コーチングのプロが教える心を動かすリーダーシップ

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  • 日本実業出版社
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感想 : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534036445

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  • 大切なことはシンプルである、という私自身の信念に通じるものがあった。

    自分が教員であり、またミドルリーダーの立場になりつつあることから、対生徒、対同僚の両面から興味をもって読んだ。

    自分は何がしたいのか、それは本当にしたい(行動に移したい)ことなのかを、真に納得するまで自分に問いかけること。
    リーダーの孤独を理解してくれる人をもつこと。(心が安定するからという情緒的な理由ではなく、独善的にならないため)
    安心感で人を動かすこと。(これは私が人生のバイブルにしている『まじめに生きるのを恥じることはない』に通じる)
    相手の心に飛び込むこと。それには、とことん相手の話を聞くこと。しかし、自分の軸に妥協はしないこと。
    投げかけられる問いに対して、答えを簡単に与えないこと。(これは、教育における大きなポイントでもある。)自立させることが大切であること。
    脇役(パート社員、非常勤の人など)を巻き込み、主役にすること。
    自分の尊厳を守るためには時に戦うことも必要であること。

    言うは易し、行うは難しだが、こうしたことがすべて実例をメインに書かれていたので、ロールプレイングのように、自分だったらどうするだろう、と自分に置き換えて考えながら読み進めることができたのがよかった。
    読んでみて改めて思ったのは、人を動かすのに本当に必要なものは、小手先のテクニックではなく信念であるということ。読みようによっては、特効薬はない(これという解決法が載っているわけではない)ということだが、「学問に王道なし」と言うように、コーチングにおいてもやはり最終的にはそれが一番大事なのだと思う。
    自分自身の中にすでにある考え方ではあるが、色々な人の言葉の中に同じものを見つけると、これでいいのだと改めて思える。
    しかしながら、やはり行うは難し、だ。強い心が必要。

    (レビュー記事
    http://preciousdays20xx.blog19.fc2.com/blog-entry-511.html

  • ”前回の社内読書会でMさんからオススメあり。第2回の課題本に。実話をもとにしたビジネスコーチングの会話がたっぷり。

    <読書メモ>
    ・リーダーたる者が持つべき要素(まえがき)
    ・「荒巻さんは本当に会社を変えると決めていますか?」(p17)
    ★形から入ったリーダーシップは身につかない。
     リーダーに会社や社員に対する信念があれば
     自然とリーダーシップも備わってくる(p33)
    ・決めることを決めていない(p38)
    ・「認めている」というメッセージを伝える(p71)
     例)「髪の毛切ったね」「テーブルのレイアウトを変えたんですね」「ポスター貼ったんですね」など、変化に気づき、それをただ事実として伝える。
    ・「どうすれば売上げを上げられると想いますか?支店長の考えをぜひ教えてください」(p77)
    ・相手の話を全面的に「受けとめる」という姿勢を示すことで、相手の自発性や当事者意識を高めることができる(p79)
    ★「一緒にやろう、そう言って欲しいんです、社長に。」(p83)
    ・「たとえその答えが間違っていたとしても、僕は決してあなたを責めたりはしません。でも答えを出す労を惜しみ、誰かに頼り、あるいは何となく時間に流されていくことは絶対に許しません」
    ★叱る以外の方法(p96)
     「認めてしまうんです。……その行為を取ったことについてはきっと理由や背景があったのだろう、それは理解するよ、というのを示すわけです。叱られ慣れている人には結構新鮮だと思いますけど」
    ・逃げない(p128)
     「申しわけありませんが、会社を辞めてください」
    ・責任は自分にあると考えた社長は、多忙なスケジュールを何とかやりくりし、函館にいたその部下のところまで大阪から飛行機で謝りにいったのです。たった一言「すまんかった」と言うために。(p149)
    ・その人に依存するから、逆に周りの人間が伸びなくなる
    ・戦意を創出する会議と戦意を喪失する会議(p170)
    ・会社はシステムで成り立っているわけでも、経営戦略で大きくなるわけでもない。一番大事なのは社員の『こころ意気』だということです。(p180)
    ★軸を決め、ミッションを決め、そして決めることを決めれば、誰でもリーダーになれる!(p187)”

  • 社長である父の急病を機に銀行マンから経営者に転身した主人公がコーチングを受けながらリーダーに成長していく様子を描いている中で、リーダーに求められる行動を紹介している。

    実話を基にしているということだが、それにしてはうまく行き過ぎという感じがしないでもないストーリーに思わず惹きこまれてしまう。
    (これも読者にモチベーションを持たせようという著者の意図?)

    その中で、主人公がぶつかる問題に対してのどういう意図でどのようなコーチングを行うか、そして主人公がどう考えて結論を導き出すのかがわかるようになっていて、参考になる。

    一方で、主人公が意識を変えたり、行動に移したりするに至る過程の詳細な描写は多くはない。ここが一番のポイントだと思うのだが、やはりそこは実際にコーチングが必要ということかな。

  • 小説調で気軽に読める。かなり納得。

  • 著者が行ったコーチングの内容をベースにコーチングのいろはを指南している。サラリーマンがある日突然負債500億円を抱える企業の経営者になるという物語で話が進む。その過程でリーダーになっていくストーリーだ。

  • ストーリーになっていて、本だけでは理解しにくいコーチングを分かりやすく説明

  • これはいいです。というか凄く好きです。

    コーチングを受けながら、二代目社長が立派なリーダーに成長し、会社を立て直すという話です。(実話らしいです)

    コーチングのテクニックを紹介するという感じじゃないけど、ストーリーがあるので凄く頭に入りやすかった。

    こうならなければ!という気になっちゃいました。
    まさに「心を動かす本」です。

    コーチング手法をいかに実際に生かし、よきリーダーになるか?
    ということをイメージするにはもってこいだと思います。

    コーチングテクニック本を読んだあと、この本を読み、その後実践するというのがベストではないでしょうか。

    コーチングに興味がある全ての人にオススメ!


    ※この人の本は2冊目だけど相性いいみたい。
     他の本もよんでみようと思う。

  • 事実を基に小説のように書いているので、すらすら読める。
    コーチングの仕方はわかりやすいが、「リーダー」とはどうあるべきか。ぐっときました。★4つです。また見返したい1冊。

  • 実際にエグゼクティブのコーチングをしていく上で起こった話を、ドキュメント風にまとめてあります。

    コーチをつけようと思っている、管理職の方や、エグゼクティブコーチングをしようと思っているコーチの方は一読の価値があると思います。

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