るるぶ 宇宙 探査の最前線から未来の旅行プランまで (JTBのムック)
- JTBパブリッシング (2021年3月30日発売)


- 本 ・雑誌 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784533144493
作品紹介・あらすじ
ガイドブック「るるぶ」が宇宙進出!?
月旅行から「はやぶさ2」まで、宇宙開発・宇宙旅行の最新事情が楽しみながら分かる&妄想旅で楽しめる「宇宙のガイドブック」が登場。
「はやぶさ2」のカプセル帰還をはじめ、日本と宇宙がつながるニュースに事欠かないこの頃。
野口聡一宇宙飛行士のISS滞在、星出彰彦宇宙飛行士のISS船長任命など、嬉しいニュースも多いけど……
そもそもISSってなに? 宇宙って結局行けるの? 月への旅程ってどんな感じ? 火星の開発ってどうなってるの? などなど、疑問も深まるばかり。
そんな疑問を持ったガイドブック「るるぶ」の編集部が、「宇宙旅行の最新事情」という未知の領域を徹底調査!
現状で考えられる宇宙への旅路や、野口さんも搭乗したスペースXの宇宙船「クルードラゴン」の中身も「るるぶ」らしいビジュアルメインの楽しい誌面で解説。
宇宙開発事業に関わる人、宇宙旅行を予約した人、火星環境での居住実験の経験者など、様々な立場で宇宙に関わる人たちの実録インタビューも満載で、
いつかは宇宙に行きたいあなたに、この1冊が妄想のヒントになるかも?な、るるぶ初「宇宙のガイドブック」です。
【主な掲載内容や特集】
●宇宙旅行最前線
・「国際宇宙ステーション(ISS)への旅」を筆頭に、宇宙飛行の流れを「るるぶ」的なモデルプラン形式で紹介
・『宇宙兄弟』で学ぶ!宇宙飛行士のなり方Q&A
・月面開発の現在の想定や、宇宙での生活の質を高める事業など、最前線の話題もたっぷり掲載
●はやぶさ2大特集
・リュウグウはどんなところ?
・はやぶさ2の軌跡
・これから向かう小惑星1998KY26って?
●宇宙早わかり
・宇宙ってこんなところ
・太陽系惑星の「見どころ」紹介
●すぐ役立つ!日本の宇宙スポットガイド
・JAXA施設誌上見学ツアー(筑波宇宙センター、種子島宇宙センター)
・宇宙にまつわる展示や体験ができるオススメ施設ガイド
and more!
感想・レビュー・書評
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るるぶに宇宙があるなんて!
月周回旅行(700~1000億円)、無重力体験できるサブオービタル宇宙飛行(3000万円)、航空機で無重力体験できるプラン(120万円)...
夢は無限大だが値段を見ると現実に引き戻される!
吸い込まれそうな漆黒の宇宙や、宇宙の音を感じてみたいけど、庶民には夢のまた夢だね。
気軽に行けない分、宇宙が不思議で魅力的な存在であり続けるのかもしれない。
海外旅行並みに行けるようになったら、人間のことだから、地球のようにあっという間に生態系(あるのか?)や環境を壊したり、テリトリーを巡って宇宙戦争が起きるかも。
後半に出てくる日本の宇宙スポットの紹介は、気軽に行けそうなので安心!
つくばのJAXAはもちろん、種子島宇宙センターに行ってみたい。
「遠くからでも空気を引き裂くようなバリバリ...という大音響や振動が響く大迫力の打ち上げは、一生の記憶に残るほどのインパクトだ(P74)」という一文を見たら、体験したくて仕方ない! -
大人が本気で遊ぶと面白い。
まさに『るるぶ』。宇宙版。
「今度の休みに宇宙に遊びに行こうかな~」くらいの気楽さで記事が作られている。値段とかスケジュールとか見て、アゴが外れるわけだけども。
日本でも世界でも、こんなに宇宙系民間企業があるんだなあと。
火星がワクワクする。
奥付の宇宙シャトルバス内(たぶん)の写真は夢いっぱい。
JAXAのリラックマぬいぐるみが欲しくてたまりません。 -
JTBが発行する国内/海外の旅行情報誌「るるぶ」の宇宙旅行ガイドである。2021年3月発行。
主な内容は以下である。
1.国際宇宙ステーション(ISS)大特集・・・星出彰彦宇宙飛行士2021年春ごろISSへ!!、ISSヒストリー、ISS早わかり、ISSへの旅ダイジェト、ISSで食べる、ISSで暮らす、アメリカの民間宇宙船、宇宙飛行士へのQ&A
2.宇宙旅行・話題の注目プラン・・・宇宙旅行最前線、月周回旅行プラン(スペースX社)、サブオービタル宇宙飛行(ヴァージン・ギャラクティック社/ブルー・オリジン社/PDエアロスペース社)
3.宇宙旅行・未来プラン・・・月編(20★★年 人類は月面都市へ!?、月の探査ヒストリー、月への近未来プロジェクト)、火星編(火星への有人着陸を目指して)
◆宇宙早わかり・・・はやぶさ2、宇宙ってこんなところ、太陽系惑星トラベル(地球、月、火星、木星、土星、水星、金星、天王星、海王星)
◆宇宙スペシャルグラビア・・・ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた天体の絶景
◆すぐ役立つ!日本の宇宙スポットへ・・・JAXA筑波宇宙センター、JAXA種子島宇宙センター、おすすめ宇宙施設
特に、テスラの共同創設者イーロン・マスク氏が作ったスペースX社による月周回旅行(予算:700~1,000億円/1人、期間:約6日間、2023年開始予定)や、リチャード・ブランソン氏が作ったヴァージン・ギャラクティック社のサブオービタル宇宙旅行(予算:25万ドル/1人、期間:訓練含め最短7日間)などの宇宙旅行の情報を見ると、遠い未来のことと思っていたものが、間違いなく現実になりつつあることがわかり、ワクワクしてくる。
宇宙・天文分野の取材・執筆を長年行ってきている林公代氏が監修し、構成・内容もしっかりしており、(ややこしいことは省いた)宇宙の入門書としても読める、充実した一冊となっている。 -
このぐらいライトなのが、欲しかった!ネット情報よりも確度がたしかで、専門書よりも広い分野をカバーしている。なにしろ夢が広がるのがグッド!
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2021/4/10(土) Yahoo!サイトで紹介されていた。
『コロナで旅行ガイドが売れない…るるぶがまさかの「宇宙ガイド」に進出』を見て、興味が出ました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/346d494f1c8df595040d0743e1208934db625e0b?page=1 -
知る人ぞ知る話題書。宇宙旅行の現在のフェーズを非常に上手にまとめていて、読み応えがある。コロナ禍で旅行に行けなくて辛いという人は、これを読んで宇宙に思いを馳せるべし。
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6月23日新着図書:【旅行ガイド「るるぶ」の「宇宙」。宇宙旅行のプラン(期間・金額)。国際宇宙ステーションでの衣食住。JAXAなど日本の宇宙関連施設。宇宙食。宇宙についての本など紹介。各施設の限定グッズや見どころチェックもあり、楽しめるガイドです。】
タイトル:るるぶ宇宙 : 探査の最前線から未来の旅行プランまで徹底ガイド
請求記号:ブラウジングコーナー
URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28184566 -
大胆な発想です
( ^∀^)
旅行に出かけられないならいっそ!
宇宙旅行を妄想してみよう、とは。
でもデータは最新、だよね。将来実現するといいですな。
2021/05/27 更新
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トンボだったか、何かの虫は構造上飛べるような翅ではないとか、彼彼女達が力学?的なコトを理解したら飛べなくなるらしい。。。
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トンボだったか、何かの虫は構造上飛べるような翅ではないとか、彼彼女達が力学?的なコトを理解したら飛べなくなるらしい。。。
夢の無い猫の戯言でした。
ナルホド!
そう言えばカレル・チャペックの皮肉の利いた短篇にそう言うのがありました、、、
『空を翔べた男』(「こまった...
ナルホド!
そう言えばカレル・チャペックの皮肉の利いた短篇にそう言うのがありました、、、
『空を翔べた男』(「こまった人たち」 所収 平凡社ライブラリー)