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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784532357191
作品紹介・あらすじ
★「ブロックチェーン」とは、インターネット上の公開された台帳で取引の記録を行う仕組みです。誰もが参加でき、分散的な仕組みで運用され、管理者が存在しない、運営コストが低い、外部からの攻撃に強い、改ざんできない、取引の相手方を信頼する必要がないなど、インターネットにはない特色があります。
★ビットコインを支えるテクノロジーでもありますが、利用分野は金融にとどまりません。特に、「分散」「自律」型の仕組みであることが大きなインパクトをもたらします。要するに、これまでの中央集権的な管理の仕組みや組織が不要になってしまうからです。この衝撃は、既存のフィンテックのもたらす影響をはるかに超えるレベルのものです。
★ブロックチェーンにより、従来考えられなかった夢のようなことが実現できます。劇的な低コストでインターネットによる経済的な価値を伝えることができるだけでなく、取引には偽りがないことや事実であることを証明でき、また、あらゆる契約を、人を介さずに電子的に行うことができるようになります。
★結果、金融・証券・保険など金融サービスの姿が一変するだけでなく、土地登記、婚姻届などのさまざまな記録や知的財産など所有権にかかわるビジネス、仕組み、さまざまな契約へ応用されます。実際に、世界中で活用や実験が進められています。
★さらに、人を介さずに自動的に経営が行われる試みも始まっています。「経営者のいない会社」です。会社全体でなくても、その一部の機能が自動化されていくでしょう。しかも、この変化のスピードはきわめて速いのです。
★本書を読めば、これからの社会を急速に変えていくテクノロジーについて、誰もが理解を深めることができます。1冊まるごと、ブロックチェーンを解説した、あらゆる分野の高感度なビジネスパースン必読の本です。
みんなの感想まとめ
ブロックチェーン技術の将来性とその広範な応用について深く掘り下げた内容が魅力的で、特に金融やIT分野における課題解決の可能性が示されています。セキュリティや改ざん防止の特性が強調され、仮想通貨にとどま...
感想・レビュー・書評
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すげえ本だ。イッキに読み終えた。
寝る前に読んだら、ワクワクドキドキしてきて、心臓の鼓動が激しくなり、読後、しばらく興奮状態が続いて、眠れなかった。
インターネット革命によって、フラットな社会が実現されるとバラ色の未来を描いたのに、現在では、グーグルやamazonやアップルやマイクロソフトなど、ごく小数の勝ち組企業が市場を独占して、多くの優良企業がツブされてしまったし、新しいアイディアをもった未来の新企業も今現に成長を阻害されてる。
または、GoogleやAppleやAmazonなど、ごく小数の独占企業がビッグブラザー化してしまい、次世代の石油と称されるビッグデータを確保すべく、私たちの個人情報はないがしろにされ、全てのプライバシーは監視可能な状態に置かれている。
これはもう『1984年』のディストピアそのものだ。
それと同じことが、ブロックチェーン革命でも、起きる危険性がある。
ブロックチェーン技術を中央集権的に用いれば、小数の管理者によって、全人類の全ての金の動きが監視可能になる。
ブロックチェーン革命によって、自由な社会が実現されるのか、それとも、全てが監視される監獄社会になるのか、現在は、その分岐点にある。
コインチェックのような「カス中のカス企業」がNEMをコールドウォレットに入れておらず、マルチシグにもしてなかったために、ハッカーにまんまと580億円相当も盗まれてしまったなんていうマヌケ過ぎる話は、この際、どうでも良い。
こういうバカげた事件を通して、それぞれのオルトコインは追跡可能な機能を備えたり、マネーロンダリングできない仕組みを作ったり、さらに進化してゆくだろうし、最終的には「盗む価値がなくなる」機能を備えた暗号通貨だって生まれるかもしれない・・・・・ということを書いてる最中にも、Plasma Cashのニュースが飛び込んできた。
2018.3.9.パリ
パリで3月9日に行われたイーサリアムコミュニティ会議に、ヴィタリックがサプライズで出席し、2017年8月から発表されたスケーリング解決のためのPlasmaに続く、Plasma Cashを発表した。
Plasma Cashはヴィタリックと開発者のダン・ロビンソン、カール・フローチによって開発された。
Plasmaをよりスケーラブルにし、一般ユーザーたちの必要動作環境を大幅に緩和する方法として提案された。
Plasma Cashの特徴は
・Plasma coinを発行し、ユーザがトークンを容易に追跡できる
・取引所でハッキングが起こっても、ユーザーは資産を失わない
Plasma Cashのシステムではユーザーの資金を直接扱うのではなく、取引所が注文書の機能を提供し、プラズマの契約を通じて、損失を保証できる。
「取引所がハッキングされた時でも、ユーザーの資産が失われることはない」
とヴィタリックは語った。
すげーーーーー。
まさに未来の通貨だーーーー。
これまでの歴史上なかった、画期的な機能を装備した暗号通貨!
これにより、良貨は悪貨を駆逐するだろう。
素晴らしすぎる。
このように、これまでの歴史上の貨幣にはなかった画期的な機能が、進化する暗号通貨には備わりつつある。
量子コンピューターですら解けない暗号を備えた通貨も開発中。
暗号通貨の未来ははかりしれない。
私たちは、人類の叡智を結集して、ブロックチェーン技術を、小数の特権的な管理者の手に渡さず、自由な未来を実現するために生かさなければならない。
インターネット革命の失敗を、ブロックチェーン革命で繰り返してはならない。
<読書メモ>
ブロックチェーン革命
分散自立型社会の出現
野口悠紀雄
はじめに
p4
間違った説
① なぜビットコインがまやかしか、という説明で
「中央銀行のような管理主体がなければ、通貨は機能し得ない」という論理
② コンピューターサイエンスでの説明
「互いに信頼できない人々が形成するコンピューター・ネットワークが機能し得ないことは、『ビザンチン将軍問題』として知られている。この問題を解決する方法は無い。したがって、ビットコインの仕組みは成立し得ない」
p5
2014年2月23日 マウントゴックス破綻。
この事件は、ビットコインの脆弱性ではなく、その強靭性を示した。
なぜなら、泥棒は、価値が無くなるものは、盗まないからである。ビットコインの価値が破綻しないからこそ、盗むに値する。
泥棒の基本法則:泥棒は価値がないものは盗まない
p6
JPモルガン・チェースCEOジャイミー・ダイモンは、ビットコインは17世紀オランダのチューリップ球根バブルのようなものだと嘲笑した。
2014年3月投資銀行ゴールドマン・サックスは報告書で
「ビットコインは通貨ではない。信奉者は頭を冷やして出直すべきだ」とした。
p7
ところが、2016年までの間に、世界は変わってしまった。
ビットコイン2.0 または、ブロックチェーン2.0 に進化した。急速な変化。
p8
ブロックチェーン以外のフィンテックも、生活を便利にするだろう。
しかし、パラダイムの変革をもたらすような技術革新ではない。
p9
飛行機が革命であったように
インターネットが革命であったように
ブロックチェーンは革命である。
インターネットは社会を変え、経済をリードする主役の交代をもたらした。
しかし、当初予想されていたように、社会はフラット化することなく、小数の大企業が世界を支配するようになった。
アルファベット(グーグル)、amazon、アップル、マイクロソフトのことだ。
なぜ、このような寡占状態になったのか?
本質的な理由は
インターネットの世界では、何が正しいデータかを確かめることが容易ではなかったために、小組織や個人が信頼を確立することができなかったから。
組織が大きいことが人々の信頼の基礎になったから。
ところが、ブロックチェーン技術は、組織に頼らずに、何が正しいかを立証することを可能にした。それが実現することにより、社会は大きく変わる。
組織に頼らずに、個人の力を発揮できる社会が実現する。
経済活動の効率が上がり、組織のあり方が変わり、人々の働き方が変わる。
人々が直接に連絡し、取引する社会が実現する。
p10
しかし、正反対の可能性もある。
銀行などの大組織がプライベート・ブロックチェーンを利用して、効率性を高める可能性だ。この場合には、ブロックチェーンが信頼を確率するのではなく、組織がそれを保障することになる。したがって、大組織が社会を支配する構造が続く。
通貨について言えば、中央銀行が仮想通貨を発行して経済をコントロールする体制。
『1984年』のビッグ・ブラザーの世界だ。
つまり、ブロックチェーンが引き起こす社会変化は、正反対の2つの結果があり得る。
どちらが実現するか?
今、岐路に立っている。
p21
序章 ブロックチェーンが地殻変動を引き起こす
人や組織を信頼しなくても安心して取引ができる trustless system
重要なのは2点
① 管理者が存在せず、自主的に集まったコンピューターが運営しているにもかかわらず、行っている事業が信頼できる
② そこに記された記録が改竄できない
ブロックチェーンがもたらす社会のことを
trustless system
「信頼できないシステム」ではなく
「個人や組織を信頼しなくても安心して取引できるシステム」のこと
p22
trustless trust systemとも言われる。こちらのほうが正確な表現。
これまでは
経済取引は、相手を信頼しないと成立しないと考えられてきた。
どんな事業でも、必ず管理者がいた。
管理者が事業のすべてに責任を持つ。
管理者が信頼できれば、人々は取引をする。
ところが
ブロックチェーンを用いた事業では
事業の進め方はプロトコルとして定めてある
プロトコルとは、コンピューターが従うべき手順の規則集
したがって
管理者がいないにもかかわらず、信頼できる。
これは、それまでの常識を完全に覆すもの。
この発明はあまりにも革命的だ。
経済的価値をインターネットで送ることができる
従来のインターネットでできなかったこと
① 貨幣など経済的に価値あるものを送ること
② 信頼性を確率すること
p24
ブロックチェーンを用いることで、経済的価値をインターネットで送ることができるようになった。
p25
これまでのインターネット → 情報のインターネット
ブロックチェーン → 経済的価値のインターネット
p26
社会を構成する新しい方式が見出された
これまで社会を形成する2つの基本的方法があった
① 計画と統制によって行う
賢人政治。
しかし、実際には全知全能の賢人は存在しないので、計画・統制システムは、独裁権力者による強制政治になる。ソビエト連邦がその例。
ソ連をはじめとする社会主義経済国家は機能不全に陥り1990年代初めに崩壊した。
p27
② マーケットにおける取引を基本として社会を構築する
アダム・スミスが描いた経済システム
社会を構成する人々は、各人がもっとも適切だと思う方法で、自ら望むところに従って行動し、他の人と取引する。必要に応じて仕事を分業する。これらの取引は、マーケットを通じて行われる。結果として、分配が決定される。
政治的な指導者はいるが、彼らは選挙で選ばれる。これもある種の市場取引。
p28
「彼自身の利益を追求してゆくと、彼は、おのずから、というよりもむしろ必然的に、その社会にとって、もっとも有利な資本の使い方を選ぶ結果になる」
(『諸国民の富』岩波文庫 第4篇)
p29
中央管理機関が存在しなくとも、ブロックチェーンを用いることによって、通貨の取引を、高い信頼性で実行できることが立証された。
p30
金融業は、広義の情報産業のひとつ。
情報技術によって大きな変化が生じるのは当然。
現在、金融業で行われている業務の多くは、情報の仲介。
これがブロックチェーンに代替されれば、中間業が不要になるので、コストが低下する。
銀行や証券会社が行っている業務の多くが、ブロックチェーンによって代替されれば、消滅するかもしれない。
p31
ブロックチェーン技術の、土地登記をはじめとする公的な登記や登録への活用が、すでに、いくつかの国で実施されたり実験が行われている。
p32
ブロックチェーン技術は、Iotでも重要な技術となる。
p35
世界はいまブロックチェーンという新しい技術の潜在力に気づいた。
金融の分野だけでなく、Iotやサプライチェーン、医療や教育の分野に用いられている。
すでに300近いプロジェクトがある。
もちろん失敗するものもあるだろう。しかし、いくつかのプロジェクトは成功して成長し、社会のあり方を大きく変えていくに違いない。
問題は、これらの中に日本発のものが殆ど見られないこと。日本は、世界の潮流から取り残されている。
p39
第1章 ブロックチェーン革命の到来
ブロックチェーンとは、公開分散台帳。
誰もが参加できるコンピューターの集まり(P2P)によって運営され公開される。
データの改竄ができないようPoWという仕組みが導入される。これにより、組織の信頼に頼らずに、信頼できる事業を運営できる。
p40
1ブロックチェーンの機能とメカニズム
ブロックチェーンは従来の情報システムと比べると
① 記録が公開される
② 分散的な仕組みで運用され、管理者が存在しない
③ そのため、運営コストが低く、システムがダウンしない
④ 事業主体である組織を信頼する必要がない
という特徴がある
P2Pは、対等な関係にある複数のコンピューターが直接接続しあい、データを送受信するネットワーク。
PoW(Proof of Work)という仕組みによって、記録を事実上改竄できないようにしてある。改竄されていない唯一の真実としての履歴記録が、P2Pネットワークのどのコンピューターにも存在することになる。管理者が不要なので、低コストで運用できる。
p55
ブロックチェーンを用いれば、組織を信頼することなしに真正性を保証できるために、インターネットの世界で経済的な価値を送れる。
p56
プロトコルを書き、それを維持し改善する団体や組織が存在する。
ただし、ビットコインは例外。最初の論文を書いたSatoshi Nakamotoが誰なのか、いまだに分かっていない。
分散システムは攻撃に強い
中央管理的システムは、データを管理する中央コンピューターがダウンすれば全体がダウンする。
しかし、ブロックチェーンは、どれか一つのコンピューターがダウンしても他のコンピューターに同じ記録があるので、システムは動き続ける。これはゼロ・ダウンタイムといわれる特徴。
p58
ブロックチェーンで清算・決算コストを4分の1削減できる
全世界の金融機関で清算や決済にかかるコストは、毎年650億ドルから800億ドル(6.5兆円~8.0兆円)ほどと言われている。
p59
2016年5月、ゴールドマン・サックスはブロックチェーン導入の影響の推計を発表した。
ブロックチェーン技術の導入によって、証券・資本市場の清算・決済コストが、全世界で年間110~120億ドル削減される。
住宅の保険では
アメリカだけで年間20~40億ドルの費用削減が可能。
コストが下がると、利用者の負担が下がるだけでなく、新しい経済活動が可能になる。
特に、国際送金と小額送金マイクロペイメントの面での効果が大きい。
インターネットは、地球規模での情報送信のコストをゼロ近くまで下げた。
それと同じような変化が起きる。
・・・・・・つづく -
途中難解な箇所もあったので、飛ばし読みもあったが、ブロックチェーンの将来性を理解しました。また、いくつか重要な気付きもありました。野口先生の先進性は凄い!
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[本の簡単なまとめ]
仮想通貨に応用されているイメージの強い
ブロックチェーン技術だが、現在(2016年)に
利用されている事例や将来的に利用されると
期待される事例が非常に多く紹介されている。
序盤にはブロックチェーン技術の概要と
その堅牢なセキュリティや対改竄性能の説明
それ以降は、金融やITなど様々な場面における課題と
ブロックチェーンを活用してそれがどのように解決
されるかを解説してくれている。
[学んだこと]
これを読んだのは2020年だが、
2016年時点でもブロックチェーンを主軸とした
スタートアップが多く創立されている点に
非常に驚いた。
全体を抽象的にして説明するとすれば、
ブロックチェーン技術によってできることと
現行のシステムに大きな齟齬がある分野が、
いずれ根本的に変容するであろう、もしくは
変容することが理想的であろうという事だった。
[こういう人におすすめ]
ブロックチェーン技術に対して、
イメージが湧かない人や怪しいと感じている人に
ぜひご一読いただきたいと感じた。
逆にブロックチェーンのアルゴリズムなどを
詳しく知りたい人向けではない。 -
仮想通貨に関する記述が多い。
入門書兼アーリーアダプターのカタログ
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ブロックチェーンのイメージは掴めた。たま今後の社会のあり方等うっすらと見えてきた。少し内容が難しいのと興味が薄いことから完全な読破にならなかった。関連本で補完したい。
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ブロックチェーの技術、及び自律分散型社会を知ったきっかけとなった良著。
今、2021年では少し古いかもしれないが、逆に当時の期待や熱狂が伝わる。 -
ブロックチェーン技術の出現で何が変わるのか
「仮想通貨」。ビットコイン。ブロックチェーン。
一度は聞いたことがあり、興味を持ったことがあるだろう。では、これらは一体どういった代物なのか。これらの発明で一体どういった意味があるのか。説明できるだろうか。乱高下するビットコイン相場に怯えるだけで良いのだろうか。
本書では、著者の専門であるファイナンス理論から、豊富な情報量で今どういった動きがあり、ブロックチェーン技術の何が革命的なのかを解説している。
ビットコインの入門書などで基礎的な知識を得た後ならば、刺激的に読み進めることができる。
今後、金融だけでなく、政治、司法、福祉など、様々な領域で革命が起きる可能性がある。これを読まずして、未来は語れない。
キーワードは、ブロックチェーン。 -
少し古いが、ブロックチェーンのことが大局的に分かる
特に政策的な論点や経済的な論点の提示は面白い
技術的な部分に関してスケーラビリティ問題など若干最近の理解とは異なる気もするが、良い本だと思う
We can understand overview of blockchain revolution by this book.
Especially, political issue, economical issue is interesting.
In additon, the difference about public blockchain and private blockchain is interesting too.
In additon, the relation to IoT and blockchain is new view point for me. -
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分かりやすそうで、説明不足?
「ナンス」で早くも躓いた!
取りあえず最後まで読もう!
できるかな?
不安! -
ブロックチェーンは、よく耳にするビットコインだけではなく 広範囲に活用されるようになりそうな新しい技術。
まだ理解が全然できていないせいだろうが、読めば読むほど、悪意のある攻撃に耐えうるとは思えなくて・・・。
全部は 読まずに期限が来たので返却。
またこの手の新しい本を読みたい。
2017/02/13 予約 5/30 借りる。6/13 読み始める。6/17 いったん返却して再予約。
2017/10/12 再度借りる。10/29頃 読み切れずに返却。
ブロックチェーン革命 分散自律型社会の出現
内容と目次・著者は
内容 :
仮想通貨を支える情報技術・ブロックチェーンが、応用対象を拡大し、ビジネスや経済、社会の姿を劇的に変えようとしている。
ブロックチェーンの全容を、内外の最新事例をもとに平易に説き明かし、その可能性を展望する。
目次 :
序 章 ブロックチェーンが地殻変動を引き起こす
第1章 ブロックチェーン革命の到来
第2章 ブロックチェーンの応用(1) ビットコインの成長
第3章 ブロックチェーンの応用(2) 銀行も導入
第4章 ブロックチェーンの応用(3) 証券業に革命的変化
第5章 在来技術型のフィンテックとその限界
第6章 ブロックチェーンは通貨と金融をどう変えるか
第7章 ブロックチェーンの応用(4) 事実の証明
第8章 ブロックチェーンの応用(5) IoT
第9章 分散型自律組織や分散市場がすでに誕生
第10章 分散型自律組織はいかなる未来を作るか
終 章 われわれは、どのような社会を実現できるか
著者 : 野口 悠紀雄 → URLはこちら http://office.noguchi.co.jp/%e7%b5%8c%e6%b8%88%e3%83%87%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%af%e9%9b%86 『野口悠紀雄Online 』 :
1940年東京生まれ。イェール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授。
専攻はファイナンス理論、日本経済論。 -
図書館で借りた。早く自動化してくれ
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図書館
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話題のブロックチェーンとは何か、その概要を学ぶのに良い本。
この本の中にあった表現で最もわかりやすかったのが、「今までは情報のインターネット、ブロックチェーンは価値のインターネット」という表現。
原理は割愛するが、ブロックチェーンとは、皆に公開する形で情報を保存し、不正を起こさせない仕組みを安価に実現している。これにより、安価に価値を送れるようになることが”革命”と言われる所以。
・Trust less system:人や組織を信頼しなくても取引できる。
・Proof of work:不正を起こさせない仕組み
※一方向関数: 片方へは簡単に計算できるが、答えから本を逆算するのが難しい関数(例 素因数分解)
・ハッシュ関数、一方向関数で前の取引データから、取引内容を引数とした関数
ゴールドマンサックスの推計
スマグリ分野、分散的電源市場がブロックチェーンにより可能になり、アメリカだけで25〜70億ドルのマーケットが創出
今までは情報のインターネット、ブロックチェーンは価値のインターネット
送金コストがゼロ近くまで下がる
クレジットカード決済の手数料は4%前後
Dapp decentralized application, 分散型アプリケーション
DAO decentralized autonomous organization, 分散型自立組織
Ex) Slock.it スマートロック、La’Zooz ライドシェア、Colony クラウドソーシング
スマートコントラクトに基づき管理者なく運用される
イーサリアム: 自由にプログラムできる -
行政へ導入しても効果がありそうだが、まだ、イメージがわかない。
しかし、分散化された自律組織には魅力を感じる。 -
東2法経図・6F指定 338A/N93b/Yoshida
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◯ブロックチェーンによれば、情報と同じように経済的な価値も仲介者なしで送ることが送ることができる。その結果、需要者と供給者が直接的に結び付くので、組織の大きさによる不公平は発生しない。(302p)
★『仮想通貨革命』の時よりも淡々とスキームを紹介する印象。 -
ビットコインの基礎技術、ブロックチェーン。清算や決済のコストを大幅に抑えることが実証されました。証券の決済10分へ時短や海外送金コストが0に近づくなど金融業では近年の金融業への新規参入もあいついでいますのでどんどん加速していくでしょう。
ブロックチェーンの仕組み、種類、例えば管理者がいるプライベートブロックチェーンとパブリックブロックチェーン、コンソーシアム型ブロックチェーンの違いと動向を伝えており、出回っている仮想通貨はどのタイプか説明があります。
借りたいと運用したいソーシャルレンディング、ウーバー、エアビーアンドビーなどシェアリングビジネス、分散電力市場による電力の売り買いなど需給マッチングが盛んになります。
法整備やIoTとの関係、働き方への影響、選挙などの事例を通して私たちの未来をとらえなおす一冊です。聞きなれない用語が多く整理できていない箇所もありますが一読して冷静になれて良かったと思います。
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