教育研修ファシリテーター: 組織・人材開発を促進する

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532490577

作品紹介・あらすじ

年間200件以上の研修・ワークショップに携わる人気講師2人が教える新しい「学び合い」のメソッド。

感想・レビュー・書評

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  • 【備忘録】
    ・話し合いの交通整理により議論の全体像を明らかにするとともに論点を明確にする
    ・視野拡大の質問
    Who 上司の視点と部下の視点、When長期的視点と短期的視点、Where 日本の視点とグローバルの視点といったようにフレームワークを使うのも1つの方法(ロジカルディスカッション参照)

    質問例
    ・同じような疑問を持った方はどれぐらいいらっしゃいますか
    ・もし関連する質問があればまとめてお聞きしますがあなたはどう思うのかよかったら聞かせてもらえませんか
    ・今の質問に対して知恵を貸してくれる方はいませんか
    ・興味深い質問なのでいちどみんなで考えてみましょうか
    ・なぜなのでしょうか
    ・そこから何が言えるのでしょうか
    ・本当にそうなのでしょうか
    ・他の考え方はできないのでしょうか

  • 研修を構成する3つのスタイルと9つの学習法に関して詳しく説明している。また、ファシリテーターとして、それらを効果的におこなうテクニックや組み合わせた実例が紹介されている。研修のなかで改善したいことにあわせて、該当部分を読み直すのが良いと思う。

  • 具体的で、かつ読みやすかったです!

  • 企業の人事部門で研修を作る人の入門書というかマニュアル的に使えるかも。
    学校の先生とかが一斉授業を考え、構築していく際に役立つ部分も大いにあると思う。
    ただ、これで人が変わるとはどうしても思えない。
    反省ではなく内省をさせようとするが、内省ができる人たちなら研修なんて必要ない。
    ただファシリテーター的な要素は研修をしなくても磨いておく必要が大いにあると感じる。そういう意味では、質問力は磨きたい。

  • 課題解決型研修を更に一歩進めた省察型研修「自ら振り返って、これから何を学ぶべきかを学ぶ」とような研修がこれから大学においても、企業においても必要だと思いました。著者は企業内研修のファシリテーターのための著書として書いておられるようですが、大手前においてもファシリテーターの心構えは全く同じだと痛感します。参加者自身が新たな課題や学びに自ら取り組むことを応援し、お互いに学び合う場を創ることなどの心得10カ条です。 そのための具体的なノウハウが満載の今後とも参考にしたい本です。

  • 企業研修のファシリテーターの教本。研修の実情、参加者や企業が研修に求めていること、ファシリテーションの技術、心構え、研修の様々なスタイル等々の全体像が掴めた。

    けど、こういう研修って、結局「満足感」が得られれば終わりな気がしてならない…。それだけでいいのかなぁ。

  • ワークショップデザインを発展させた本かな?
    紹介されているアクティビティを講習で使用した。

  • この手の出版本は少ない中で、かなりまとめられていると思う。特に今からセミナー講師を目指す人や、企業の教育担当者のノウハウ本としてはおすすめ。

  • 堀さんの本が全般的に面白そうで手を付けた

    面白かった!
    いろいろなサンプルにも富んでるし、これは今後のワーク型勉強会に確実に活かせる。教科書的に横においておきたい一冊。

    例えば、必ず手をあげさせる、など。ーな人はいますか?と聞いたら、ーでない人は?と聞くなど。そういえばそういうの受けたことあるなーと思い出が。

  • 研修を構成する基本的な要素がまとめて書いてあります。
    研修の受講経験が乏しい方であれば、色々と学ぶ点が多いかと思います。

    研修を設計する際にはさらりと一読することをお勧めします。

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著者プロフィール

組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会フェロー。大阪大学客員教授(テクノロジーデザイン論)。
1960年神戸市生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。ミノルタにて製品開発や営業企画、経営企画に従事したのち独立。2003年に日本ファシリテーション協会を有志とともに設立し、初代会長に就任。組織変革、企業合併、教育研修、NPOなど多彩な分野でファシリテーション活動を展開している。ロジカルかつハートウォーミングなファシリテーションに定評がある。

「2022年 『ファシリテーション・グラフィック[新版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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