- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534026439
作品紹介・あらすじ
本書は「論理的な書き方」が何であるかを伝える本です。また、「論理的な書き方」ができるようになるのを手助けします。つまり、「書き手が随想を連ねて終わり」という類いの本ではなく、プラクティカルな本であることを目指しています。
感想・レビュー・書評
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論理的に書くことを具体的に理解したい人におすすめの本である。何故なら、前半では主張・根拠といった論理的な文章を書く上で必要な要素が繰り返し説明され、後半では実際に悪文を例にして非論理的な文章とはどのようなものかを体験できるようになっているからである。最終的には実践方法も学ぶことができる。
しかし、理解することと実際に書くということでは差があるため、繰り返し実践を積みながらもこの本に立ち返ることが大切である。
上記レビューは論理的なのか、非論理的なのか。
この本を読み終わった人ならそういう視点で見てしまうだろう。
今の「だろう」というワードにも反応して、少々不自由さを感じる。
ただ少しずつ慣れていきたいし、最終的には枝葉末節というよりは「相手が理解しやすい」と感じる文章を書くというのが目標である。
(メモ)
非論理的な文章が通用するのは仲間内だけであり、同じ考えを共有している者同士である。例えば男と女のように生活・背景が異なれば同じ文章を読んでも解釈が異なるので、読者が理解してもらえるような主張、そしてそれを支える根拠が必要となる。聞き手を意識して話す・書くというのは当たり前といえば当たり前だが、主張と根拠が結びついていなかったり、主張が主張になっていない、また、批判を恐れて”逃げ”の表現を使いがちになる。この本は日本人にとって耳が痛い本であるが、今後読書をする上でも使えそうである。(何故、論理的に書く本なのに読書に関係あるのか。理由は書かない。 著者の言い回しが気に入っています。)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
回りくどく書かない
主張は先に、根拠は数をまずあげて説明
アメリカの文章の書き方を参考に