戦争とゲーム理論の戦略思考

著者 :
  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 52
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534038791

作品紹介・あらすじ

孫子、韓非子、クラウゼヴィッツ、リデルハードほかの戦略家の書と思考、ビジネスや駆け引きにおける幾多のゲーム理論…、最適のアプローチとは!?あらゆる「戦略」がここにある。

感想・レビュー・書評

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  • 施政者はどういった理論で戦争を起こすのか。そのやり方を学べば、戦争を防ぐことができるのではないか。私はそう思う。この本はそういう「やり方」を学ぶのに役立つ本のひとつだと思う。

  • 戦略とは目的を決め、それを達成するための手段、方法を考えること。
    与えられた問題を解決するのにどうすればいいかというその答えが戦略。
    シナリオと目的は合理的なものでなければならない。
    戦争そのものを目的とする戦争もある。
    戦争は何が何でも勝たなければならない。かつということは敵を打倒すること、敵の軍事力を破滅させること、これが戦争の専門家である軍人の発想である。
    望ましい戦後秩序なく戦争では意味がない。

  • 入門書にしては構成が不適切な印象です。
    あんまり体系だってないや。
    表題に期待すると、間違いなく損します。

    コンテンツは
    ・過去の戦術、戦略書の紹介
    ・現代ゲーム理論の紹介
    ・過去の策略家の名言紹介

    no opinionです(笑)

  • 『孫子』やクラウゼヴィッツの著作といった、戦略書に興味があるけど、いきなり読んでも分からない。とりあえず入門書的なものが欲しい。

    という方にはおすすめできる本です。実際自分も上記の意図で読んだので。


    イントロ・戦略書の解説・ゲーム理論・後記といえる名言集、の四部構成となっています。

    ゲーム理論の部は詭弁の例を並べただけ、という感があって説明不足だと思いました。
    上記の目的で読む方は戦略書の解説のみを読めば良いと思います。

    ただ、なんども太平洋戦争での日本の参戦決定を論外としているのは不愉快に感じました。

    戦争の勝敗は目的を達したかによって決まるという、戦略書に一貫する立場に立てば、負けたのは明らかにイギリスを始めとする、戦後植民地を失った西欧諸国でしょう。日本は白人によるアジア支配、という構図を崩すきっかけをつくったのですから。

    とりあえず入門書としてはおすすめできます。

  • 前のめりの表現

  • ゲーム理論と戦争論を元にして戦略を考えて行こうという趣旨の本(と勘違いしてました。)
    個々の事例は面白いのに全体としてまとまりがなく作者が結局戦略思考をどう生かそうとしているのかが理解できない。

    最後の章でおまけにつけた名言集なのは蛇足以外なにものでもない。

    韓非子よりマキャヴェリの考えに賛同かな。人間を性悪説で捉えても計算できない情というものがあるのですよ。


  • ビジネスと戦争
    戦争とビジネス

    戦略思考とは。

  • 『孫子』やクラウゼヴィッツの著作といった、戦略書に興味があるけど、いきなり読んでも分からない。とりあえず入門書的なものが欲しい。

    という方にはおすすめできる本です。実際自分も上記の意図で読んだので。


    イントロ・戦略書の解説・ゲーム理論・後記といえる名言集、の四部構成となっています。

    ゲーム理論の部は詭弁の例を並べただけ、という感があって説明不足だと思いました。
    上記の目的で読む方は戦略書の解説のみを読めば良いと思います。

    ただ、なんども太平洋戦争での日本の参戦決定を論外としているのは不愉快に感じました。

    戦争の勝敗は目的を達したかによって決まるという、戦略書に一貫する立場に立てば、負けたのは明らかにイギリスを始めとする、戦後植民地を失った西欧諸国でしょう。日本は白人によるアジア支配、という構図を崩すきっかけをつくったのですから。

    とりあえず入門書としてはおすすめできます。

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