論理思考力を鍛える本: 問題演習

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  • 日本実業出版社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534034502

感想・レビュー・書評

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  • 論理学のトレーニング本だが、本当の初学者が始めるには少し難しい気がする。
    ある事柄を否定する問題の解説で、「〇〇である」を否定している場合と、「〇〇では無い」ことを肯定している場合が、並列に並んでいるため、初学者にとって、かなり混乱をきたすと思う。
    また、例題の登場人物の名前が似ていたり、区別しにくい時もあり、読みづらい場所もあった。

    少し、論理学を勉強してから読み進める本かもしれない。

  • ベン図と三段論法に強くなれると思います。演習は足りない。複数人で取り組んだ方がいいでしょう。
    解説に、どういった視点から、どこを着目すれば良いか、と言うことの解説がもう少し欲しかった。

    個人的にはこういう演習系は楽しいので東大生のケース演習とか、フェルミ推定解くのはそれこそ脳トレかと。

  • 論理学で使われる用語を丁寧に解説することで
    論理的であるとは何か?どうしてそれが必要なのか?ということをまず提示してくれる。
    文章も平易だったので、とっかかりとしてはとてもいい本だった。
    ベン図を使って考えるのも、慣れてくるすっきりと問題を考えられてとても役立った。
    筆者は、日常においてはアーギュメントの論理が間違っていないかよりも
    「もっともらしさ」が人の心を左右する決定打になると述べている。
    これは確かに正しいだろうけれど、けっこう痛烈な皮肉だなと、耳が痛くなった。
    ただ、問題は何度も解いているうちに覚えてしまうだろうから
    繰り返して読む場合、半分以上は不必要なページになりそうなので、購入はしないかな。

  • 三段論法に特化。

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著者プロフィール

東京大学医学部保健学科卒。同大学院博士課程単位取得。日本経済新聞社データバンク局に約6年間勤務。ICCF(国際通信チェス連盟)インターナショナル・マスター。JPCA(日本郵便チェス協会)第21期日本チャンピオン。JCCA(日本通信チェス協会、旧称JPCA)国際担当(ICCF delegate for Japan)。主な著者に『史上最強の論理パズル』『論理パズル「出しっこ問題」傑作選』『人工知能はいかにして強くなるのか』(以上、ブルーバックス)、『数学〈超絶〉難問』『数学〈超・超絶〉難問』(ともに日本実業出版社)、『13歳からの英語で自分の意見を伝える本』(PHP研究所)など多数。

「2022年 『3語でネイティブ英会話 [音声DL付]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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