合わない議論はまず疑う、④「世の中の空気」に安易に流されない⑤日本の未来は「人口減・少子高齢化」を「軸」に考える。様々なデータを用いて、経済・金融の動きを読み解く視点が学べる1冊。
序章 「上野泰也流」経済ウォッチング:5か条の原理原則
第1章 景気の変化を意外な着眼点から読む
第2章 崩れるマネーの常識:異次元緩和のゆくえを読む
第3章 見えてきたアベノミクスの限界:経済の基調変化を読み解く
第4章 日本経済は下り坂を進む:なぜ信号は黄色から赤に変わるのか
第5章 世界経済を読むヒント:中国の「学習」や新興国の「体調」を知る