チャールズ・エリスのインデックス投資入門

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 77
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532357627

作品紹介・あらすじ

全米で累計100万部超のロングセラー
『敗者のゲーム』著者による入門書の決定版!

「アクティブ運用での一攫千金を夢見るのはやめて、地道にインデックスファンドで資産運用しよう」--
チャールズ・エリスの主張は、いつもシンプルだ。

コンピュータによる超高速取引が浸透すると、ますます個々のファンドマネジャーの能力は平準化されてしまう。
いまや、一般の投資家が連戦連勝するファンドマネジャーを見つけて資産を託すというのは、
ほとんど不可能に近い。

本書は、「夢見る投資初心者」たちにその現実を伝え、インデックス投資のメリットを説く入門書だ。
エリス自身が「アクティブ運用信者」からインデックス投資へ「宗旨替え」するストーリー、
そして簡潔にまとめられたポイント解説は、予備知識のない読者にも非常に読みやすい。

プロ・アマ問わず、投資家必見の1冊だ。

感想・レビュー・書評

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  • 投資。インデックス投資。
    タイトルに"入門"とあるが、個人的な印象としては、インデックスファンドとアクティブファンドの歴史を学ぶための本。
    149ページからの、マラソンのエピソードが印象深い。
    関係のない物事から教訓を得る姿勢を学びたい。
    間違いなく良い本だが、バートン・マルキール『ウォール街のランダム・ウォーカー』を読んだあとでは物足りなく感じてしまう。

  • ・1970年代からアクティブ運用成績は低迷
    ・運用報酬、コストを除いた成績でベンチマークに勝てなくなった
    ・運用手数料は、資産に対してではなくリターンに対して計算すべき
    ・インデックスなら長期投資方針の決定に集中できる
    ・税金も安い

  • ファンドマネージャーが優秀にになればなるほど市場は効率化されていくから、インデクスファンドに投資したほうが長期的には有益だよということが書いてある。

  • ロングセラー『敗者のゲーム』著者による、「インデックス投資」の入門書。業界や経済を分析し、投資する「アクティブ運用」の限界を指摘するとともに、経済全体に投資するインデックス運用の有用性を、自身の経験を交え語る。

    第1部 インデックス運用への長い道のり
     第1章 アクティブからインデックスへ
    第2部 インデックスを勧める10の理由
     第2章 世界の株式市場は劇的に変化した
     第3章 インデックス投資の成績はアクティブ運用に勝つ
     第4章 手数料が安い
     第5章 運用で最も重要な意思決定に集中できる
     第6章 税金が安い
     第7章 売買コストが安い
     第8章 リスク管理に役立つ
     第9章 「ファンドマネジャー選択のリスク」を避けられる
     第10章 ミスターマーケットに惑わされない
     第11章 時間を有効に使える

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著者プロフィール

1937年生まれ。イェール大学卒業後、ハーバード・ビジネス・スクールで最優秀のMBA、ニューヨーク大学でPh.D.取得。ロックフェラー基金、ドナルドソン・ラフキン・ジェンレットを経て、1972年グリニッジ・アソシエイツを設立。以後、30年にわたり代表パートナーとして、投資顧問会社や投資銀行などの経営・マーケティング戦略に関する調査、コンサルティングに腕を振るう。2001年6月代表パートナーを退任。現在、ホワイトヘッド財団理事長。この間、イェール大学財団基金投資委員会委員長、米国公認証券アナリスト協会会長、バンガード取締役などを歴任。『キャピタル』『チャールズ・エリスが選ぶ大投資家の名言』『イノベーターは死なず』『ゴールドマン・サックス(上・下)』『投資の大原則』(共著)など多数の著作がある。

「2022年 『敗者のゲーム[原著第8版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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